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メトロノームのテンポ

メトロノームのテンポの数字に関する質問です。 60・120は一秒に一拍・二拍ということで納得できるのですが、40・72・144・208といった半端な数字がどうして採用されているのでしょうか?

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回答No.2

[ 訂正 ]  失礼しました。メトロノームというのはアナログ式の物をおっしゃっているのですね。 私はSteinway & Sons製のデジタル式の物を使っていますので、分かれ目が無い上に、AllegrettoやAllegroの境界も結構違います。  メトロノームの数値に関することは、JIS B 9803で決まっています。JISというのは日本工業規格ですが、アナログ式のメトロノームというのは当然振り子の原理を利用した機械仕掛けですので、音楽的な話よりもどうやったら量産しやすいかという機械的な話だったのでしょう。JIS B 9803が制定されたのは1958年12月16日、その後1993年7月1日に改正され、1999年2月20日に廃止されています。時間があったので日本工業標準調査会のオフィシャルサイトで検索してみましたが、廃止された規格だけあって内容は公表されていませんでした。規格票はおそらく京都の南はずれにある国立国会図書館関西館に保管されているはずです。  おそらく、当時「信頼性」というものが大きなポイントになったと思います。もちろん、「テンポ100」と言った以上はちゃんと100で刻まなければなりません。そのとき、おもりが上のほうにあるときは微調整をしても信頼性を確保できたけど、下にいけばいくほど微調整が難しくなったのでしょう。やろうとすればするほど精密になり、作れないか作れたとしてもデリケートすぎてすぐ壊れるという具合です。それで、どこかに線を設けて「こっからここまではいくつ間隔」というようにしていったのでしょう。それが、現在のメモリになっているのだと思います。

回答No.1

[ 回答 ]  72 / 144 / 208といった数字は秒単位で考えるので半端になりますが、分単位で考えると半端になりません。 [ 解説 ]  テンポ120というのは、「120bpm」という単位で表記されます。  bpmとはbeat per minuteの略で、日本語に訳すと「1分間に○○回打つ」という意味です。打つというのはリズムを打つという意味ですね。ですので、例えば60bpmというと1分、つまり60秒に60拍ですから1秒に1拍、120bpmは同様に1秒に2拍、これはたまたま割り切れただけの話です。

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