証券会社が破綻した場合

質問

証券会社で株、投信信託、国債、社債などを購入しています。
証券会社が破綻した場合、これらの債権はどうなりますか？
ちなみに、ひとつの証券会社に１千万以上持っています。
以前、証券会社に問い合わせたことがあるのですが、
１千万を超える金額についても、何ら影響なく、他の証券会社に
引き継がれる（？）というような説明を受けた覚えがあります。
けれど今ネットで調べてみたら、１千万までしか保証されない
というような情報もあり、心配になっています。
これまでも証券会社の担当の言うことが間違っていることが
たびたびあり、きちんと根拠のある情報を知りたくて、質問しました。
よろしくお願いします。

回答No.3

kotosholoser

t_ohta さんがおっしゃる通り、基本的に株や債券、投資信託などは保護されると考えてよいです。
問題があるとすれば、預かり金の部分（証券会社に現金として預けている部分）です。実際に、過去に2例の問題（不正行為）がありました。
・南証券（2000年経営破たん）
・丸大証券（2012年経営破たん）
参考：http://www.finance-dictionay.com/2012/11/post_974.html

また、ネット証券系で注意したいのは貸株でしょうか。保有株を貸株サービスを通じて証券会社に貸している場合、その分は信託保全の対象外になるので、証券会社が破たんした場合に、失われるリスクがあります。
参考：https://money-lifehack.com/asset-management/176

回答No.2

t_ohta

証券会社は自社の資産と顧客から預かっている資産を別々に管理することが法律で義務付けられており、法律通りに運営していれば証券会社自体が破綻しても顧客の資産は守られます。
証券会社の借金返済等に顧客資産を使う事は違法ですし、債権者が顧客資産を差し押さえることはできません。

また、株は証券保管振替機構に預けられていて証券会社にはありませんし、債権類も今は電子データ管理になっていて紙の証券は無く全て発行会社（財務省）でデータ管理されているので、基本的に証券会社の破綻で顧客の資産が消えることはありません。
投資信託も証券会社は販売代理をしているだけで、実際には信託会社が管理しているので証券会社の破綻は影響しません。

万が一、証券会社が顧客資産に手を出すような違法なことをしていた場合、破綻した際には日本投資者保護基金と言うところから最大1000万円まで保証してもらえる事になります。

参考URL：

http://www.jsda.or.jp/manabu/qa/sec02.html

お礼

ご回答ありがとうございます。安心しました。
証券会社の担当者に以前、投資信託の運用報酬について虚偽の説明をされたことがあって、口頭でやり取りしても信用できないので、情報のとっかかりとして質問しました。株と投信と同じように、国債、社債なども影響ないと考えてよいのでしょうか。

回答No.1

HotTemper

1,000万というのは預金の話。株式や投資信託についてはまた別。

株式（国内証券）に関しては、実際に保管しているのは証券保管振替機構（通称：ほふり）で、ここで券の保管や株主名簿の管理などが行われているので、口座を持っている証券会社が破綻しても何の問題もない（引き継ぎ先の証券会社へ情報が書き換えられるだけ）。証券会社に口座を開設している場合は自動的にこの仕組みを利用することになっているので特に気にする必要はない。

投資信託についても、実際の投資資金は銀行や証券会社ではなく信託銀行が管理・保管しているので、証券会社が仮に破たんしても、株式同様問題はありません。

ていうか、多額の資産を運用されているんですからこんなところで知識を仕入れている様では駄目です。自分で把握できるようになりましょう。

お礼

ご回答ありがとうございます。

＞多額の資産を運用されているんですからこんなところで知識を仕入れている様では駄目です。

おっしゃるとおりです。株は自分で買ったのではなく、親からの相続で困っているところです。運用するつもりはないので時期を見計らってできるだけ換金するつもりですが、国債などはまだ動かすのも面倒なので、その処理について、ここでは情報のとっかかりとして質問した次第です。