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判で押したように過去形で語りかける店員たち
もう何回もこの場で質問や回答していますが、最近は、何かお店に発注したり、料理を食べて勘定を払うたびに、判で押したように、過去形(よろしかったでしょうか?)で語りかけられます。 過去形の方が柔らかくて詰問調でないので、耳に心地よい、とか色々理屈は聞きますが、一体何なんでしょうか??? 最近は、接客訓練で、そのような日本語を使うように指導しているのでしょうか? いい加減気持ち悪いのでやめてほしいのですが、そのたびに文句も言ってられないし、本当に不快です!
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質問者が選んだベストアンサー
マニュアルを作る側も、こういう表現ならベターなんじゃないだろうか、 などと考えた末の結果だと思うのですが、どうも現実と乖離していってますね。 良しとしている人が多いのかどうかはわかりませんが、 明確に「No」という人がいないから、そのまま広がっているのは確かですね。 やっぱり文句を言っていくべきだと思います。 違和感や怒りを覚えつつも、誰も何も言わないもんだから定着してしまうのです。 自然発生的に生まれた言葉ではなく、誰かが意図的に作り出して下の者に使わせている言葉ですから、 使うのを止めるよう指導すれば無くなるでしょう。
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- ライフ *゚+。(σ‐σ)。+゚*(@InTheLife)
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数年前、資格を取るために通っていた学校に、昭和20年代生まれの講師がいました。 彼は、授業で一通り説明を終えるごとに、「よろしいでしょうか?よろしくなくても行っちゃいますよー(苦笑)」と、生徒に対して口癖のように語りかけていました。 ここで言う「よろしいでしょうか?」は、「ここまでの説明を理解できたでしょうか?」の意味合いで、「よろしくなくても行っちゃいますよ」は、「皆さんが理解をしていようがいまいが、予定通り授業を進行させるしかないので、そのつもりで」の意味合いがありました。 生徒の個別質問に応じるため、授業をたびたび中断させていては、学校側の求める過密スケジュールはこなせない。 しかし、生徒の存在をないがしろにした独り相撲的な授業に陥らないため、時折、生徒の意思確認はしておきたい。 そんな事情から生まれた講師の決まり文句だったようです。 接客業界で、客に対し、用いられる「よろしいでしょうか?」も、文字通りの問いかけというより、接客する側の都合や思惑でコトを運ぶにあたり、客に「半強制的」という印象を与えないための緩衝材として活用される場面が目立つように思います。 客の意向を汲むように見せかけつつ、客が「よろしくないです」と、店側の申し出を拒否することは想定の範囲外で、何とか、その場を切り抜けるしかない。 “NO”と言えない日本人同士だからこそ、そうしたやりとりでカドが立つこともなく、社交辞令として普遍化したのかも知れません。 「すみません」もそうした言葉の類のように思えます。 詫びる側は、「“すみません”では済まされない場合もある」と承知しつつも、相手の許しを得られぬ展開は想定の範囲外で、何とか、その場を切り抜けるしかない。 相手を断らせないための断り文句。 私自身、あらかじめ決裁者に内諾を得た上で社内稟議を起案することがあります。 そういった根回しをした方が、仕事や人間関係が円滑に進むことが多く、「談合社会ニッポン」を痛感します。 昨今、接客業界で、「よろしいでしょうか?」の代わりに「よろしかったでしょうか?」が馴染み始めた背景には、それなりの理由があると思います。 価値観の多様化による常識の欠落、利便性や快適性が招いた忍耐力の欠如。 「カネ払ってるんだから、“NO”と言えてナンボ」という考えの客層も増え、「よろしくないです」という返答は想定の範囲外という、店側に都合のいい前提条件が、昔ほど通用しなくなった。 店側の「よろしいでしょうか?」という問いかけは、店が用意したシナリオへの暗黙の了解を請う接客側の期待の押し付けに過ぎない実態に反感を抱いた客が、「いや、全然よろしくないんですけど、そう答えたら、最初からやり直してくれるんですかね?」と、店員をわざと困らせる反応を見せる事態も、当たり前のように起こり得るようになった。 現代社会では、相手の“YES”という返答ありきの紋切り型の「よろしいでしょうか?」は、通用しにくくなった。 相手の“YES・NO”を問う以前に、既に用意されたシナリオが存在する事実を正直に明かし、「果たしてこれでよろしかったでしょうか?」と、おずおずと相手の顔色や胸中を伺い、相手の返答や状況に応じ、柔軟に対策を講じる必要性が生じた。 国語教育として適切かどうかは別問題として、「よろしかったでしょうか?」が、接客業界を担う人々に受け容れられやすい心理は、理解できる気がします。 それは、「もしお客様が『よろしくない』とお考えなら、今、私が発した問いかけは、過去の産物として片付け、お客様のご要望に応えるべく、これから相応の対処に踏み切りますが、如何致しましょうか?」という想いを簡略化させた表現であり、たとえ、相手が理不尽極まりないクレーマーであろうとも、積極的に歩み寄らんと努める接客業界の昨今の風潮を、忠実に反映させた接客用語なのですから。
