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オーディオ 無音時にボリュームを上げるとサー音
以前から気になっているのですが、無音時にボリュームを上げると、サーと言う音が聴こえて来るのはなぜですか? アンプによっては聴こえない物もありますし、プリアンプでもプリメインでもまちまちです。 これは、カタログや仕様表の何をもって判断するのでしょうか? 曲間の無音時にも聞こえたりして耳障りだなって思います。
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- John_Papa
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こんにちは。 残留ノイズです。 電流が流れる限り必ず発生するノイズです。 高級パーツとは、ノイズが少ないパーツと言っても良い程です。 S/N や ダイナミックレンジを参考にします。が、メーカー発表値はあまり当てになりません。 国内メーカーのオーディオミキサーには取り扱い説明書に「レベルダイアグラム」が記載されている事が有ります。 添付図はその一例(相当旧式のオーディオミキサーのようです。おかげでオーディオプリアンプにも参考になるでしょう。)、 パッド[PAD]/ヘッドアンプ[HA]/チャンネルフェーダー[CH Fader]/バッファ[BA]/メインフェーダー[MAIN Fader]/ラインアンプ[LA] 各段の基準レベルとクリップレベルが図示されています。 このミキサーには[HA]と[CH Fader]の間に[EQ]等がありません。 クリップレベルは 出力が基準レベル+20dBということが判断できます。 この図通りだとマイク入力のクリップレベルが0dBです。 マイク入力の基準レベル-50dBに対して、S/Nが60dBであれば、ダイナミックレンジは110dBということになります。 最近のほとんどのオーディオミキサーやオーディオインターフェースは、[PAD][HA]のところが[GAIN]に改善されてS/Nやダイナミックレンジの飛躍的向上に貢献してます。 オーディオアンプの場合は、記載が有るとすれば、入出力基準レベルと、それに対するノイズレベルを示す S/N くらいです。クリップレベルは通常記載されていませんが、パワーアンプの場合は定格出力をクリップレベルと考えて計算する事は可能です。 同じアンプでも、常識的に、組み合わせるスピーカーが高能率である程、ノイズも大きく出ます。 最大1Wで適正な音量が出るスピーカーの場合、アンプ出力が最大100W出せるボリューム位置にセットした場合の無音時ノイズ音量は20dBも大きく出ます。 このような場合、パワーアンプに入力ボリュームが有れば、それを使って音量を絞るのが効果的です。 スピーカーを変えられるのであれば、能率の低い小型スピーカーにするとか、4Ωより8Ωスピーカーにするとか。 入力ボリュームの無いパワーアンプやプリメインアンプでは、メインボリュームで対処する事になります。 アンプに入力するプレーヤなどの機材にノイズが少ないものを使うなどの工夫が必要でしょう。 添付図の出所は「偏ったDTM用語辞典」 https://www.g200kg.com/jp/docs/dic/leveldiagram.html
お礼
残留ノイズ と言うノイズなのですね。電流が流れると必ず発する・・ということは、出て当然のノイズということなんですね。 スピーカーはブックシェルフの大型を使っているので交換は出来ないので、高級パーツが気になるので、プリアンプ内のトランジスタやケミコン等をキャラクタが変わり過ぎない程度に交換してみてノイズの変化がどうなるか見てみたいと思います。 回答ありがとうございました。