「卒業研究」という言い方ですとnoaさんは理系の方で,実験や収集したデータに基づいた研究成果をプレゼンされると思いました。その前提で私の経験で少し書いてみます。
プレゼンの構成で成否は決まると思います。実際のプレゼンの時間の流れの逆になりますが,構成を考えるときは何をプレゼンでキメにするかを決め,そこに至る道筋を明確にすることです。その経路がコジツケでなく誰もが考える推論過程をたどっていれば,データと共に導かれる結論に対する賛同も得やすいと思います。
推論過程を明確にするために,その課題に対する仮説の構成を明確にすることが大切になります。
OHPシートはプレゼンの順に,課題や仮説の構成を示したもの,実験手続き,素データ,考察・推論の過程,結論的データの提示‥‥のように5段階程度に,まとめて作る必要があります。
特に最初の課題や仮説の構成の段階の論理構成を明確にすると,その後の運びが容易になります。
プレゼンの時間を考えて上記5段階で何分ずつ割り当てるか考えてプレゼン原稿を作ってください。原稿を作るのは,各段階パートでどの程度まで話すかを考える目安のためです。実際のプレゼンでは原稿を棒読みするより,原稿作成時のキーワードを意識して,OHPシートのデータや図式に沿って説明・プレゼンした方がうまくいくことが多いです。アドリブを入れすぎて時間不足にならないことにはお気をつけください。
何カ月もかけて研究してきたデータでしょうから,自信をもってプレゼンしてください。きっとこれまでの苦労の成果がnoaさんに成り代わってnoaさんの人となりを語ってくれるはずです。
お礼
まとめて皆さんにお礼をしたいと思います。 おかげさまで、金曜日に無事プレゼンテーションを終わりました。 教えていただいたサイトや、皆さんの考えのおかげです。 はい。 全員にポイントをあげたいのですが、二人までなので特に参考になった発言にあげることにします。 noa