お礼
さすが理路整然、且つ私と同じく長文のInTheLifeさんの名調子。 過去形話法が定着してきた、昨今の世相が、よく理解できます。 いわば、従来の日本語文法に基づいた話法が、時代の要請によって、変わらざるを得なかった、ということですね。 個人的には、極めて強い抵抗、嫌悪感を覚えざるを得ませんが、好き嫌いを抜きにして、少しは理解してあげなければいけないのかもしれませんね。
補足
自分の書いた「お礼」を読んで、誤解を与えたかもしれないと思い、加筆します。 「極めて強い抵抗、嫌悪感を覚えざるを得ない」対象は、過去形の話法であり、あなたの回答に対してではありません。 さて、ベストアンサーですが、非常に説得力のあるご回答で、私も半ば、過去形話法に理解を示す形になりましたが、基本的には、私はあくまで否定する側に変わりないので、このご回答をB.Aにする訳には参りません。悪しからず。
- ミッタン(@michiyo19750208)
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業界用語から派生した「おはようございます」 一般人が朝でも夜でも「おはようございます」 これもなんとかしてください
お礼
本題と少々ずれていると思いますが・・・。 芸能界や音楽業界などでは、朝以外でも「おはようございます」って言っていますね。
- suzuoki-k
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僕のバイト先ではそういう指導はなかったですが、「よろしかったでしょうか?」「〇〇円からお預かりします」などは間違い、正しい敬語・接客用語をおぼえよう、という内容のポスターが貼られてますね。 僕自身、そうだよな、その言葉遣いは変だよな、と思っていたものもあり、そのポスターで地震をしっかり持ち、正しい言葉遣いで接客出来てると……思います。
お礼
そういう誤った語法をしっかり否定するお店は良識あるお店と思います。 逆に、なあなあで蔓延させたり、マニュアルに盛り込んだりして肯定する店は、しっかり市場から駆逐されることを望みます。
- mota_miho
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江戸時代に吉原の遊郭で使われていたという「ありんす言葉」のようなものではないでしょうか。 地方から出てきた遊女が、出身地の方言を使えば「お里」が知れる。客も幻滅するかもしれません。そうならないように使われたのがありんす言葉とか。 今の時代に話を戻せば、正しく敬語が使えない人が多いので「よろしかったでしょうか言葉」を使うように指導しているのです(推測です)。
お礼
吉原の遊郭のような閉鎖空間だけで、出身地をわからなくするための「共通語」として使われていた、と「ありんす言葉」の解説にはありますが、「過去形」用法も、そうした一般社会では通用しない「限定語」のような存在なのでしょうか?今の飲食店などでは、そうした限定語ではなく、共通語を使ってもらいたいものです。
>一体何なんでしょうか??? 「おはようございました」、「よろしかったでしょうか」などは元々北海道のある地域の方言で、 「よろしかったでしょうか」については、北海道札幌市で創業し、全国へフランチャイズ展開している居酒屋チェーン「つぼ八」の店内で使われていたため、全国に広がったと言われています。 http://www.tsubohachi.co.jp/
お礼
北海道の方言だということは聞いたことがあります。あまり広げてほしくはありませんね。
- 戦艦みかさ(@mikasa1905)
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それは私も思っていたし、結構世間で言われてる事なのにぜんぜん直らない。 これはもう止められないんじゃないかと最近思います。 もしかするとこの言葉使いは「過去形」ではないのかもしれません。 新しい定義が必要ですね。「ぼかし形」とでも言いましょうか。 ・・・こんな回答で、よろしかったでしょうかw
お礼
本当にこのサイトでも散々取り上げられているし(その内のいくつかは私によるものですが・・・下記)、他でも散々話題になっているのに、全然変わらない・・・どころか益々エスカレートしている。 http://oshiete.goo.ne.jp/qa/2931509.html http://oshiete.goo.ne.jp/qa/3745516.html http://oshiete.goo.ne.jp/qa/6843744.html http://oshiete.goo.ne.jp/watcher/entry/53d5945415d2abebe2b4742387d174b7 確かに「過去形」ではなく、「ぼかし形」かも?
