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美大の進学は将来を考えて価値があるのか?
- 美大に進学する人の将来の進路や就職難、卒業生の活動内容について検討します。
- 美大に進学する男性の将来のリスクや結婚・家庭を持つこととの関連について考えます。
- 現代の美大進学の意義や卒業生の活動内容について疑問を抱いています。
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質問者が選んだベストアンサー
作家とライターの違いは、分かりますか? 新聞記者も小説家も同じ物書きを仕事にしていますが、両者は大きく異なります。新聞記者やライターは、書きたいものを書くのではなく、依頼された、または職場の役割として任された企画に合わせてものを書くんです。 自分のデザインを売り込むって発想が、ご自身を作家と同じ立場にいたいという表れです。 その発想から脱せられない限り、無理だと思います。 それと、デザインくらい道具が揃っていれば素人でもできる? 到達目標がその程度の技量が目標なら、やめた方がいい。 建築家を意識してるみたいですが、住居の設計にしても、今は、素人でも作れるソフトが出ています。素人が自宅を見よう見まねで作るのなら、それでもいいでしょう。でも、売れる家を作るのに、素人の出番はありません。 デザインでも一緒です。良いものが求められているのではなく、企画に沿った意図通りにお客や見た人がうごくデザインが必要なんです。イラストでも、造形でも同じです。 当たり前ですが、必要とされるのは、意図したものを作れる技術、才能を持った人です。美術品や作品が欲しいわけではありません。そして、意図、企画するのは、あなたではありません。 キチンとした大学や専門学校では、その技術を教えてくれますが、それを使ってどう仕事に活かすかは教わりません。 で、話を戻すと、芸術家は、作品を売るんです。だから、その作品が欲しい人にしかお金は貰えません。職人は技量を売るんです。求められる仕事ができるなら、その企画を考えて、金儲けしている人から、仕事は継続的に入ります。 企画を考える人、新しいことを始める人がいるのは、今がメディアの転換点だからです。欲しい技量が変わって、これまで技量を与えていた人がその変化についていけなくなるから、新しい技量を身につけた人に有利に働く時期です。で、ここで確保した仕事は、あなたの技量が他者に劣らないウチは継続してあなたのものになる可能性が高い。 ついでに書いておくと、仮に素人でもデザインができるというご質問者さんの意見に乗ったとしても、発想が変なんですよ。 その素人は、別の分野のプロなんです。編集かもしれないし、ネット通販の経営者かもしれない。プロはプロの仕事に専念したいんです。だって、もっと多くのことが効率良くできますから。 だから、仕事を外に依頼できるくらいに儲かっている、か、儲けたい人は、効率よく、つまり、時間単価でよりやすく出来るところに外注します。もし、出来上がり品質が同じだとしても。 私の仕事でいうと、出版社は、編集のプロですが、編集の実作業の多くは編集プロダクションに依頼しています。なぜか分かりますか? また、写真は素人でも取れますし、もちろん、私もカメラくらい持っていますが、仕事で必要な写真のほとんどはプロに依頼してます。 この辺の理由以上に、デザインやイラストが出来る人の価値は高いんですよ。 ただ、心配なのは、プロになりきれずに、このサイトでクライアントに自分のデザインの売り込み方を聞いてるような人が後を立たないんです。スタンスを取り違えて、自ら仕事を捨ててる人たちですね。 ご質問者さんは、どう考えてるのかな、と気になるんです。
その他の回答 (1)
- potatorooms
