- ベストアンサー
新幹線の函館乗り入れ?
- 東北新幹線の青森乗り入れのニュースを受け、東北新幹線を函館まで延伸する計画があるのか疑問に思っています。
- 函館延伸はどのような人々に利益をもたらすのか不明です。函館市民や関東地方の観光客が、飛行機での移動が既に可能な場合、鉄道を利用する必要性があるのか疑問です。
- 新幹線建設の費用を道民が負担することに対し、函館市内の地下鉄整備に資金を充てる方が良いと考えます。函館ファンとして、新幹線を利用してまで函館に行くことは想像できません。
- みんなの回答 (8)
- 専門家の回答
質問者が選んだベストアンサー
- ベストアンサー
>採算見通しの立たない整備新幹線なので、建設費の一部地元負担と、赤字化する在来線の第三セクターへの分離がセットですね 違います。整備新幹線として既に開業している区間(長野新幹線や、東北新幹線の盛岡以北)はいずれもきちんと利益を出していますので、採算が取れていないわけではありません。採算の見通しが立たないのは、特急が廃止されて普通列車のみになってしまう並行在来線の方です。ただし、新青森~新函館間の在来線をどうするか(廃止か、第三セクターか、JR存続か)はまだ決まっていませんし、青函トンネルはもともと新幹線を走らせてもいいように建設されていますので、トンネル内は新幹線も在来線(貨物列車等)も両方走る予定です。 東京~新函館間の所要時間や運賃で、決まったことはまだ何もありません。東京から新函館まで4時間以上かかるかどうかも、航空運賃より高いかどうかもわかりません。東北新幹線はまだまだ速度向上の余地がありますので、最終的には東京~札幌間を360km/h、4時間未満で結ぶのが現在の計画です。 http://www.jreast.co.jp/press/2007_2/20071104.pdf 一般的に、鉄道が航空と競合するのは4時間が境目といわれています。東京から岡山なら鉄道優位、広島なら航空優位、といったところでしょうか。ただ、秋田新幹線は4時間でも人気が高いですね。函館空港の利便性が高いのはポイントでしょう。一方、新函館駅は函館市街から離れていますね。しかしこれは、札幌延伸(東京~札幌間4時間未満)を見据えた地形上の制約なのでどうしようもありません。それと、地方空港の利便性がいくら高くても、結局羽田空港~目的地(首都圏各地)間のタイムロスはどうにもなりません。新幹線なら東京のほか、上野や大宮からも乗れます。大宮からなら今の速度でも、新青森まで2時間台で行けます。たとえば新宿を出発地とした場合、新宿から羽田空港へ行くよりも、新宿から大宮へ行く方が早いですし新幹線の乗車時間も30分短縮できます。東海道方面をみても、新横浜や品川での乗降者も多いですね。この辺りの首都圏全体の総合的なアクセス体系を考慮して、4時間が境目といわれているのでしょう。 建設費は、新青森~新函館間(149km)で4700億円ですが、地方自治体の負担はその3分の1で、青森県も負担しますので結局道民が負担するのは全体からみれば少ないです。一方地下鉄の場合、一番近い地方都市の例で、現在建設中の仙台市地下鉄東西線は2700億円です。これを仮に函館で建設すれば、函館市民だけで2700億円を背負うことになります。東西線は、超小型の車体やリニア駆動などで建設費をギリギリまで落としましたが、わずか13kmの建設でこれだけかかります。新幹線は長大路線ですので莫大な費用がかかっているイメージを持たれがちですが、実は市街地に1kmの鉄道を建設するだけで莫大な費用がかかります(地下鉄でも用地買収は必要ですし、緩い地盤や狭い区域での難工事、騒音などの環境対策も必要)。従って、中小の地方都市には現在地下鉄はありません。仙台でギリギリといったところでしょう。 http://www.pref.hokkaido.lg.jp/ss/skt/kakeibo.htm 新青森~新函館間は2005年に着工しており、2015年度に開業する予定です。 http://www.mifuru.to/frdb/data/ss102t.htm
その他の回答 (7)
- もこ猫ミクにゃん(@miku-chi)
- ベストアンサー率31% (3133/9934)
