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昔の録音をSACD化してなぜ音質はよくなるのですか

アナログ時代の名盤が続々とSACD化してリリースされていますが なぜ音質が良くなるのでしょうか??? 当時の録音記録技術が現在にくらべてまだ発展途上だったと思うので マスターテープに残されている「音楽」そのものもまた質はあまりよくないと思います。 アナログ時代の録音された音楽がSACDにされてなぜ音質は向上するのでしょうか? ちなみにレコードがCD化されたものと、SACD化されたものとでは、 両者の音質のどこに「差異」を感じられますか???

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  • yosifuji20
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回答No.1

まず第一にどのような技術であれ、元の録音よりも音は向上することはありません。それよりは音はいじれば必ず何処かで劣化が起こります。 CD化された場合に音が良いと聞こえるのならばそれはレコードとCD,SACDの伝送体としての性能の差だと思います。 レコードは音の波形をそのまま金型に刻みます。その波形が100%誤りがないということはありえません。 これに対してCDやSACDは元の信号を分解してデジタル信号に変換し、このデータで媒体に記録します。この時にその記録されたデータが多少変形してもデジタルデータの精度には影響しません。新聞の活字が少し汚れていても記事の意味は判りますね。 他方もし新聞の写真が汚れているとなんだかわからないことは起こりますね。レコードの音の品質はこのようにデジタルよりもかなりシビアなのです。 これと同じで、デジタルは信号さえ読めれば意味は後で再現できるので元の信号の劣化が起こりにくい仕組みなのです。 理屈ではアナログでもデジタルでも全く劣化なしに記録できれば音は同じように聞こえるのではないかと思うのですが、これをアナログレコードで実現しようとんでもない高価なものになる恐れが大です。 従って限られたコストの範囲ではデジタルの方が劣化が少ない伝送をする可能性が高いということです。 もっともそれでもアナログレコードの方が音が良いと頑として譲らないマニアはいますから、それから先は嗜好の問題ですね。

datdatdatdatoto
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回答No.5

はじめまして♪ アナログのマスター音源は非常に良いサウンドを持っています。 これを、LPレコードやCD,SACD等のパケージメディア化する場合、入れ物に合うように音を処理します(マスタリングと言います) このため、LPレコードやCDより、入れ物としてSACDは大きいので、上質な音源を上手にリマスアリングしますと、良いサウンドが一般人にも楽しめるという事です。 アナログとデジタルの決定的な違いは、消え入る様な小音量部分です。デジタルで24ビットと言っても、小さい音は数ビットと言う粗い処理に成ってしまいます。 アナログはノイズが聞こえてしまいますが、ノイズ以下の音量でも人間にはきちんと聞き分ける事が出来ますし、クオリティもそれほど変わりません。 なお、ほとんどの場合、CDとSACDではマスタリング作業が別々に行われますので、実際の聞こえ方が絶対的な方式の差を聞き取っているとは言えない場合も有ります。 (ミキサー等の機材もスタジオもエンジニアも違う場合が有りますからね。) 一般に流通するパッケージメディアは、多くの利用者に聴きやすくなるように造られます。CDの場合は高度なオーディオ以外にもラジカセやカーコンポでも聴きやすくしたり音を加工しています(ポップス系は特に多いですね。) SACDなら、相応のオーディオ機器で聴いてもらえると言う前提で音作りしていたりします。

datdatdatdatoto
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noname#140574
noname#140574
回答No.4

>当時の録音記録技術が現在にくらべてまだ発展途上だったと思うので >マスターテープに残されている「音楽」そのものもまた質はあまりよくないと思います。 まずはこの認識を改めたほうが良いと思います。 アナログ時代とはいえ、業務用のマスターテープはテープ幅も広くテープスピードも速く、アナログですから情報量は無限大にあるといえます。 もちろんアナログ記録故、経年劣化があるため、リマスタリングの作業が必要となります。 例えばノイズなどを目立たなくする、周波数特性を整える、またレコードとSACDでは特性が異なるため、収録メディアに合わせた調整を行います。 このマスタリングでずいぶんと音質が変わります。 例えば同じ1970年の音源を、1985年にCD化したものと、リマスタリングにより2011年にCD化したものとでは、同じCDでも音質は異なります。 85年当時はまだCDへ特化したマスタリングが主流ではなく、当時のA/D変換技術も今とは劣っていました。ミキシングなど編集作業の過程もまだアナログ機器が多く使われていました。 マスタリングの技術も現在はかなり進み、ハイビットハイサンプリングまたはDSDで処理を行って、最終的にはSACDなりCDのフォーマットとなり、劣化の要素が少なくなりました。 アナログ編集ではできなかったこと、難しかったことが技術の進歩でできるようになったのです。 音質向上はSACDだからというよりは、このマスタリングの進歩といえます。 CDとSACDの比較はまた別になりますが、私の手持ちのSACDも、CDとの差を感じるものもあれば、ほとんど感じないものもあります。 この辺りも、元の音源とマスタリングのやり方も絡んできます。つまり、一概にどうとは言えないですね。

datdatdatdatoto
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noname#132229
noname#132229
回答No.3

>アナログ時代の録音された音楽がSACDにされてなぜ音質は向上するのでしょうか? 私はアナログからCD化された物と比べるとSACDのほうが音質が向上すると解釈してます。 >当時の録音記録技術が現在にくらべてまだ発展途上だったと思うので 私は当時の録音は機器も技術も成熟期であり、ほぼ完成域だったと考えています。 一番重要なマイクロフォーンは、あの頃から小型になったくらいで進化してません。 時々録音スタジオの写真を見ると、同じようなマイクが見受けられます。 >ちなみにレコードがCD化されたものと、SACD化されたものとでは、  両者の音質のどこに「差異」を感じられますか??? ソニーのマスターサウンドシリーズが出た時は、今までのCDよりクリアーな音、 なので、小使いの許す限り買いまくった経緯は有りますが、SACDでは、その様な 違いは感じられないと言うより、私には解りません。 MP3ー192Kbsの音とWAVの音の違いが聞き分けられないので、SACDは 私には無用のようです。

datdatdatdatoto
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  • P0O9I
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回答No.2

>アナログ時代の録音された音楽がSACDにされてなぜ音質は向上するのでしょうか? 今の人に良い音と感じるように、加工しているのでしょう。少なくとも今のデジタル技術で、ノイズは取ることはできます。 >レコードがCD化されたものと、SACD化されたものとでは、 両者の音質のどこに「差異」を感じられますか? ほとんどの人にはプラシーボ効果でしょう。私にはさっぱり感じられません。

datdatdatdatoto
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