シンバルの違い

質問

合わせシンバルで使うシンバルと、ドラムセットで使うシンバルはどのような違いがありますか？
例えば、A Zildjian のmedium crashを合わせシンバルに使うことについて、向き不向きの観点でご教受をお願いします。

回答No.1

drum_KT

それぞれを逆にして使ってみたことがないので、確かなことは言えませんが…まぁ、一応。

以下のカタログサイトで、同じ A Zildjian のドラムセット用の Medium Crash と、コンサート用の Symphonic Tone の中の Viennese Toneを写真で比較して見ることが出来ます。

ドラムセット用
http://www.zildjian.jp/a_zildjian.html

コンサート用
http://www.zildjian.jp/orchestral.html#azildjian

この両者は、同じメーカー、同じブランド（A Zildjian）、同じウエイト（Medium）、同じ価格（18"で1枚あたり28,000円）ですが、写真をよく見ると、カップの形状がだいぶ違うのがわかります。実際に、自分が使ったことのあるシンバルを思い出してみても、合わせシンバルはカップが浅いものが多かったような気がします。

この2種類を、それぞれ逆の用途で使った時にどのくらい音が違うのかは、試してみないと何とも言えませんが、同じメーカーが同じ値段でそれぞれ用の製品をわざわざ出しているくらいですから、一応は、それぞれの用途で望ましい音が出るように考えて作ってあるんじゃないかなという感じはします。

なので、もし新品で購入するなら、わざわざ違う方を買う必要はないと思いますが、たまたま手元にあるから試してみる…というのは全然構わないと思います。ドラムセット用で同じシンバルを2枚揃いで持っている人もなかなかいないとは思いますが。(^^;

ちなみに、同じブランド＋同じサイズでの比較という以外で言うと、コンサートシンバルは薄めのものでもサイズが大きいものが多いです。例えば、コンサートシンバルは18"～20"が標準的ですが、ドラムセットのクラッシュシンバルでは16"～18"が一般的で20"のものはなかなか使わないと思います。このように、それぞれの用途に合わせてメーカーもサイズのラインナップなどしていると考えられます。