公立高校の経費について

質問

公立高校に入学したら、毎月学校に支払う経費は大体どのくらいか知りたいです。
ある学校の例ですが、授業料、修学旅行積み立て、PTA及び後援会費、生徒会費、冷暖房費、学年費などで、月25000円だそうです。

これは一般的な額でしょうか？
学校により様々でしょうが、一般的な大まかな額を教えて下さい。

回答No.2

noname#245543

娘が今年、県立の定時制高校に入学しました。
娘の学校にかかる経費は

PTA会費　　480円
後援会費　 3240円
生徒会費　　960円
空調費　　2400円
給食費　　7920円の計15000円です。
これを保護者の銀行口座から自振されますので、その振替手数料30円を加算した額です。
夜間定時制は給食がありますので、全日制より給食費の分高くなります。
授業料は、相当高額所得者でないと負担にはなりません。
その為、親の所得証明書を提出しました。

修学旅行積み立ても、うちの場合は一括で払いました。

また、学校にもよるでしょうが、うちの場合は主人が病気で非課税世帯であることから、後援会費が
免除されています。

お礼

ありがとうございました。後援会費は月にけっこうかかるのですね！参考にいたします。

回答No.1

moritaroh

2012年度の状況では、公立高校に通う高校生1人あたりにかかる年間での学習費は以下の金額のようです。

高校1年　44万233円
高校2年　39万2661円
高校3年　32万5969円

ただし、これは「学習費」なので、自宅での勉強のための参考書を買う費用や、学習塾の費用なども含まれています。それらをのぞき、高校のみでかかる費用は「23万837円／年（約2万円／月）」が平均的な金額です。
ただし、この金額の中には部活動などにかかる費用（3万7349円／年）や、通学にかかる交通費（7万6017円／月）なども含まれているので、それらをのぞき学校そのものに義務的に支払う金額は、「11万7507円／年（約1万円／月）」となります。

内訳（年）は、
授業料：0円
修学旅行・遠足・見学費　3万2042円
学校納付金等　4万6090円
図書・学用品・実習材料費等　3万6001円
その他　3338円

つまり、2012年度の段階では、全国的に『一ヶ月あたり1万円』というのが平均的な金額である、と言えます。
ちなみに高校授業料無償化制度（所得による制限あり）があるので、授業料についての支払いはほぼありません。そのため上記のデータは授業料は「0」となっています。

質問者さまが例に出された公立高校の場合は、ちょっと高めだと思います。
ただし、たとえば寒冷地で冬場の暖房費がかかる場合や、逆に夏場が高温になりやすいため冷房費が必要であるなど、地域によって徴収される費用が異なる場合があるでしょう。
また、寒冷地をのぞき、ほとんどの公立高校にはプールがあるかと思いますが、一般的には屋外プールで夏場の使用のみに限られるものの、年間通して使用できる室内型のプールがある、とか、逆に寒冷地でスケート場を併設している、理系に特化し専門的な化学実験設備がある…などのような、高校による独自な設備がある場合、その分の施設費が高校によって大きな違いとなっている場合もあります。
そのほかに高校での経費の差異を生むのは、修学旅行の行き先の違いによる積立金の差だと思います。
ちなみに最近では、偏差値基準である程度は高水準の学校（言い換えれば自主性や協調性がある生徒が多い）の場合、あらかじめ決められた金額内で、いくつかある選択肢のうち修学旅行の行き先そのもの（自由行動の見学地ではなく、宿泊場所や行く地方・国内or海外という選択も）をグループやクラス単位で自由に決められる、という方法を取り入れている学校もあるようですね。

ただ、近年、公立高校でもあなどってはいけないのが、高校の「制服」の値段です。
男子ならいわゆる黒い詰襟の学ラン、女子も濃紺の一般的なブレザー、という公立高校もまだ多いと思いますが、生徒獲得のためなのか、偏差値水準で中堅～下位の高校となると、制服も個性的…と言うか、無駄に著名なブランドなどにデザインを依頼しているケースも増えています。男子もブレザースタイルでチェックのズボン、女子もやや色合いが個性的なブレザー、というだけならまだしも、白いYシャツやソックス、靴、鞄まで、学校指定（言い換えればブランドがデザイン）となっている公立高校もあるので、初年度の入学時に制服代だけで10万円以上もかかるような学校もあります。
この金額は、いわゆる「授業料」などには加算されていない費用なので、注意が必要だと思います。

お礼

お礼が遅くなり申し訳ありません。平均的な額は約1万と考えれば良さそうですね。丁寧なご回答、ありがとうございました。