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香川でうどんが有名な理由はなんですか?
うどん粉がよくとれるのでしょうか?
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そもそも日本の場合、主食は米ですので、米を栽培するのに特に支障がなければ、米が栽培され、米が食べられます。(一部地域を除き、他地域の米を買って食べるような余裕は多くの地域でありません) ですので、米以外の主食が古くから有名だった地域というのは、そもそも米が作りたくてもできなかった地域であることが多いです。(もちろん、その当時の話で、いまは品種改良や栽培技術の進化により、そういう場所でも問題なく米ができることが多いです。) 讃岐の場合、土地の栄養分自体は特に問題がなかったものの、降水が少ないため、稲作に大量に必要な水が入手できなかった歴史があります。 その対策として多くのため池を作りかんがい用水を準備した地域もありますし、後にそうなった地域もありますが、そうでない地域は、米より必要な水が少なくて済む小麦などを栽培するようになりました。 で、小麦を原料としたうどんのルーツのものが中国系から伝わり、うどんとして食べるようになったと思われます。それには瀬戸内海の豊富な魚など、うどんを食べる時の出汁の原料、あるいは小豆島をはじめとした醤油、瀬戸内海沿岸の塩(これも瀬戸内式気候で雨が少ないことが塩田を作る下地になった)などが入手しやすかったことも影響しているでしょう。 もし、パンの技術が長崎辺りからすぐにでも伝わっていれば、パンが主流になっていたかもしれません。 ちなみに、土地の栄養が少なければ、小麦も栽培が難しくなります。その場合は、そばなどが栽培されます。そう、そばが盛んな地域というのは、肥沃でなく水が少なく、農業にとって不利な地域だった(=当時の日本ではそれは貧しい地域になることにつながる)ということが多いです。 http://iroha-japan.net/iroha/B02_food/03_udon.html
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- eichan2015
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香川県は、昔から水不足で、そのため水を大量に使用する水田耕作がしづらく、代わりにうどんを作るようになったと聞いたことがあります。
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ありがとうございました。
もともとは香川で小麦の栽培が盛んだったからですが、 現在はオーストラリア産の小麦が優勢です。 実は、オーストラリアでは戦略的に、さぬきうどん向けの品種を積極的に開発し、栽培しています。 私も、香川県で緑アヒル(だったっけ)とかいう、オーストラリア産の小麦粉で、さぬきうどんを自作してましたよ。 香川の夢なんとかという品種もがんばってはいますが、未だに、オーストラリアに負けているようです。
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ありがとうございました。
- suiton
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さぬきうどんの起源と歴史は下記のようなことが言われています。 http://www.sanukiudon.co.jp/udon/history.html また、今のように有名になったのは、その穴場的店舗の存在が多いと言えます。 http://www.shikoku-np.co.jp/udon/udon_tengoku/1/ 確かに、小麦粉の生産は少なくはありませんが、さぬきうどんに使われる小麦粉の9割はオーストラリア産のうどん用小麦粉が使われています。 https://ja.wikipedia.org/wiki/%E8%AE%83%E5%B2%90%E3%81%86%E3%81%A9%E3%82%93
お礼
ありがとうございました。
お礼
ありがとうございました。
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