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※ ChatGPTを利用し、要約された質問です(原文:バッハとモーツァルト・・・意外なことを発見しました)

バッハとモーツァルトの宗教と音楽

tanuki-uの回答

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  • tanuki-u
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回答No.6

私も同じように感じていました。 作曲者の宗教的背景を知ってから、後で音楽を聞くと、 初めの印象とギャップを感じることもありまよね。 日本のキリスト教の、大雑把な関係を記載しますので、 また、ご参考にしてください。学校名は聖職者養成学校です。 プロテスタントとは、カトリック以降に派生した教派総称です。 当時堕落したカトリック教会に、異議を唱えたのが宗教改革です。 カトリック⇒ルター宗教改革⇒ルター派教会⇒日本ルーテル教団(ルーテル学院大学) カトリック⇒カルバン宗教改革⇒長老派教会⇒日本キリスト教団(東京神学大学)権威的 カトリック⇒イギリス宗教改革⇒イギリス国教会⇒アメリカ移住(ピューリタン革命)      ⇒メソジスト派⇒日本キリスト教団(関西学院大学)民主的 カトリック⇒イギリス宗教改革⇒イギリス国教会⇒アメリカ移住民(ピューリタン革命)      ⇒会衆派⇒日本キリスト教団(同志社大学)民主的 カトリック⇒イギリス国教会⇒日本聖公会(聖公会神学校) 日本の信者数で言うと、 日本キリスト教団>日本のカトリック>日本聖公会>その他プロテスタント、東方正教会 戦時中は、キリスト教はプロテスタントが統合され、 日本キリスト教団と日本のカトリックだけでした。 戦後、日本キリスト教団から多くが離脱しました。 ですから、プロテスタントでも固い厳格な教派から、民主的、比較的自由な教派まであります。 ゆえに、簡単にカトリック的、プロテスタント的と、分けにくいものがありますが、 日本での印象はカトリック=バチカンのイメージで jupitanさんの、保守的・荘厳・戒律・神父さま・カトリック教会・ローマ教皇と イメージがはっきりしているのに対し、 プロテスタントはよくわからないので、その逆というイメージが一般的かと思います。 実際いっぱいありすぎて、一言で言えないのです。 バッハはルター派のプロテスタントでした。 ルター派はその中でもかなり厳格な教派です。 バッハの生まれたアイゼナハは、ルターの宗教改革とたいへん縁の深い町でした。 バッハがミサ曲などのカトリック音楽を作曲していますが、 それは、音楽的名声と、生活を支える為でした。 カトリック音楽(ミサ曲)の作曲は、収入がよかったのです。 モーツァルトの父は厳格なカトリック教徒で、その影響を強く受けました。 ですが、カンタータは、ルター派の礼拝のために作られた音楽で、 ミサ曲のルター派教会ヴァージョンです。 いずれにしても、二人とも宗教世界の中で生活し、作曲していましたが、 一つのキリスト教会派の枠の中にとらわれない大天才であった。 ゆえに、私たちがキリスト教を知らずに、ただ音楽として聞いても、 心が動き感動してしまうと言うことでしょうか。

jupitan
質問者

お礼

ご回答ありがとうございました。 とても詳しくご説明頂きよく分かりました。 バッハとルター派、アイゼナハ、そしてミサ曲の作曲が音楽的名声と生活の為、等々の関係が理解できました。 また、モーツァルトはじめ大作曲家達は単にキリスト教の教会派という枠を超えて普遍的かつ音楽として万人を感動させる素晴らしい音楽をつくったといえますね。

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