青函トンネルは新幹線のために作られたトンネルだと聞いたことがあります。 ということは私が生まれるずっと前から計画されていたことなのですね。 逆に何故南は鹿児島まで新幹線は通るのでしょう?(厳密にいえば来年全面開通ですが・・・)と疑問に思っています。 関東の人が長崎まで新幹線で帰省するという話も聞いたことがあります。 九州の方には失礼ですが、正直福岡や鹿児島より札幌のほうが人口も多いし、新幹線の需要があるのではないでしょうか? 極端に札幌・函館から東京・大阪まで新幹線に乗るのではなく、盛岡や仙台あたりへの利用はあると思います。 飛行機の話になりますが、各地方へ飛ぶ飛行機は赤字経営のため本数が極端に少なかったり、廃止されています。 噂では札幌(丘珠)―函館の便も廃止されるとのことです。 それに飛行機の燃料である灯油=石油はそんなに遠くない将来に取れなくなるといいますし。。。 (植物性燃料で飛ぶ実験もされているようです。が、その前にその植物性燃料が一般家庭でも使えるようにならないと北海道民は凍死します・・・)
お礼
回答ありがとうございます。 北海道の方のようですね。 九州にだって新幹線があるのだから、北海道も、、、、というお気持ちは分かります。 九州と比較するために事実関係の数字を確認しておきましょう。 九州7県の合計面積は42,000km2で、合計人口は1318万人です。 北海道は面積83,000km2で、人口は552万人ですよね。 つまり、人口密度は九州が313人/km2、北海道は66人/km2ですね。 人口密度で約6倍の差が有ります。 北海道の広大な大地と低い人口密度、これが北海道の強みであり魅力なんですが、交通機関、とくに鉄道の様な大量輸送交通機関は人口密度の高い地域で強みを発揮します。2都市間で大量の移動がある場合、あるいは有る程度の大都市が線上に並んでいる場合に鉄道による大量輸送の効率が高いわけです。 従って、福岡-佐賀-熊本-鹿児島という線上にならんだ都市間での一定の需要があるでしょうが、それでも採算の目処が経たないので、JR九州は建設工事費の地元負担を求めた訳ですね。 九州の各県民が地元負担するのだから、北海道民も地元負担に耐えればよいじゃなないか、という論法もあるのかもしれません。 しかし、これは新幹線建設ありきの論法であって、本当に北海道民のことを考えているのか疑問です。 私が地元負担をするのであれば、市民の日常の足になり、石油危機にも対応できる地下鉄建設を選びます。道外からの来訪者や観光ビジネスの発展を考えるなら道内の各空港を拡張し、国際空港化し、アジア各都市の富裕層に北の大地を訪問してもらうよう考えます。地元負担金を出すのであれば、海外からの航空機の空港着陸料を無料化しても良いと思いますよ。空港利用料位の地元負担でアジア各都市の富裕層が北海道にカネをおとしてくれるなら十分に採算にのるからです。 まあ、私は、道民ではなく、ただの函館ファンにすぎないので、道民が新幹線建設費の地元負担を選ぶと言うならどうしようもないですね。 是非、新幹線函館乗り入れによる東北地区との交流活発化によって、函館市に活気と経済効果が出るよう祈っています。
- siege7898
- ベストアンサー率21% (191/888)
個人的な考えで恐縮ですが、わたしは温泉が好きなので、私が住んでいる盛岡から2時間余りで函館に行けるなら湯の川温泉に行ってみたいな~なんて思ってました。 あと、仙台空港や花巻空港離発着の中国人観光客で私の地元は潤い始めてますので、新幹線が函館や札幌まで延びれば仙台~盛岡~青森~函館~札幌などどいう新幹線を利用した中国や台湾向けのツアー等も出来るかもしれませんね♪
お礼
回答ありがとうございます。 今現在でも盛岡から函館は、新幹線とスーパー白鳥を乗り継いで3時間15分ですから、ぜひ湯の川温泉にいらしてみてください。JR函館駅からタクシーで1,000円位ですし、函館名物の路面電車の終点が湯の川温泉です。盛岡‐函館間を1時間短縮するのに5年も待つことは無いですよ!函館リピーターとしては冬がお勧めです。スキーをするなら北海道で一番高度差のあるゴンドラが七飯スキー場にあります。札幌からも沢山のスキーヤーがやってくる人気のスキー場ですよ。 スキーをしない方でも海の幸が美味しい季節です。 JR函館駅のすぐ裏手にある魚市場で朝市をやっていますし、夜もその近辺の居酒屋などで本格的な海の幸が堪能できます。 それから歴史に興味ああれば、五稜郭というところにって見てください。 江戸幕府に忠実だった会津藩が、幕府を裏切った薩摩、長州などの政府軍とたたかった城址ですが、フランス様式で大変に美しい城跡でもあります。 15年位前から冬・夏に何度も訪問しているリピーターなのですが、段々街が寂しくなって行くのが分かるんです。地下鉄でもできれば一気に仙台のような活気のある町になると思うのですが、現状はクルマに頼った街づくりになってしまったので、繁華街で一杯呑むこともできずに、自宅に帰って呑むしかないため街の中心部がさびれてゆくのだと思います。地下鉄等の公共交通機関が無い街の宿命ですよね。クルマ依存の街はクルマを持っている住民には快適でも観光などのビジターにはつまらない街になり、駅前などの中心部が“シャッター街”になってしまうのですね。 中国人観光客で潤うのは地方空港の国際化の賜ですので、函館にも中国人が観光に来るようですね。団体旅行に関しては、航空券の団体料金に比べて新幹線料金は高く、また駅から宿まの移動を考えると、大抵は初めから高速バスの貸し切りで移動しますね。
