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鉄腕アトムの関連(オマージュ?)作品を探しています
『鉄腕アトム』の関連(オマージュ?)作品を、以下の条件で探しています。 ・『鉄腕アトム』に関連していると理解できる(キャラ名などをボカしてあったりしてもOK) ・アトムが作られる前の話 ・手塚治虫先生以外の方が書かれている ・商業メディアで展開している(同人誌はNG) 以上です。 「アトム後」の話は良くあるのですが「アトム前史」)は見たことがありません。 自分で探したけど、見つけられなかったので質問させていただきます。 ちょこっと出て来るだけでも構いませんので、どうかよろしくお願いいたします。
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- astroboy2003
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あと一冊 鉄腕アトムは電気羊の夢を見るか 布施英利 まじめな本です。
- astroboy2003
- ベストアンサー率0% (0/3)
パロディ作品ならいろいろあるんですが…。 アトムちゃん 西本大介 ザッツパロディ 夏目房之介 103歳になったアトム 谷川俊太郎 詩集『真夜中のミッキーマウス』収録 50年目の同窓会 四方田犬彦(本人が、エッセーの中で、自分の論文集の中に収録しているとして、あらす じが載っていますが、論文集のタイトルは不明です) アトムの足音が聞こえる アトムの音を創った男のドキュメンタリーDVDです 私の鉄腕アトム 100人のアーティストが、自分なりのアトムを表現しています。絵画、立体作品、音楽まで まだまだ、いっぱいあるはずですが…。
- 123admin
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アトム前史というのが何を指しているのかが正直理解できません。 鉄腕アトム http://ja.wikipedia.org/wiki/%E9%89%84%E8%85%95%E3%82%A2%E3%83%88%E3%83%A0 個人的な見解として前史は天馬博士によって事故死した息子の飛雄の身代わりに作られたトビオとしてのアトムと考えています。 引用開始 トビオは、人間とほぼ同等の感情と様々な能力を持つ優秀なロボットであったが、人間のように成長しない事に気づいた天馬博士はトビオをサーカスに売ってしまう。サーカスにおいて団長に「アトム」と名付けられる。やがて感情を持つロボットに対し、人間と同じ様に暮らす権利が与えられるようになると、アトムの可能性に着目していたお茶の水博士に引き取られた。 引用終了 つまりお茶の水博士に引き取られた以降がアトムの物語と思っています。 天馬博士に存在を否定されつつも親として認識するアトム。 息子としては否定したものの自身の傑作としてアトムに執着する天馬博士。 映画『A.I.』やブライアン・オールディスの『スーパートイズ』ではそういった親子の愛憎がメインになっていると感じられる訳です。 浦沢直樹『PLUTO』にしてもそういった部分をかなり掘り下げていました。 月刊とはいえ「少年」で10数年も連載していたので陰々滅々のストーリーでは持ちませんから正義の味方にふさわしい活躍がメインになるのですが・・・ マンガ版では悩めるヒーローとして要素がかなり強いものです。 アニメ版は勧善懲悪が基本となりますが、毎週の放送で膨大だった筈の原作が食い尽くされてアニメのオリジナルになっていきます。 ですからファン層が多岐に渡るためにアトムという捕らえ方が人により異なるのだと思います。 個人的には黒手塚さんの人間らしいワガママな振る舞いや作者とはいえ一度発表した作品に手を加える姿勢が好きではありません。 版が違う毎に手が加えられて・・・ 又、W3事件など黒手塚さんの振る舞いなど・・・ 周囲に影響が・・・ 少年マガジンが劇画路線になったのはそういった影響ですが結果的に成功したから良い契機と言われる。 もっとも濡れ衣を着せられた某SF作家や友人のSF作家達は当時怒り心頭だった様です。 でも真実は人それぞれで異なる様です。 「氷菓」風に言えば45年前の真実とは、「わたし気になります」でしょうけどね。(本当は47年前か)
- 123admin
- ベストアンサー率52% (1165/2222)
