映画監督ウィリアム・ワイラーさんの最高傑作

質問

どの作品だと思われますか？

https://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%82%A6%E3%82%A3%E3%83%AA%E3%82%A2%E3%83%A0%E3%83%BB%E3%83%AF%E3%82%A4%E3%83%A9%E3%83%BC

回答No.1

ojiq · ベストアンサー

「シェーン」に基本的な構造の面で影響を与えているように思われます。話し合いによる解決を探ろうとする主人公の姿に、最近のアメリカ政府にないアメリカの良心を感じる西部劇「西部の男」1940年〔名優ウォルター・ブレナンが茶目っ気たっぷりに殺し屋判事ロイ・ビーンを演じます〕。余裕たっぷりに見えた第二次世界大戦の戦勝国アメリカにとっても、戦争の傷跡は様々な形で存在したということを切実に感じさせる「我等の生涯の最良の年」1946年〔フレデリック・マーチはチャーミングにして骨があります〕。マッカーシズムに対する反骨精神がロマンチック・コメディの形でまろやかに包まれている「ローマの休日」1953年。スケールが大きく、内容的にも大きな西部劇「大いなる西部」1958年。ハリウッド黄金時代を代表するスペクタクル史劇「ベン・ハー」1959年。
　どの作品もウィリアム・ワイラーさんのリベラルな精神が感じられて、人間としての奥行き、細やかな人情の機微、許容量の大きさに溢れています。

お礼

＞人間としての奥行き、細やかな人情の機微、許容量の大きさに溢れています。

・奥行き、
・細やかな人情の機微、
・許容量の大きさ

それは仰る通りだと思います。すごい人だったはずです。