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ミラーレンズが望遠しかない理由
ミラーレンズはなぜ望遠しかないのでしょうか? 例えば広角や標準のミラーレンズを作ったりできないのでしょうか?
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No.8です。少し補足します。 >レンズを外した状態の一眼レフの前に鏡を置くと撮影ができるということですか? それとも何らかのレンズは必要になるんでしょうか。 凹面鏡とは異なり、凸面鏡でできる像は虚像ですので、レンズを外した1眼レフボディーだけでは撮影できません。適当なレンズを付ける必要があります。 インターネットで見たある例では、直径15センチの時計皿にアルミメッキを施したものを反射鏡とし、50ミリレンズを付けたニコンのD70で撮影するやり方で「広視野流星カメラ」として撮影していました。 なおこの凸面鏡を利用した全天(またはこれに近い)天体写真の撮影はずいぶん昔から行われていたようです。1951年に発行された「岩波写真文庫36」の「星と宇宙」26-27頁には、「凸面鏡を利用した特殊な装置によって、広い天空を撮影した」写真が載っています。1枚は夏の星座、もう1枚は冬の星座を写した円形の写真を、天の川が真ん中で一直線になるように、ペルセウス座とカシオペア座のあたりでつないだ、相当凝った写真です。「2枚の写真のそれぞれ中央にある黒いものは、カメラで、これを支える脚も影になって天空の一部が隠されている」と説明されています。
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- hayasi456
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忘れていました。 ミラーレンズが望遠しかない理由 ミラーレンズの原理は反射望遠鏡と同じです。 http://www.kenko-tokina.co.jp/special/product_type/cat694/mirror_lens.html 鏡で反射させているので焦点距離が長くても短く軽いレンズが作れるので超望遠に適していいます。 ただし、構造上、ピントは手動、絞りは固定ですから絞り優先モードかマニュアルモードで撮影です。 オートに慣れた今のカメラマンには不向きですね。 また、小型にする必要の無い広角や標準をあえてミラーレンズで作る必要は無いでしょう。 余談 ボケがリング状になるのが楽しいです。 http://photozou.jp/photo/show/138850/205815912
- hayasi456
- ベストアンサー率40% (2402/5878)
鏡面の球体の真下からカメラで撮影して360度の風景を撮る装置を昔見たことがあります。 「360度風景撮影」で検索したら iPhone 4/4S用レンズアダプターが発売されていました。 http://pc.nikkeibp.co.jp/article/special/20121224/1074842/ スプーンの裏側を磨き遊んだことがあります。 超広角レンズのようになりますがカメラそして自分も写ります。 参考に http://photozou.jp/photo/show/138850/96923205 我が家で一番裏面が綺麗な丸いスプーンです。 師匠はお玉や黒のヘルメットで http://photozou.jp/photo/show/299276/94729563 http://photozou.jp/photo/show/299276/45225708 こんな論文を見つけました。 パンチルトカメラを用いた鏡面球の自動追跡・撮影による3次元復元 http://yokoya.naist.jp/paper/datas/927/IS1-39.pdf#search=%27%E9%8F%A1%E9%9D%A2%E3%81%AE%E7%90%83%E4%BD%93%E3%81%AE%E7%9C%9F%E4%B8%8B%E3%81%8B%E3%82%89%E3%82%AB%E3%83%A1%E3%83%A9%E3%81%A7%E6%92%AE%E5%BD%B1%27
- staratras
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いわゆる交換レンズとは異なりますが、発想を変えれば単純な構造で広い写野を撮影できる反射光学系は可能です。道路のカーブミラーのような大型の凸面鏡の前にできるだけ小型のカメラを置いて、凸面鏡に写る像を撮影すれば良いのです。 ただし当然のことながら、カメラ自身やそれを支えるもの(支柱など)が写りこんでしまいますので、その部分は写らなくなりますし、全体として小型軽量にはするのは困難です。 実際にそのようなシステムを自作された方がいて、撮影した画像がインターネット上に複数あります。高価な魚眼レンズや超広角レンズの代わりに、凸面鏡を使った全天カメラを作り、明るい流星(火球)を撮影する試みはフィルム時代からありました。画質はともかく実験としては興味深く感じます。
- 441moe
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可能です。 ミラーで折り返して、レンズを短く軽くする構造です。 広角標準では、逆に馬鹿でかく重く高くなります。ミラー特有の欠点残ります。 デメリットしか無いので作らない。のです。
- bardfish