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就職が何を指しているかによりますが、デザインやイラストの仕事は、バブル期以上にありますよ。 メディアの転換期ですから。 しかも、その手の人って、請け負い仕事ができないタイプも多いんで、ホントにビジネスマン的に仕事ができるだけの作法が学べれば、仕事に困らないと思うんですが。 このサイトの質問をみるとよく分かりますが、職人と芸術家の区別がついていない人が多いです。これって、心構えの話では無く、仕事の進め方、手順の話なので、学ばない限り言われてもわからない類のものなんです。だからこそ、今みたいにメディアの転換期で、仕事の手順、内容が変わる時代では、表面的にマニュアル的な対応しかできない人は、どんなに古参でも淘汰されるので、新しい人にチャンスがくるんです。
補足
ありがとうございます。 正直申し上げますと、素人の私には、抽象的なご回答に見えてしまうので(煙にまかれたような)、出来れば、以下の点を教えてください。 ・職人と芸術家の区別がつかないと見受けられる点 ・バブル期以上に仕事があることが判る参考URLなど。 情報が古いのをさらけ出しますが、自分の商売にデザインという彩を施すのは、今や間に合わせ程度なら素人でも出来るし、グラフィックデザインということであれば、専門学校や独学でも(いやむしろソッチの方が今は)良いように思えます。 大学ならではのデザイナーに必要な人脈や世渡りの方法など学べるのでしょうか。その辺がもしあれば知りたいです。 私は、商品や企業にデザインを売るのは、ハッタリとプライドで交渉するようなものだと思っています。 今は、その辺に割く予算の余裕がクライアントにあるように思えません。 見栄を張り、都内にデザイン事務所を構えれば、家賃や従業員の給料の捻出さえ厳しいのでは? 以上、素人情報です。 そんなことはない、この分野、今こそ好機なのでしょうか?
お礼
思い出しましたが、昔デザイン事務所に行きました。 「こんな風なものを何部作りたい。」 で、結局そこでは作れなかったんですね。そう思ったんですが、事務所の人と何か話が噛み合わない。 一般の希望→受注の空気じゃないんですね。 デザイン事務所の人って、その間に能書きが入るんです。 御託ですね。考え方の提案なんかを押し付けるんですよ。 デザインて、本来、無くてもいい部分じゃないですか。 こじゃれた方がより集客効果などあり、あった方がいいんだけど、なくてもいい部分。 だからいかにも尤もらしい事を言って、必要であるべく思わせるんですね。 そこに相手に分りやすいように、伝わりやすいようにという配慮は無く、学があるような物言いで。 芸術もそうですが、無くても困らない物に言葉で価値をつけてプレゼンします。 ある意味、ペテン商売。(悪く言えば) 宗教の勧誘もそうかもしれませんね。 ぼーっとしてると、よくわからん理詰めで納得しそうになりますよ。 後付のコンセプトも普通ですね。出来てから上手い言葉を付ける。(思想とか) このペテン力?もセンスが問われます。 御託を並べるのも商売の一貫なんでしょう。中身は意味が無いことが多い。 だから、例えば工事の施工依頼をする時の出来る出来ないのやりとりのようにはならないんですね。 わけのわからん話が飛び出てくる。 たぶん、デザイン事務所の人間は、事務所がつぶれる寸前まで御託を並べるでしょう。 そんな事を考えて、今回、思わぬ収穫になりました。 だって、具体性が無く、分らないですもん。何言ってるのか。 ありがとうございました。
補足
ありがとうございます。 ちょっとすれ違ってしまったようですね。 申し訳ありません。 私の考え方は詳しい方から見ればズレていたとしても、それはここでは重要ではなく、現在の美大進学の価値や状況を知りたいのです。 若干、批判的に表現したかもしれませんが、質問をするうえでの振りなので、現状についてご説明いただきたかったです。 言葉の選択からだと、なかなか折り合いつかないでしょうから、 以前より、今の方がいいのだとしたらそれはどうしてですか?どんな面からそのことが判りますか? ここ数年、美大に行っちゃってる人は、その後の就職に困りませんか?ということです。 仕事をしている人のその仕事の価値を知りたいのではないので、煙に巻かれた気分になっちゃうのかもしれません。 私の考えや視点をそもそも論でスタートしていただく必要はありません。 シンプルに聞けば良かったですね。 現状を もし、ご存じなければ結構です。