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同スペックで画素数の違うカメラは?

分かりにくいタイトルですが、例えばニコンのクールピクス「5200」と「4200」では画素数以外はどちらも全く同じスペックですよね? そこで、この両者のカメラで画素数を揃えて(両者とも2048×1536に設定できます)撮影した場合(もちろん同一条件で同時に)には、撮影された画像は全く同じデキ具合になると考えていいんでしょうか? コンパクト機の買い替えでこの両者を考えているのですが、某掲示板で4200の方が綺麗に撮れる、ッてナ事が書いてありました。色々なデジカメを購入しては使って遊んでいるのですが、もうひとつこの当たりのことがわかりません。ご教示くださいませ。

質問者が選んだベストアンサー

  • ベストアンサー
  • amukun
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回答No.2

どちらも撮像素子が1/1.8型CCDですよね。 それで500万画素と400万画素ということは、1ピクセル当りの面積は400万画素のほうが広いという事になります。 受光面積が狭いと充分な発電量が得られないので、その分を電気的に増幅しないと暗い画像になってしまいます。ただし増幅すると暗部にノイズが乗りやすくなります。 2048×1536の大きさに揃えて撮影しても、総受光面積は「4200」の方が広い事になります。 同じ大きさのCCDで画素数が違う場合、画素数の少ない方が光量の面から有利となります。

tetsuya24
質問者

お礼

わかりやすい解説ありがとうございます。そういうわけで4200(クールピクスの)方がきれいって言われてるんですね! 室内でフラッシュ使用下で撮影するようなケースでは4200のほうが良いと考えていいんですね。  ところで、です。話は変わってしまいますが、これに関連してもう一点お尋ねさせて下さい。ご指摘のように「1ピクセルあたりで受光できる光量」という考えでいきますと、2/3型CCD、800万画素の各社ハイエンド機は不利になるような気がするのですが…… このあたりもご存知でしたらお教えください。 とても参考になりました。ありがとうございます。

その他の回答 (3)

  • gontazaka
  • ベストアンサー率35% (35/98)
回答No.4

800万画素ハイエンド機の件です CCDの大きさは1/1.8とか2/3というのがCCD全体の大きさになります。単位はインチです。 つまり1辺が1/1.8インチの正方形のCCDという事でこの小さな正方形の中に300万個とか400万個の受光素子が並んでいることになります。 では1個の受光素子あたりの面積をそれぞれ計算して見ましょう(実際にはこんな単純ではないと思いますがイメージ的にわかり易いように計算します) ※1/1.8インチ 500万画素の場合 正方形の1辺の長さ 1÷1.8=0.555..(インチ) 正方形の面積 0.555..×0.555..=0.3086..(平方インチ) 1ピクセルの面積 0.3086÷500=0.000617(平方インチ) ※1/1.8インチ 400万画素の場合 1ピクセルの面積 0.3086÷400=0.000772 ※2/3インチ 800万画素の場合 正方形の1辺の長さ 2÷3=0.666..(インチ) 正方形の面積 0.666..×0.666..=0.444..(平方インチ) 1ピクセルの面積 0.444..÷800=0.00055(平方インチ) あれれ、やっぱりハイエンド800万画素は不利ということになっちゃいますね。(でも800万画素機は500万画素機よりも一回り大きなCCDが搭載されているってのはわかるでしょ?) No.1のtiltilmitilさんの回答にもあるように、実際には画像処理技術によるものも大きいです。coolpix4200/5200の場合は両機に同じ技術が用いられていると考えられるので、この計算も少しは意味があるでしょう。 ただハイエンド機は最高の技術が結集されていると考えてください。 だから値段も高いんです。

tetsuya24
質問者

お礼

重ねてのご回答、ありがとうございました。

  • foobar
  • ベストアンサー率44% (1423/3185)
回答No.3

大きく分けて2つの要因があります。 ひとつは、#2さんの書かれている、画素あたりの受光素子の面積、もう一つは、画素数自体の問題。 前者は#2さんが書かれているので省略。 (実際には、単純にデータを間引くのではなくて、後述のように補完処理が加わるので、ノイズの量も単純に画素あたりの面積できまるわけではないのですが) 後者については、、 400万画素のデジカメでは、例えば原色系の撮像素子だとRとBに100万画素ずつ、Gに200万画素割り振られています。 ここから300万画素の画像データを生成するときには、RとBは200万画素分を、Gは100万画素分を撮像素子から得られたデータを元に補完生成します。 500万画素のデジカメだと、RとBが125万画素ずつ、Gが250万が素ありますから、補完生成するデータ量はRとBで175万画素分、Gで50万画素分と(心持ち)少なくて済みます。 よって、500万画素カメラのほうが若干有利となります。 で、実際どうなるか(どっちが綺麗か)となると、#1さんの書かれている内部処理とどんな被写体を撮るかによって左右されます。

tetsuya24
質問者

お礼

ご丁寧な回答、ありがとうございます。 このあたりの原理は少し納得できました。 しかしながら、結局はカメラ自身の情報の処理の仕方で変わってくると言う事なんですね。 となると、やはり色々な機種を使ってみて自分に合うものを探すのが一番ですかねぇ…… とにかく、とても参考になりました。感謝。

回答No.1

 同じ大きさのCCDに多数の画素を詰め込めば、その分一つの画素は小さくなります。画素は大きいほど光を取り込みやすくなります。よって、記録画素を同じに設定した場合はより画素の大きい=画素数の少ないCCDのほうがゆうりになります。  …というのは原理上の話で、実際はカメラ内部での画像処理などにも左右されるわけですが。

tetsuya24
質問者

お礼

ありがとうございます。そういうことだったんですね。少しずつ分かってきました。 回答いただいた後半の「……原理上の話で……」ということがあるから、余計にデジカメってわかりにくいんですかねぇ(T_T)  とても参考になりました。感謝です。

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