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>例えば広角や標準のミラーレンズを作ったりできないのでしょうか? できますよ。 できるけど、構造を知っていればあまり意味が無いと何となくでもわかるはずです。 例えば焦点距離50mmのミラーレンズを作るとしましょう。 シュミットカセグレンで50mmの焦点距離を実現するにはレンズ長がどのくらい必要ですか? その中に副鏡を入れなければなりません。 明るさ(開放F値)も副鏡のおかげで単純計算できません。 多分ですが、ある程度長いレンズでないと屈折レンズよりも重く大型になってしまうんだと思います。 それだけでも欲しいとは思いませんよね。 企業は売れないものは作りません。 画質が悪いという御仁もいるようですが、反射光学系は本来高画質なんです。 色による屈折率の違いもないから補正が必要ない。 補正用レンズが必要ないから光が損なわれることもない。 光学レンズは少なからず光を反射するので透過率100%はあり得ないけど鏡は100%反射する。少なくとも光学レンズのような損失はない。 ニュートン式にしろカセグレン式にしろ、光の入り口に遮光する副鏡が存在するので本来なら大口径が望ましい。 それに、使用される鏡というのはガラスにメッキをしているので経年劣化でメッキが剥離することもある。 ミラーレンズの最大のメリットというのはコスト。 通常、600mm以上のカメラ用レンズだと非常に高価でなかなか手が出せないですよね? ミラーレンズでは田が出しやすい価格にすることが出来ます。 天体望遠鏡でも同じですね。 同じような値段なら反射式のほうが口径が大きいです。 焦点距離が同じなら口径が大きい方が明るいから、暗い星や星雲を視認することが可能となります。 開放型の反射望遠鏡だと、鏡筒が暖かくなっていると気温が下がる夜には鏡筒内で空気の対流が発生し画質(シーイング)が低下します。 カメラ用なら密閉型なのでそんなことはないはずです。 本当のところはメーカーに聞かないとわかりませんけどねww 現実的なメリットとか需要があるんだったらキヤノンやニコンがメインストリームとして作っているはずですから・・・
- vaidurya
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いわゆるミラーレンズはカセグレンかシュミットカセグレンの光学系で どちらにしても、中央にふたつ目の反射鏡を配置することから 錯乱円が、ドーナツ状になるという特性があります。 天体望遠鏡としては、錯乱円が無い状態で利用するので 錯乱円がドーナツ状でも、デメリットは実質無いと思います。 しかし、カメラ用レンズとしては、ボケが汚くなります。 点光源がドーナツ状になり、木の枝や電柱が二線ボケという 特徴的なボケ方を起こし、見苦しくなりやすく、人気がありません。 作例も、ほとんど野生動物の撮影でしか見かけないと思います。 明るいレンズを作ることにも向かないので、スポーツ用にも向きません。 また、初期のAF一眼レフでは、中央部にしかセンサーが無く 焦点を合わせることができず、マニュアル専用とされた時期もありました。 たしか、どっかのAFカメラには(ただしAFは使えません)としてラインナップされていて α8700iあたりで、それが解消されたような話があったような記憶があります。 (α使いだったことが無いのでかなりあやふやな記憶です) なお、天体望遠鏡としてのカセグレンの利点は 「鏡による光学系では、色収差が出ない」というものがあります。 カメラ用は、たぶんシュミットカセグレンで レンズも併用されていると思います。各社製品を見比べたわけではありませんが… 逆に、複数のレンズを組み合わせた設計が実質できないことも ミラーレンズを、望遠レンズ以外で使うことを困難にしていると思います。 たぶん焦点距離の幅を広げたり、色以外の収差を解消することが難しいと思います。 ミラーレンズは最短撮影距離が遠いのも欠点だったりします。 ただ、そこは、光学系の専門の人じゃないとわからないと思いますし カセグレンでもシュミットカセグレンでも無い さらに進化した光学系が、いつか生まれる可能性が無いわけではありません。
- shintaro-2
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>例えば広角や標準のミラーレンズを作ったりできないのでしょうか? できません。 ワイドレンズで近距離を撮影しようとすると 近距離の部分が副鏡で蹴られてしまい、 画面の中央が写らないという困ったレンズなら製作可能です。
- nan93850673
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ミラーレンズのメリットは、全長を短くして超望遠(400mm以上)を軽量、コンパクトに出来る事。 逆に、デメリットはf値が大きく暗いレンズ(f=8とか)しか作れないし、構造上絞り機構を設けられず開放で撮るしかない。特殊なボケはメリットになるけど、デメリットにもなり、好き嫌いが激しいので用途が限られる。 実際に作る事が出来るかどうかも疑問だけど、仮にミラーで標準や広角を作ってもデメリットばかりで誰も買わないでしょ。
- fjdksla
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望遠レンズは全長が長くなります。 それをミラーで折り返して短くしています。 コンパクトになる代わりに、ミラー部が有る為に中心部の画質が悪くなります。 また、被写界深度が極端に浅くなる為、ピント合わせがシビアになります。 そのため、ピント合せに集中力を取られます。 広角や標準ではレンズの全長がそれほど長く有りません。 わざわざ短くする必要もありませんし、 画質を落とす必要もありません。 ピント合わせを難しくする必要もありません。 長所も無く、短所だらけのレンズを作る必要はないでしょう。
- i-q
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・・÷意味ないから。。 ミラーの利点は大望遠をコンパクトにできる所。 欠点はミラーによる画質の低下。 ミラー使えば確実に画質の低下が起こるので、広角や標準に使う意味はなくなります。
補足
レンズを外した状態の一眼レフの前に鏡を置くと撮影ができるということですか? それとも何らかのレンズは必要になるんでしょうか。