- piss
- ベストアンサー率15% (29/182)
全てが東京目線、観光客目線で書かれておられますが、現実的には関東~東北が多いのは最もですけれど、東北同士、北海道~東北、北海道内、等々の繋がりも多いし、ビジネス客の方が圧倒的に多いのです。 ですから1時間と4時間という比較もありますが、実際には2時間かかっていたものが30分になったというケースも多いはずです。 あと函館延伸は2015年の設定となっており工事は進められています。 札幌延伸はさらに10年以上かかると見られていますが、そのころの航空環境がどうなっているのかは分かりませんね。 並行在来線のJR切り離しにゴーサインが出なければ着工されないというお約束は他の地域と同様です。 舌足らずな回答で失礼します。
お礼
回答ありがとうございます。 そうですか、函館はビジネス客の方が圧倒的に多いのですか。 私の経験から見ると、羽田‐千歳線にはビジネス客が多いのに羽田‐函館線ではビジネス客らしい風情が少ないように思いますが、これは”東京目線”なのできっと全体像は異なっているのですね。 東北地区と言えば、函館‐弘前間の「さくらエキスプレス」や、函館‐青森間の臨時列車である「ねぶたエキスプレス」なども観光列車の様な命名ですが、ビジネス客の方が圧倒的に多いのに観光列車を走らすなんてJR北海道のやることは理解できないですね。JR東海などはビジネス客が多い東海道で観光列車を走らせることなんてしませんからね。 2015年開業時点では、東京‐函館間の新幹線利用者はほとんどいないと思われますので、青森―函館間のビジネス利用客で延伸部分が採算に乗ると良いですね。 巨額な建設工事費用の地元負担金以上の経済効果、具体的税収増が実現できることを祈っています。
- yotani0425
- ベストアンサー率30% (1185/3898)
北海道民(札幌在住)です。 新青森~新函館間はもう工事が始まってしまっていますよ、2015年完成予定のはずです。 個人的な意見としては基本的にご質問者さんに賛同です。まして札幌延伸などには大反対です。 首都圏と函館・まして札幌間までの新幹線利用などは考えられませんね、多分その料金も航空機利用と同等かそれ以上になってしまうような気がしております。 ただ、東北と道南が時間的には近くなり、そこそこの人的交流・観光客移動が増えるくらいの程度の効果はあるかとは思っております。でもそれで黒字になるほどの効果があるかは疑問には思っておりますが、なにせ道やJRの試算では自分達に都合の良い数字しか出しませんからね。 なぜ、道内の財界人が誘致・延伸にそこまで積極的なのか理解に苦しむところです。やはり大規模になる公共事業の誘致が目的としか思えませんね。 それでなくても地方の過疎化が進む北海道です。新幹線完成後の並行在来線の第三セクター運営について沿線住民の不安が各地で吹き出ている現状をどう考え・どう対処するのか、などまだまだ問題は山積みのはずですよ。いい加減土建政治はよしてもらいたいと思いますがね。
お礼
回答ありがとうございます。 東京‐函館間の航空機利用客が新幹線に切り替える可能性といえば、カネと時間があまっている高所恐怖症の方くらいしか考えられませんよね。(笑) あとは、東北地区と道南のビジネス客の相互訪問ですか、、、。 もし、それが実需があるのなら地方空港間の小型機運行なども採算がとれただろうし、JALもANAも撤退しなかったと思うのですけどね、、、。 ゼロかイチかの宗教論争みたいのは不毛で、現実に負担する金額に見合う経済効果があるのならば、全く反対ではありませんが、どうも市民の利益中心ではなくて、土建業界と政治屋の利権の匂いがしますよね。 函館は素晴らしい街で、観光だけじゃなくて仕事を引退したら家を建てて永住したいと思うほどの惚れているのですが、東京や札幌と違って地下鉄が無いことが問題です。 内地者からみると函館でも冬の寒さがキツイので夜間に旨いものを食いに外出したときなど、路面電車やバスを待つのは無理で、現状ではタクシーを呼んでもらうしかないのですが、地下鉄さえあれば安心ですよね。年間を通じた観光客誘致に加えて、永住者誘致も可能だとおもうのですが、地下鉄建設よりも新幹線工事の地元負担の方がマシと判断しているのですね。
