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不協和音を用いた民族音楽

西洋音楽には長3度や短6度、増4度や減5度などの不協和音を用いた音楽がたくさんありますが、民族音楽にもそのようなものはあるのでしょうか? 私自身色々と民族音楽を聴きましたが、民族音楽はどれも完全1度・4度・5度・8度が中心で、これ以外の和音を使っているものには出会いませんでした。 もっとも、民族音楽の場合西洋音楽とは異なる音階のものもありますから、○度という表記自体が不適切なものもあるでしょうが。

みんなの回答

  • Mio9000
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回答No.1

黒人霊歌と、黒人霊歌の派生から19世紀末から20世紀初めにかけてアメリカ南部ミシシッピデルタで生まれたとされるブルースですね。 ブルースは高温多湿の夏を迎えるアメリカ南部で、綿花畑での労働を余儀なくされた黒人たちの間で労働の苦しみを紛らわせるために自然発生的に生まれたとされる最新の民族音楽です。 旋律を構成する音階には単3度、単5度が出てきますが和音は普通の長3度を使います。西洋音楽の概念ではこのような発想はどう逆立ちしても生まれてきません。またリズム感覚も斬新です。 ただし音階については西洋の12音階では説明のできない音も含まれると言われています。和音(コード)はいわゆるセブンスコードと言われる不協和音だらけです。 もちろん今ではもっと洗練されてしまっていますし、ロックやジャズという形に変わっていますが、次のCDで聴くことができるのは、ミシシッピデルタブルースのオリジナルに近いものだとされていますね。 http://www.amazon.com/Robert-Johnson-The-Complete-Recordings/dp/B000002757

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