確かに今年は寒い→暖かい→寒い→暖かい・・・の繰り返しで心配ですね。
でも、チューリップは寒い時期にも土中で成長します。
寒いときは根を張ることをします。
暖かくなり始めると土から芽が出始めます。
(チューリップは気温の上下が必要なのです)
葉が出て結構、成長している(葉が)時期に雪が降れば対処したほうがいいですが、
芽の出始めだと気にしないでいいと思いますよ。
ただ、土中が完全に凍ってしまうようなことがないようにしてください。
余談ですが、啓蟄が過ぎました。
害虫(特にアブラムシ)が来ないように対策しておいたほうがいいですね。
アブラムシは新芽など柔らかいところが大好きです。
一度付くと増えるのは早いですし、新芽がやられると成長しないままになります。
オルトランなど散布しておいてください。
(食べるものではないので薬品類の使用は大丈夫)
肥料を気にしているのであれば、液体肥料を与えればOK。(2週間に一度ほど)
新芽が出た頃に「お礼肥料」を与えるということですね。
もし、子球根を取りたい場合は、
花が咲き終わったときに、茎の根元から切り落とします。
この際、葉は残すこと。
残った葉の光合成と肥料で子球根が育っていきます。
このときに最も肥料が必要です。
液体肥料を与え続けてください。
(肥料焼けしないように日を空けること。1週間~10日に一度の割合)
葉が完全に枯れたら土を乾燥させる(水を与えない)。
その後、掘り返して球根を風通しのよいところで表面を乾燥させる。
秋まで保存して、気温15度以下になった頃に新たに球根を植えつける。
ただし、チューリップは病気になりやすいので子球根が取れることも稀で、取れたとして植えつけても芽が出ないことが多いです。
それでも子球根が取れると嬉しいですけどね^^
球根類は病気になりやすく、チューリップは特にと思ってください。
これを少しでも避けるために球根を「殺菌剤」に浸して植えつけることをします。
(ずっと浸すのではなく、一瞬潜らせる程度ですけどね)
取りあえずは、凍らないようにする、害虫対策をする、肥料を与える、ですね。
きれいに咲き乱れますように^^
お礼
お礼をするのが遅くなってしまいまして申し訳ありません。とても丁寧に回答をいただきまして本当にありがとうございます。チューリップの特質もよくわかりましたし、子球根が取り方もよく理解できました。とてもうれしいです。春になって花壇いっぱいにチューリップが咲くようにがんばって育てます。