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ウイルス対策ソフトについての最新情報
- ウイルス対策ソフトの最新動向を知りたいです。
- kingsoftとAviraの違いや性能について教えてください。
- 有料版と無料版の違いを教えてください。
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質問者が選んだベストアンサー
最近の第三者機関のテスト結果 Real-World Protection Test 2014年3~6月 http://www.av-comparatives.org/wp-content/uploads/2014/07/avc_prot_2014a_en.pdf では Avira 99.7%(※)の防御率に対し、 Kingsoftは 95.4%となっていて ※最新の結果では100% Real-World Protection Test August2014 http://chart.av-comparatives.org/chart1.php?chart=chart2&year=2014&month=8&sort=1&zoom=3 こちらの結果を見る限り、Aviraの方が圧倒的に 高性能なように見えますがどうでしょうか。 尚、kingsoftとAviraを同一のパソコンに 導入はできません。 参考: 「ウイルス対策ソフトは万能」という神話を改めよう http://www.itmedia.co.jp/enterprise/articles/0907/07/news002.html 初心者向けウイルス対策の原則 (前略)~ウイルス対策ソフトは、OSが起動する 前にメモリ内のチェックをするなど、特権命令を 駆使するプログラムであり、2種類の対策ソフトを 使うことは、言わば猿山にボス猿を2匹飼うような ものです。徐々に「喧嘩」(リソースの競合)が 大きくなり、ある日突然ブルー画面になって二度 と起動できなくなることもありますので、絶対に やめましょう。 ※紹介したリンク先は投稿時にToolwiz Time Freeze 2014 有効状態下 Panda Cloud Office Protection、Symantec AntiVirus ScanEngine、 Webroot SecureAnywhere Internet Security Plus、 McAfee SiteAdvisor Liveの最新状態下にて チェック済みですがその安全性を保証するものではありません。 (主に仮想環境のため) 現在、ウイルスやマルウェアを100%検出するための 解決策は何もありません。また、投稿時以降にサイト 改竄されている可能性もあり得ます。 参考: 新型マルウェア、54%は対策ソフトで検知できず――NTTグループが分析 http://www.itmedia.co.jp/enterprise/articles/1403/28/news118.html 「アンチウイルスソフトは死んだ」とノートンで有名なシマンテック幹部が 告白、半分以上の攻撃を検知できず http://gigazine.net/news/20140507-antivirus-software-is-dead/ 諦めるのはまだ早い 高度な標的型攻撃に対抗できるシステムづくりの ポイントは? http://techtarget.itmedia.co.jp/tt/news/1404/01/news01.html (上記記事一部抜粋)・・・(前略)エキスパートが語る新たな セキュリティモデルの鍵は、「攻撃発生前(Before)」 「攻撃中(During)」「攻撃発生後(After)」だ。 (中略)・・・これに対し、仮想環境でマルウェアを実行し 分析する手法「サンドボックス」が有効だと唱え始めた ベンダーもいる。だが、これを回避する仕組みも攻撃側の手法 として、既に一般化しているのが事実だ。 例えば「仮想環境であること」を認識して動作を停止し検知を 回避してしまう。・・・(中略)・・・ 例えば日本のWebマルウェアの99%はJavaベースで構成されており、 これまで設置された次世代ファイアウォールを簡単に通り抜けて しまう。次の段階、つまり攻撃中(During)の段階はマルウェア 活動の潜伏期間に当たり、長期に及ぶ可能性がある。 この段階への対策としてはWebアクセスやメールを 利用して侵入するウイルス/マルウェアの検知や、 侵入のブロック、IDS(侵入検知システム)/IPS(侵入防止システム) により攻撃に関わる可能性のある通信の検出が重要とされている。 しかし、流れる通信データの全てをパターンマッチで簡単に検出できる ほど、現在のマルウェアは単純ではない。(以下略) ウイルス対策ソフトの導入は最も重要なセキュリティ対策の一つ ですが、その全てではなく一部分に過ぎません。 前述のように防御力も限定的です。 複合攻撃が増えているので相応の複合した対策が必要です。 最近の攻撃は脆弱性を利用したものが多いのでOSや対策ソフト はもちろんPCに導入した全てのソフトを最新版にしておく事が 重要ですが、この攻撃も未知の脆弱性を利用したゼロディ攻撃 が増えているので要注意です。 参考: 「 知っていますか?"ゼロデイ攻撃" 」 http://www.ipa.go.jp/security/txt/2009/08outline.html#5 IPAの「対策のしおりシリーズ」 http://www.ipa.go.jp/security/antivirus/shiori.html 等にあるような基本的な対策するを実施することが最重要です。 また、こうした脆弱性対策は当然ながら、感染を前提とした 出口対策も重要です。 参考:DeP HE http://www.hummingheads.co.jp
お礼
非常に詳しい説明ありがとうございます。 やはりAviraはすごいですね、と言いたいのですが、なぜ私の環境下で繰り返しテストしたところ kingsoftの勝利で終わってしまったのでしょうか。 (こればっかりは、環境下なのでしかたないですね。) 一つ疑問なのですが、有料と無料のaviraだと大差あるのでしょうか。 わたしは、有料を使用していますが、無料のでも参照していただいただデータのような高数値がとれるのでしょうか。 無料でも、より信頼できるソフトとして、私の周りのセキュリティをしない人達にも教えてあげたいので、 よろしければ、追記おねがいします。
補足
また、テストとして、aviraとkingsoftを同一の環境下でインストールしてみましたが、 現在のところトラブルは発生していません。 しかし、将来的になんらかのトラブルが合っては意味もないので、やはりテストのみとして ひとつに絞ることとします。