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【東野圭吾】仮面山荘殺人事件(ネタバレ)

  • 質問No.8978743
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お礼率 83% (1300/1556)

世間で評判が高いので読んでみたのですが、
正直、いまいち面白さが理解できませんでした。
もちろん本の感想なんて人それぞれ自由ですし、
「ただの小説にムキになりすぎ」と言われれば
それまでですが、この本が評価されている理由を
教えてくれないでしょうか。
特に理解出来ないのが以下の部分です(長文になります)。


そもそもこのオチに必然性はあったのでしょうか。
主人公に殺意があったかどうか確かめるにしても、
あんな作戦を計画、実行、そして成功するなんて
いくら小説とはいえ無理があると思うのですが。
プロの脚本家に頼んだとはいえ、
「ここでこういうやり取りをして、銀行強盗を侵入させて
主人公をパニックにして、そしてこうしてこうすれば
主人公は義父の首を絞めるだろう」
って、あまりにご都合主義的に進みすぎだと思うのですが。
言ってもたかが主人公の真意を確かめるだけなんですから、
こんな大掛かりなことをするよりももっと現実的な方法が
いくらでもあると思うのですが。
東野圭吾だからしっかりと論理性に満ちあふれた作品に
してくれると思っていたのですが、この作品はあくまで
ファンタジーであり、そこの部分はあまり突っ込んでは
いけない部分なのでしょうか。それとも、私が見落としている
だけで、しっかりとこの作戦でないといけない必然性が
隠されているのでしょうか。


この作品が「叙述トリック」と評されている意味が分かりません。
要するに「ずっと事件と無関係だと思われていた語り手(主人公)
が犯人だった」という部分が叙述なのでしょうか。
しかし叙述トリックというのは二週目を読むとき同じ文章でも
意味が二転三転するようなイメージです。
この作品にそんな文章あるでしょうか。
主人公は本気で「自分の睡眠薬で死んだわけではない」と
思い込んでいますから、
「二週目で初めて、主人公が自分が犯人であると匂わせる
発言をしていた」と気づける場面もないように思えます。
「睡眠薬…か。だが誰かが朋美を殺そうと
していたなんてありえるのだろうか(文庫64P)」
というふうに、終始、自分には関係のないことだ、
というような口振りを続けています。
それで「実はそいつが最初、朋美を殺そうとしていた犯人です」
と言われてもフェアじゃないというか、唐突感がすごいのですが。
それとも私が見落としているだけでちゃんと叙述トリックらしい
フェアな描写も多々あるのでしょうか。

回答 (全2件)

  • 回答No.2

ベストアンサー率 19% (398/2008)

叙述トリックとは、作家が読者を欺くために文章に仕込んだトリックです。
小説の中の犯人が、小説の中の探偵を欺くために仕込んだ正統派のトリックとは違う、別次元のトリックです。

それに、叙述トリックは、アンフェアですよ。
(邪道とも言われていたこともあるみたいです。)
しかし、証拠とか状況とか、登場人物とかは、ちゃんと書かれているはずです。
アンフェアなのは、作者が、読者の思い込みを利用して、犯人を犯人だと思わせないように故意に書いていることです。
そして、その作家が仕組んだトリックに気が付く人が少ないほど、驚愕する人が多いほど、面白い、素晴らしい、つまり、『世間で評判が高い』ということになるのです。

私は、同じ、叙述トリックで有名な小説『アヒルと鴨のコインロッカー』(伊坂幸太郎氏)を読みましたが、この作品の叙述トリックには、腰を抜かすくらい驚いてしまい、やられた~と思わず叫んでしまいました。
邪道だとは思いますが、面白かったですね。

正統派の小説が読みたかったら、アガサクリスティのミスマープル物でも読まれたらどうですか?
ミスマープルは、噂話から犯人を推測するので、読者に与えられる情報もミスマープルに与えられる情報も同じだと思いますし、絶対に、ミスマープルは犯人じゃないので安心して推理できると思います。
お礼コメント
tohoho1114

お礼率 83% (1300/1556)

回答ありがとうございました。誤解のないように言っておくと、
私も叙述トリック作品は基本的に大好きです。
貴方のおっしゃる「アヒルと鴨~」ももちろん好きですし、
「イニシエーションラブ」「ロートレック荘事件」「葉桜の季節に~」や、
綾辻行人さん、折原一さんの作品は大好きで、
素直に「やられた~」と思います。アンフェアとは思いません。
これらの作品は読み返したときに、そのトリックでないといけない必然性や、
一週目では気付かなかった文章の真の意味などにハッと気づけます。
そして満を持して人気作家の東野圭吾の叙述トリックを読んで見たら
こんな作品だったため、正直拍子抜けした気分でした。
質問文にも書いたとおり、トリックの必然性や文章の二重性などが
一切見受けられなかったからです。
今までに読んだ叙述トリックの作品は、読者を騙そうとすると
同時に、しっかりとフェアに読者にヒントを提示していました。
しかしこの作品は、「主人公が犯人ではないと思い込んでいる」ので、
全くそういう描写がありません。少なくとも私には見つけられませんでした。
なので今回このような質問をさせていただきました。
まだ今回の作品についての具体的な回答が来ていないので、
もう少し、質問を締め切らず置いておきます。
投稿日時:2015/05/23 20:03
  • 回答No.1

ベストアンサー率 23% (590/2555)

僕はその作品を読んでいないのでその作品の評価はできないのですが、東野氏の他の作品について少し・・・。
東野氏の作品に、「容疑者Xの献身」というのがあります。
これが、トンデモない「ご都合主義」の推理小説です。
容疑者は親友だった・・・。
舞台は、世界的な大都会・東京です。
後背地を含めれば人口は3000万を超えます。
それが、人口数百人の寒村のような人間模様が描かれます。
容疑者が、こともあろうに、親友だったなんて・・・。

なぜ、こんな設定をしたのでしょうか・・・。
話しは簡単です。
その方が、トリックを作るのも、プロットを展開させるのも、楽だからです。
安易なんですね。
才能の不足を示しています。

氏の作品に限らず、最近の推理小説には「リアリティ」が薄弱です。
いかにも、「推理小説を書くための設定です」というのが見え見えなんですね。
白けます。
松本清張さんの偉大さが思い浮かびます。
粗製乱造が多いですね。
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