- ベストアンサー
ミックスダウンしたら音量が小さかった場合の対処法
- ミックスダウンした際に音量が小さくなる場合の対処法について知りたいです。トラックをバウンズし、ノーマライズをかけても音量が他の曲と比べて明らかに低いです。音量を上げるとクリッピングが発生してしまいます。MIDI音源の作成時に問題があるのか、波形処理や音圧の調整が必要なのか教えてください。
- ミックスダウン時に音量が小さくなる問題が発生しています。SONAR X1 LEを使用しており、他のソフトで作成したMIDI音源をプラグインシンセで鳴らしています。トラックをバウンズし、ノーマライズをかけても音量が他の曲と比べて半分しかありません。音量を上げるとクリッピングが起こります。MIDI音源の作成時に問題があるのか、波形処理や音圧調整が必要なのかアドバイスをいただきたいです。
- 初心者ですが、ミックスダウン時に音量が小さくなる問題が発生しています。SONAR X1 LEを使用しており、他のソフトで作成したMIDI音源をプラグインシンセで鳴らしています。トラックをバウンズし、ノーマライズをかけても音量が他の曲と比べて明らかに低いです。音量を上げるとクリッピングが起こります。MIDI音源の作成時に問題があるのか、波形処理や音圧調整が必要なのかアドバイスをいただけると助かります。
- みんなの回答 (1)
- 専門家の回答
質問者が選んだベストアンサー
>他の曲と比べると音量が明らかに半分くらいしかありません。 これはご自身がSONARで作成した他の楽曲に比べて、何故か音量が小さくなってしまうと言うことでしょうか? それとも市販のCDなどと比べての話でしょうか? 前者の場合はルーティング上のどこかにボリュームを下げる工程が入っているはずです。 後者の場合はマスタリング処理における音圧稼ぎを行っていないためです。 後者の場合だと捉えて、すごく簡単に説明すると。。。 音楽とは展開に応じて盛り上がるところと盛り下がるところの緩急があるのが常ですから、どうしても最大音量は「盛り上がっている所で音が割れない(0dbを超えない)」状態にせざるをえません。 ということは盛り上がっていない部分では音量が十分に稼げないので、どうしても音量が小さくなってしまいます。 しかしクラシック音楽などは別としても、殆どの市販のCDはこれと矛盾するような処理を行うことで音圧を稼ぎます。 つまり、盛り上がる部分の音量を押さえこんで、全体の音量が平たんになるようにする。 平たんな状態からゲインアップを行えば、全体の音量が上がる。 ということです。 音圧を稼ぐ(=波形のピークをおさえこんで平たんにする)為のエフェクトとしてコンプレッサーやリミッター、マキシマイザーといったものがあります。 ただ、こうした音圧処理を行う専用のエフェクト以外にも手法はあって、例えばイコライザーで不要な音域をカットして整理することで音量のデコボコも整ってきますし、ピンポイントでボリュームをコントロールして音圧を整える手法もあります。むしろこうしたお膳立てをきっちりしたうえで、最後の仕上げとしてコンプやリミッターをかけるものと思ってください。 コンプもリミッターもサウンドに変化をもたらすので(それを狙っているならともかく)、過度にかけすぎると音圧を得る代わりに自然なサウンドを犠牲にする部分もあります。ですからその前段階でできる限り善処しておくのがベストです。 マキシマイザーは音量を上げて波形がはみ出た部分(つまり音割れしてしまうはずの部分)を強制的にカットして波形を平たんにするエフェクトだと思ってください。 コンプやリミッターが”ピークをつぶす”ならマキシマイザーは”ピークを切る”というイメージですね。 しかもコンプやリミッターのようにサウンドキャラが変化しにくいのが特徴で、誰でも簡単に音圧を稼げますがやはり稼ぎすぎると音質的にはちょっと難があります。 ただ、市販のCDの多くはマキシマイザーで音圧を稼いでいるので若い子たちはむしろこの音質に慣れていると言えるかもしれませんね。 ゲインの稼ぎ方としては邪道という声もありますが、趣味で遊ぶ分にはマキシマイザーで十分です。単純に音量が足りなくて困っているなら各トラックを束ねるためのミックスバスを用意してそこにマキシマイザーを追加することで全体音量を上げることが可能です。 (なのでまずはSONARでのバスの使い方とかオーディオ信号のルーティングに関してもちょっと勉強する必要があります) フリーでもいろいろありますよ。 ttp://hem.bredband.net/tbtaudio/archive/oldtbtvstplugins.htm この中のTLs Maximizer は有名ですね。とても自然な音質です。 とはいえ、そこでさらに初心者に立ちはだかるのがエフェクトを追加して使えるようにするまでの工程なんですよね。。。 SONARをインストールするとvstpluginsというフォルダが出来ているはずなので、そこに追加したいエフェクトのdllファイルを入れます。 SONARを起動して<ユーティリティー>より<cakewalk plugin manager>を選択、VSTプラグインの検索を行います(入れているエフェクトの数に応じて時間がかかります) これで追加したエフェクトが認識されますので、あとはトラックやバスのFX欄で右クリックしてエフェクトを挿入してください。 (トラックやバスにFX欄がなかったら表示形態を変える必要があります。トラック画面の上部にて表示構成がデフォルトのcustomになっていたら、allに変更してください) とまあ、実際には追加するのも初心者には結構戸惑う部分はあるかと思いますが、一度覚えてしまえば音圧稼ぎ用だけでなく様々なエフェクトを追加して音づくりもできますから、頑張ってみてくださいね。
お礼
詳しくてわかりやすい説明ありがとうございます!! マキシマイザーを追加してちゃんとオーディオ信号のルーティングなどを調べて頑張ってみます!!