考えてみるとその表現は、へりくだった言い方だと思いますよ。 今の世の中、つっこまれないようにビクビクしています。客は怖い存在ですからね。 「ご注文は、ミートスパゲティーでよろしいですか?」と確認すると 「はぁ?メンタイコって言っただろ?何聞いてんだバカ!」となりますが、 「ご注文は、ミートスパゲティーでよろしかったですか?」と確認すると 「は? いやいや、メンタイコだけど。」となりませんか? 程度の差はあれ、~でしたよね? と言われると、いやそうじゃない、となりますが、 ~ですね? と言われると、決めつけ感がでて 「は?違うわボケ!」 となりやすいです。 会計ボタンで呼ばれて、「お会計でよろしかったですか?」は言い過ぎだと思いますが、 客が間違って押したり、別件で呼ぶこともあります。その時は、 「は? もう帰れってか? お冷だよ、お冷!」となることもあります。 だから、無意識にへりくだったけっかこの表現が生まれ、定着したのです。 もし、店員の発言と違う意図を質問者様が持っていた場合は、その過去形は柔らかく聞こえませんか? 大抵は、その件で会話するので違和感あるんでしょうけどね。 ただ、みながそんなことを意識して過去形を使っているとは思えませんし、 古来・従来の日本語としてはおかしいのかもしれませんね。
お礼
無意識にへりくだった結果、もし、店員の発言と違う意図を質問者様が持っていた場合などのことを考慮し、こうした表現が生まれたということは、よくわかりました。非常に噛み砕いた名回答だと思います。 しかし、繰り返しますが、最初から過去形と言うのは強い抵抗がありますし、皆がそこまで考慮に入れているかは疑問です。
こんにちは。 昔は買い物をして1万円を出すと「1万円お預かりいたします。」等の店員からの確認の言葉がありましたが、近年ではそれが「1万円からお預かりいたします。」に変わってきました。 私は最初のころは、その言葉に違和感をもっていて「なに言ってんだろ!。」と思っていましたが現在ではまったくといっていいほど気にならなくなりました。 ご質問の「よろしかったでしょうか?。」という店員の言葉に悪意はないと思いますし、それに、もしも食べた料理がよろしくなかったと質問者様がお感じになられたら「う~ん ちょっと硬かったよ。」とか「注文してから料理が出てくるまで時間がかかったように思った。」などと返事を気軽に言えることにもなりますね。 それをお店側で、サービス向上に役立てる貴重な意見として、今後のお店の運営に反映させようとしているのではないでしょうか。 不愉快な気持ちも分かりますが、向上心のある良心的なお店と考えれば少しは不快感が軽減されると思いますよ。
お礼
英語でも、過去形にするとより丁寧に響くことがあり(can,willに代え、could, wouldを使った場合など←あ!ここも過去形だ!)、自信のない時、お客様に突っ込まれる可能性のある時は、そういう語法もあり?かなとは理解できます。ただ、前のお礼で書いたように、そこはケースバイケースで使い分ければいいのに、最初から、何でもかんでも、過去形で語りかけてくるというのは、あまりにも日本語のニュアンスを考えない、言葉(とそして精神の)貧困の表れであると思えてくるのです。 過去形を使うことによって、お客や相手の反応を伺うという意味では、「向上心」があるとも言えるのかもしれませんが、どうも私は思い込みが強すぎるのか、そういう独りよがりな日本語を使って良いと思っていること自体、「向上心がまるでない」と思ってしまうんですよ!
