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卒業後の仕事と扶養の問題について
- 3月卒業予定の学生が、卒業後に掛け持ちの仕事をする予定ですが、個人事業主になるべきかどうか悩んでいます。
- また、入籍を控えているため、扶養に入るかどうかも悩んでいます。
- 彼との意見が分かれており、貯金や控除などを考慮しながら最善の選択をしたいと思っています。
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考え方が逆です。 「扶養に入らないのは損だから、働くのをセーブ」というのは、本末転倒です。 「稼ぎが少ないなら扶養に入らないと損」なのです。 ※以下、夫婦についてのみ考えます。稼ぎ頭が夫、扶養されるのが妻として記載しますが、逆の場合でも同じです※ 夫が会社員ならば、税金の控除のほか、社会保険(健保・年金)でも扶養になれるので、お得感はあるでしょう。 税金だけだとそれほどお得ではないのですが、社会保険の扶養は【保険料が変わらず】妻の健保・年金(国民年金第3号被保険者)をかけている状態になるので、かなりお得には感じます。 (妻の国民年金保険料、扶養家族(妻含む)の健康保険を別に払わなくてよいのですから) 夫に社会保険がない(会社が社会保険に入っていない、自営業など)場合は、税金の控除だけですが、妻の稼ぎが増えれば国保料(税)が上がり住民票の世帯主(たぶん夫)の負担は増えます。 税金は、彼の稼ぎによりますが、配偶者控除(妻の給与年収103万円以下)ならば、彼の支払う税金が1年あたり数万円安くなります。 所得税:控除額38万円×税率 5%だったら1.9万円、10%だったら3.8万円 住民税:控除額33万円×税率10%=3.3万円 さらに、妻の年収が103万円を超えても、141万円までなら配偶者特別控除があります(妻の年収に応じて控除額が下がる)。 社会保険については、先に書いたとおりです。 妻の収入が被扶養者の条件から外れた場合はもちろん、妻が社保に入った場合(勤務時間の都合など)にも、被扶養者から外されます(自己申告が基本ですが、定期的に被扶養者の収入状況の確認がされます)。 そうなれば、妻の健保・年金(社保がなければ国保・国民年金)の保険料支出が増えますので、よく「130万円を少し超えたくらいの働き方は損」と言われるのです。 被扶養者なら必要なかった妻の分の健保・年金を払う必要が出て来ますからね。 月25万も稼ぐなら、扶養に入らなくても全然損ではありません。
お礼
詳しく教えていただいて、ありがとうございました。 確かに、逆方向からばかり考えていました。 収入が確定してから、もう一度考え直します。 お返事が遅くなってしまい、大変失礼しました。。