- gtx456gtx
- ベストアンサー率18% (194/1035)
確かに飛んでいる時間は沖縄以外はどこも1時間程度ですが・・・搭乗手続きなどなどの時間を含めると新幹線は意外と早いくて安い乗り物! ということはもう随分前から言われていることですが、御存知ないですか? エコという観点から見ると、飛行機は最悪で新幹線は非常に優秀です。
お礼
回答ありがとうございます。 現状でも東京-函館のJR運賃は航空運賃よりも高いのですが、御存じないですか? 新幹線の特急料金は在来線の特急料金よりも高くなるのですが、御存じないですか? 青函トンネル区間は地上区間よりも運賃が高くなるのですが、御存じないですか? 八戸は東京から最速三時間未満ですし、しかも三沢空港は市内から高速バスで50分も懸かる場所だから新幹線に流れた事実、御存じないですか? 函館空港はMD90やB737しか発着できない小規模空港ではなく、500人乗りのボーイング777が発着できる大型空港です。しかも市内中心部までタクシーで20分以内、2000円の位置にあるのですが、御存じないですか? その昔、東海道新幹線の座席に置いてある雑誌で、JR東海が新幹線は航空機にくらべてエネルギー効率が10倍という宣伝をしておりましたが、この比較は、移動体のエネルギーだけの比較であって、線路建設、線路維持に伴うエネルギー消費を作為的に無視している数字であることが暴露され、その後、この誇大宣伝を中止したのですが、御存じないですか? 一函館ファン、函館リピーターとして、函館市民の為になる選択であれば、全く反対では無いのですが、利用もしない人間が、しかも誤った事実認識で政策決定に関与することがないよう祈るばかりです。
- wakko777
- ベストアンサー率22% (1067/4682)
何年も前から札幌まで新幹線を延長する計画があります。 函館延伸はその一歩です。
お礼
回答ありがとうございます。 何年も前の計画通りに作っている八っ場ダムや、何年も前の計画通りに干拓した諫早湾と同じってことになるのでしょうか。 大昔の計画に拘るのばかりでなく、現状を正しく理解し、道民にとってプラスになる未来を考えるよう祈るばかりです。
- szk9998
- ベストアンサー率45% (1026/2241)
意外と効果があるのでは・・・? と思っています 八戸でも青森でも、秋田でも1時間で飛行機で行けるのに、 なぜ必要か? と散々言われてきましたが、できてみたら多くは新幹線に流れています また、飛行機の輸送量の問題もありましたので、そちらも解決ですしね (ピーク時は全く予約が取れませんので、機会ロスが大きかったと思いますよ) 道内の世論的にいうと、誰れも函館どまりにするつもりはなく、札幌延伸が前提です そのための函館までの新幹線なんですね (採算上かなり厳しいと思いますが) 確かにあとあとの借金の問題は、おいておいて目先の振興策に走っている感はぬぐえません ここ数年の函館の寂れ方は尋常じゃないですし、観光客も中国人や台湾人を抜きにすると、厳しいものがあるのでしょう この手の問題は都会の人が合理的に「無駄」といっても感情的に反発されるだけです
お礼
回答ありがとございます。 道民にとってプラスになるのであれば全く賛成ですけど、感情的判断で巨額の財政負担をするだけの余裕が今の北海道にあるのでしょうかね。 一函館ファンとして、北海道全体がどっかの炭鉱町と同じ運命をたどることの無いよう祈るばかりです。
お礼
詳しい情報ありがとうございます。大変参考になります。 2013年に320キロ運転が実現できたとしても、東京-新青森間の所要時間はたった5分しか短縮できないのですね。 やはり所要時間は最高速度よりも最低速度(あるいは停車時間)に影響される要素が多いのでしょうか。 運賃に関して何も決まっていないとのことですが、大宮-函館の運賃が、羽田-函館の航空運賃よりも安くなるとよいですね。もし大宮-新青森の現行運賃体系で大宮-函館までを計算することになると勝ち目はないですからね。 函館新幹線が東京や神奈川にではなく、埼玉の人に期待しているのであれば、それで全く問題はありません。大宮以北から函館に行く人に函館新幹線を使ってもらいましょう。 一点だけ、考え方が間違っている点を指摘させてください。 新青森-函館間の4700億円に関しては、鉄道事業として事業採算が見込めないから税金による地元負担をもとめているのであり、仙台市や札幌市などの地下鉄は事業採算(=運賃から建設費が返済できる)が見込めるから地元負担は無いのです。 市民が地下鉄を利用する時に支払う運賃と、税金による地元負担を同列に論じてはイケないと思い、申し添えさせていただきました。