LTSPICEで伝送線路のパラメーター関数の使用

質問

カナダの大学で電子工学を勉強している者です。事情があって学校でできなかった、LTSPICEを使った伝送線路のシミュレーションの実験を自宅でやっていますが、実験マニュアルに書いてあることがよくわかりません。　

一応電源に 伝送線路をあらわす Tline 部品と負荷抵抗をつないで,　シミュレーションができたのですが、次の段階の、伝送線路の長さを変化させて終端での電圧波形を観測する部分で進めずに困っています。　わからないのは次の２箇所です。

Change the delay to { del } とあるのですが、これは　component attribute editor box にある　value の値を　現在の　Td=200n　から　Td={del} にするという意味なのでしょうか。

また、 Click on the .op icon and enter .step param del 200ns 240ns 2.5ns
とありますが、　.op icon なんてどこにあるのでしょうか。

LTSPICE　に詳しい方、どうぞ教えてください。

回答No.1

inara1 · ベストアンサー

.opアイコンは、回路図をアクティブにしたとき（回路図ウィンドウをクリック）、ツールバーの一番右側にあります（Aa の隣）。これ以外に、メニューの Edit → SPICE Directive とやっても出ます。キーボードのウィンドウズキー＋S とやってもいいです。

＞の値を　現在の　Td=200n　から　Td={del} にするという意味なのでしょうか
記号を右クリックしてもいいですが、伝送線路記号の下に出ている Td=50n Z0=50 を右クリックしても入力画面になります。その画面で Td=50n と書かれた部分を Td=(del} と書き直します。これは遅延時間を del というパラメータにするという意味です。書き換えたら、OK として、再び .opアイコンをクリックして、空欄に .step param del 200ns 240ns 2.5ns と書きます（最後は2.5nsであってますか？）。そして、OK をクリックして、回路図上の適当なところに配置します。

添付図は、そのように変更したものですが、こちらでやってみたところ、node n001 が浮いているというエラーが出てシミュレーションできませんでした。

お礼

早速のご回答、有難うございました。
おかげさまでうまくシミュレーションできました。
私はTlineの上側は電源と負荷につなぎ、下側の線の両端からグラウンドして出来ました。
結果の画像をお送りしようと思ったのですが、この「お礼入力」にはそのような機能はないようです。