>『鉄腕アトム』の関連(オマージュ?)作品を、 基本的に手塚治虫のアトムというのは神聖視されている作品と考えます。 とはいえ誰でも知っているが故に生半可な覚悟では非難されるだけになってしまう割に合わないものです。 浦沢直樹の『PLUTO』にしても連載開始にあたり自分の熱き思いを雑誌対談で語りました。 『MONSTER』などの作品で評価された漫画家が自分なりの解釈を同じファンに問う様な形でした。 不二子氏や石ノ森氏達は手塚作品の亜流といわれない道を目指しました。 ドラえもんやサイボーグ009などね。 もっとも手塚治虫自身はどうもアトムを疎んじていた様です。 多分「火の鳥」とか「ブラックジャック」の方が・・・ その辺に関しては下記のサイトが参考になります。 手塚治虫研究 http://www.asahi-net.or.jp/~hi5k-stu/tezuka/index.htm さて個人的にオマージュだなと感じたのは スティーヴン・スピルバーグの映画『A.I.』です。 http://ja.wikipedia.org/wiki/A.I. 原作はブライアン・オールディスの『スーパートイズ』 http://www.geocities.jp/winter_hawk_87/Revew2/Supertoys.html 小説自体はかなり古い作品らしいが、個人的な憶測では「アストロボーイ」を見ているだろと思います。 当時は互いに切磋琢磨してプロットを発展させる事に価値を見出していましたから、某デゼニーの様な著作権のごり押しなんて野暮な事は・・・ 本国ではボロボロの興行成績だったのに日本で『A.I.』がヒットしたのは『アトム』という下地があったからに他ならないと思っています。
お礼
ご回答ありがとうございます。 SF分野は本当に詳しくないので、詳しいご意見、本当に参考になります! > スティーヴン・スピルバーグの映画『A.I.』です。 > http://ja.wikipedia.org/wiki/A.I. > 原作はブライアン・オールディスの『スーパートイズ』 > http://www.geocities.jp/winter_hawk_87/Revew2/Supertoys.html こちらが「アトム前史」という理解で良いのでしょうか。 「のちのアトムである」みたいなイメージのものがあれば、 (もしお手数でなければ)教えていただけると助かります。
- ocha2042
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質問の意図に合うかはわかりませんが、こういう作品があります。 高橋源一郎氏の小説「ペンギン村に陽は落ちて」では、アトムを天馬博士ではなく「Dr.スランプ」の則巻千兵衛が作り上げます。
お礼
おお、そんなのがあるのですね! 高橋源一郎先生はノーマークでした……! さっそく読んでみます。 すっごい助かります!ありがとうございます!
- iMyFuzzy
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アトム前史ではないけど、浦沢直樹の『PLUTO』があります。 http://ja.wikipedia.org/wiki/PLUTO まぁ検索済みでしょうが…
お礼
ご回答ありがとうございます。 質問にございます通り、「アトム以前」を探しています。 PLUTOはわたしも楽しみに読んでいます! ゲジヒトは天馬博士なのかな? 引き続き、どうぞよろしくお願いします。
- 123admin
- ベストアンサー率52% (1165/2222)
鉄腕アトムの前史は「アトム大使」です。 そしてこの事実はTVの特撮「アトム」及びアニメ「鉄腕アトム」で育った世代には隠蔽された黒歴史でした。 マンガの神様手塚治虫の逝去後に懐かしのマンガ復刻のブームが訪れた時に復刻版「少年」の目玉企画として日の目を見ました。 アトム大使 http://tezukaosamu.net/jp/manga/13.html アトム大使での設定 a.wikipedia.org/wiki/鉄腕アトム#.E3.82.A2.E3.83.88.E3.83.A0.E5.A4.A7.E4.BD.BF.E3.81.A7.E3.81.AE.E8.A8.AD.E5.AE.9A 「アトム大使」の復刻は現在絶版の為に入手は困難の様です。
お礼
ご回答ありがとうございます。 質問にございます通り、「手塚治虫先生以外の方」が執筆されたものを探しています。 教えていただければ幸いです! どうぞよろしくお願いします。
お礼
こちらの書き方があいまいなせいで、ご迷惑をかけてしまったようで申し訳ないです。 「前史」についてですが、「生まれる前の出来事」という風に幅を持たせて考えています。 「~~このようなことがあって、アトムが作られるに至った」というように読めるものが見つかればがベストですが、そこまで書いてしまうと「天馬博士とトビオの(他の作家さんによる)別解釈」という話に限定されてしまって見つからないのでは?と思い、あいまいな「前史」という書き方にしたつもりでした。 引き続きのご回答、本当にありがとうございました。 たくさんの情報、ていねいな考察、とても参考になりました!