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「ハウルの動く城」の解釈について。

FM-8の回答

  • FM-8
  • ベストアンサー率39% (65/164)
回答No.3

宮崎監督というのは,以前から,「原作壊し」の常習者です.これくらいは覚悟しておいた方がいいでしょう. 私も映画を見る前に,原作を読みましたが,正直,「よくあの原作を2時間にまとめたな」と思いました. たしかに,「戦争」の描写がしつこくて,ちょっと引いてしまいますが,それをカバーしてあまりあるのが, マルクルやカブとのかけあいです. 洗濯物を干すシーンだけで見せてしまうのは,さすがですね. ジブリは,徳間書店から独立したので,これまでのように「超ヒット作品」である必要が無くなったのですよ. その証拠に,ほとんど宣伝してません. これは,ジブリの作品が今後,徳間書店の借金を返すために,「是が非でも大ヒット」を目指す作品ではなく, 「自分たちの作りたい作品を作る」路線へ転換する第一歩の作品だったんだなぁと思います. Q1:ご質問者の意見は,その通りだと思います. Q2:やりそうなのは,荒れ地の魔女とサリマンですが,ご質問者の意見の通りだと思います. Q3:荒れ地の魔女は,ある意味で,「死に場所」を探していたのです.人間, 何もかもやり尽くすと,そういう風になるのだろうと思います.「誰か俺を止めてくれ!」と.そのために,強い敵を求めていて,それが「ハウル」だったのでしょう.別に,それが目的ではなかったんですよ. Q4:悪い状態だと思います.ある意味では,「仕事中」というか.仕事は,自分のやりたいことではなく,だれかの指示や命令に基づいて行われます.自由にやりたいことをやっている状態ではない.という意味です.  「良い悪い」というのは,「誰が誰に対して,何の目的で」と考えていかないと単純には決められません. 私の好きなシーンは,ソフィーが「だって,あなたを愛しているから!」と夢の中で叫ぶところですね. 自分の気持ちというのは言葉に出してから,自分自身が 気づくと言うこともあるというのを感じました.

noname#224892
質問者

お礼

回答有難うございます。 >洗濯物を干すシーンだけで見せてしまうのは,さすがですね (~_~?)戦争の描写を洗濯物を干すシーンでカバーしているということでしょうか? >「自分たちの作りたい作品を作る」路線へ転換する第一歩の作品だったんだなぁと思います なるほどぉ、そうなんですね。 こういう解釈もあるのだな~と参考になりました。「良い悪い」の決め方、確かにそうですね。そういう意味では、誰かから見れば(王様とか)サリマンの行為も「良い」ということになるのでしょうね。奥が深いな~。 なんかもう一回見に行きたくなりましたね(笑)

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