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演奏会前のピアニスト
演奏会前のピアニストに関する質問です。 なお、ピアノ協奏曲などの合奏曲ではなく、ピアノソナタなどのピアノ独奏曲だけを弾く演奏会とします。 (1)オーケストラやオペラと同様、ピアニストもゲネプロを行うのでしょうか? (2)ピアノは自分で調律ができませんから、オーケストラのように演奏直前にチューニングはしないわけですが、すると演奏者は演奏直前には何をしているのでしょうか? 何もすることがない気がします。 (3)オーケストラは定期的に合奏練習を行いますが、ピアニストは独奏ですから一人で練習しますよね。 すると、人前で演奏を披露することは演奏会本番までないのでしょうか。
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- 安房 与太郎(@bilda)
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序破急&起承転結 ~ プログラム・ビルディング ~ 一夜の演奏会は、よせあつめの曲を雑然と並べるわけではありません。 それなりのセンスが問われるので、よほど無頓着な主催者や企画者で なければ(指揮者や音楽監督に)いくつかの配慮が求められます。 まず、全体の時間に納まるよう、休憩時間やアンコールを決定します。 終演時刻と交通機関が、適切に連続するよう、事前に調査します。 可能なかぎり、ハプニングが生じることを想定して、時間配分します。 全体を三つのステージに分け、楽器や出演者の移動を調整します。 指揮者・独奏者・伴奏者・司会者・来賓、花束の贈呈者を一覧します。 最後に、全曲目の調性・曲想・緩急に応じて、適切な順序を決めます。 全体として、速い四拍子・遅い二拍子・緩い三拍子・強い四拍子の順に なるよう、さらには静寂から強弱を経て終曲に向かうのが理想的です。 どの出演者も、このような演出にふさわしい存在感が要求されます。 ── もうひとつの問題といえますかどうか たとえば第1回のプロで は ヘ長調が三つ並ぶのですが 岩渕「一般的には ひとつのプロで関係調による変化があった方がいい ようですね このことを たいへんやかましくいったのがエッシュバッ ハーでした 彼は稀にみるほどの絶対音感の持主でもありましたので 調性によって たとえば変イ長調とイ長調では 音そのものの色あいの ようなものが異なって聴こえるらしいですね」 http://d.hatena.ne.jp/adlib/19691112 日本の弦楽四重奏談 (2) 岩淵 竜太郎氏に聴く;微調整のプログラム
- E-1077
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一応、調律が終わった時点で試し弾きをする場合もあります。 そこで微調整をしてもらうこともあります。 その後で全曲通して弾く人と、途中で止める人もいます。 で、控えの部屋に同じくピアノがあってそこで取りあえず、いつもの通りの練習をします。 ウォーミングアップです。 人前で弾くことはありますよ。披露とまではいかなくてもね。 気になるフレーズとか。繰り返したり、今日のプログラムの確認とか。 ストレッチをしないと駄目な人。 冬は手先が冷たくて苦労するのでお湯につける人。 様々です。 何もしないって・・・・集中するのに大変なんですけど。。。。 退屈することはありません。