- ペンギン スーツ(@penguin-suit2)
- ベストアンサー率17% (69/385)
私がバイトしていたとあるチェーン店。 今調べたら全国に3000店舗以上あるらしいのですが・・・、 なんとマニュアルにて「よろしかったでしょうか?」や 「○○円からお預かりします」って書かれていたんですよね~。。 私はバイトだったのでこのことに対して突っ込みませんでしたが、 私自身はその言葉を使わずに接客していました。 (私を指導した方もこの言葉を使っていましたね・・) 会社がマニュアルでそう教えているんですから、 疑問なんて持たずに接客する人が多いんじゃないでしょうか! 接客をしていた私からすれば、 文句を言うならマニュアルを作った会社に言ってほしいですね。
お礼
そう・・・そういう語法が飲食店などのマニュアルに載っているという話も聞いたことがあります。 世間の常識/良識からかけ離れたそういう店は、生き残れないよう、自然淘汰されていくことを望みます。 又、店員も、よほどちゃんとしてないと、疑問や問題意識を持たずに流して行ってしまうのでしょうね。
- keirimas
- ベストアンサー率28% (1119/3993)
例えば、店に行く前に電話で「A定食お願いします」と予約をいれ、店のテーブルに着いたところで確認の意味で「A定食でよろしかったでしょうか」と言われるぶんには違和感を覚えないが、今初めて注文したのに「A定食でよろしかったでしょうか」と言われると不快になる、ということでよろしかったでしょうか、いえ、よろしいでしょうか。 「前に一度言ったのに同じことを言わせるな(たとえ言っていなくとも)。」と言われないように防御線を張っているとか、理由はいろいろと考えられます。 確かに「~でよろしいでしょうか」など、現在形で充分なことが多く、すっきりしていて好感が持てます。 まさか接客訓練で、そのような日本語を使うように指導しているとは思えません。なんとなく広がったものと思われます。 お気持ちはわかりますが、「~でよろしい予定でしょうか」「~でよろしくなりそうでしょうか」「~でよろしくなるおつもりですか」など、未来形のように聞かれるよりはマシと思ってがまんしましょうか。
お礼
私も、前に連絡したことが合っているか確認するような場合の「・・・でよろしかったでしょうか?」は、正しい用法だと思います。回答者様の最初の「・・・と不快になる、ということでよろしかったでしょうか?」も、よろしかったと思います。←この私の用法はちょっと変! 「・・・同じことを言わせるな(たとえ言っていなくとも)。」と言われないように防御線を張っている、という心理状態、大変よくわかります。確かに前に言われたことを確認するような場合、聞き間違っている心配があるような時は、つい過去形で聞きたくなるかもしれませんね。 それならそれで、そういう自信のない時だけ、過去形でしゃべり、自信のある時は、本来の現在形でしゃべればいいのではないかとも思いますが、語彙が貧困で、マニュアル対応しかできない未熟な人間には、そういう使い分けが出来ないのかもしれませんね。
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お礼
明確に「No」という人がいないから、そのまま広がっている。 だから、やっぱり文句を言っていくべきだと、私も思います。 流行っているから、違和感を覚えないからということで容認していったら、やがて日本語は腐ってしまいます。 たとえ人に煙たがられようと警鐘をならしていくべきと考えます。 ただし、できれば、ユーモアを以て、賛同を得られやすいように、警鐘を鳴らしていければと思います。 又、私の過去の質問 http://oshiete.goo.ne.jp/qa/2931509.html のNo.9さんもおっしゃっている通りです。 では、どのように文句を言っていくか? 以下にいくつか、その処方箋を示します。ユーモアを交えて・・・というのは難しい。 ちょっとアホみたいなのもあります。ヒマだねえ~~と言われそうですが・・・フラストレーションを一挙に吐き出してみました。 「よろしかったですか?」と聞かれたら、 1)「よろしくなかったです!」と答える。(私のプロフィールにある通り) それで、相手がどう反応してくるかを見て楽しむ。(加虐的趣味か?) 2)「よろしかったかどうか過去の話は知らんけど、ウンウン、今の話はそう」と江戸っ子口調で返事する。 (上記私の質問へのNo.5さんの回答より) 3)連れがいたら、お互いに「よろしかったですか?」と問いかけあい、意味不明の含み笑いをする。 (上記私の質問へのNo.3さんの回答とお礼より) 4)「ええ~~~? そんな変な日本語、誰に教わったんですか? それとも店のマニュアルにでも載っているんですか?」とまともに不思議がり、問いただす。 5)奇妙な日本語ミシュランhttp://homepage2.nifty.com/snufkin/nihongo.html というサイトがあり、その中の「新丁寧語」をクリックすると、 よろしかったでしょうか。http://homepage2.nifty.com/snufkin/yorosikatta.html というページがあります。 これらを黄色い紙に印刷して、いつもカバンに入れて置き、そのような言葉を聞いたら、 にこっと笑って、それを「はい!イエローカード!」と言って渡してあげます。
補足
現代人の多くが、自分の聞き違いなどに配慮し、他人の反応に対して敏感になっているので、自分の考え・発言が「よろしかった」のかどうか、探りを入れるために、過去形話法が流行っている、という説を多くの回答者の方が主張していますね。 ・・・それは理解できましたが、やはり、話を始めた途端に、過去形話法で話し出すというのには、強い抵抗と嫌悪感、拒否感が収まりません。 やはり、今後とも、断固として過去形話法を拒否する、しっかり理由を説明しながら警鐘を鳴らしていく、話を中断して文句を言う、注意する・・・そういう人に私はなりたい。嫌われても構わない!