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楽譜の初見能力の回復、向上を図りたい。
楽器の演奏(ファゴット)から5年ほど離れてまた最近始めました。前はテンポ120で16分音符が拾えていたのですが今では8分音符がやっとで♯が3個以上になると完全にもたれてきます。さらにシンコペーションの裏拍が取りにくく、リズムが揺れるのです。若いときは直感的に指が回っていたのですが年のせいか反応が遅れてしまいます。楽器のコンデションは良好なので自身の能力が衰えていると感じ、集中して基礎トレーニングをしばらく続けましたがあまり向上しません。どなたかよい訓練方法をご存知でしたらお教え願います。(42歳男性会社員)
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5年のブランクがあり若い時のコンディションに戻すと言うのは苦労が絶えないと思います。でも逆に経験を積んでいる分若い時よりも合理的に出来る事もあると思います。まず何故初見なのかとか自分の中の音楽に関する優先順位をもう一度思い出して順番に取り組む事も良いかも知れません。兎に角初見の能力を早急に上げたいと言うのであれば集中的に取り組むのも良いかも知れません。テンポを落とせば身体に余裕が出て来て今まで出来なかった物もついていけると思います。又録音などをしておけば自分がどうゆうパターンに特に弱いのかも分かるかも知れません。どの程度が自分に取って難しいキーなのかなど自分の弱点を探してそれを集中的に矯正する方法を考え出す事も出来るかも知れません。僕個人的には音楽は楽しむものと言うのが一番にあるのでzunbaさんもご自分の能力が向上してより音楽を楽しめる様になると良いと思っています。
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- miruchama
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こんにちは。ピアノを習っていました。今は別の楽器を習っています。 私は、練習の時には、躓いたり間違ったりするテンポでは弾きません。車で、危険な速度で走らないのと同じ様に。自分のテクニックではクリアできない場合には、かなりテンポを落とします。その代わり、相当集中して弾きます。指の移動距離、指にかかる重心の移動や力の加減、指や腕の角度や運び方、呼吸などなど。うまくいかない場合は、様々な方法を試しながら。又、部分練習のみで極を通して弾くのは、最初と最後に練習の内容を確認する程度です。テクニックが身についてくれば、演奏にも少しずつ余裕が出てくると思います。 あたりまえの事で、スデに実施していらっしゃるならば、ごめんなさい。音楽は音を楽しむと書きますが、逆に、練習は「何で出来ないの!」という苦しみの連続ですよね。なんだかジレンマを感じてしまいます。でも、これからも頑張って下さいね。
お礼
ご回答、ありがとうございました。 音楽は何より集中力が必要ですね。演奏に意識が向いているときには難なくクリアー出来ていた部分(フレーズ)もちょっと他の事を考えたりすると指を間違えてしまいます。一瞬たりとも気が抜けないので強い精神力の鍛錬が必要なのでしょう。miruchamaさんもお書きになっておられますが音楽は奏者にとっては苦しみの中に喜びがあり、歓喜の淵に悪魔の罠があるようなものですね。楽しみたいがゆえに苦しむ、苦しみながら楽しむ・・・まるでSMの世界!仏の悟りにも似た境地に立たねばやっとれませんな。お互い悩める求道者として頑張りましょう。
私も復活組です。 ただし22年ぶりになりますが。 6年前にふとしたキッカケでTrumpetを再開しました。 驚くほど音が出せなかった記憶があります。現在アーバンの教本が中心で、特に言われてます各スケール練習を行っています。 当初はやはり4つ以上♭、♯がつくとまごつきましたが、今ではそう苦になりません。 残念ながら、ファゴットについての知識がないので、同じように考えて良いものかどうかわかりませんが、前者の方も言われるようにスケール練習が有効のような気がします。(今やっていますので) 中途半端かもしれませんが参考になれば。
お礼
経験からのアドバイス有難うございます。スケールのインターバルが有効なのは良く分かります。私の場合ある程度同じフレーズを何度か練習すればなんとか流れるのですが臨時記号が連続して3つ並ぶとどうしても初見の場合まごついてしまいます。車の運転と同じで認知・判断・操作(発音)の時間が以前より低下しているのは事実なのですからあとは練習しかないのかなと思っています。お互いがんばりましょう。
- Juanjo
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ピアノとギターをかれこれ30年続けてます(^^; 役に立つかどうか解りませんが、フラメンコ、タンゴのギターを弾く場合、シンコペーションがかなり多く、裏打ちの拍がずれやすいため、強拍の時に足を踏みます。 もともとラテンの踊りから来ている音楽なので許されるのだと思いますが、練習中だけでもやってみると効果が上がると思います。 具体的には、「ンタータ、ンタータ」って時は、「ン」の時に足先でリズムを刻んでみてください。 また調整に関しては、私の経験ではスケール練習でかなり鍛えた覚えがあります。 ピアノでは♯♭が5つ6つ付く曲もありますので、こうなると初見ではなかなかきついです(^^; ファゴットの運指は解りませんが、一時期クラリネットを吹いていた(2年ぐらいですが(^^;)時に「管というのは、出にくい音、出やすい音がある・・・」と感じました。 そういう面でも、全ての音を満遍なく練習する、スケールのような練習が有効なのでは?と、僭越ながら感じます(^^;
お礼
早々のご返事有難うございました。フラメンコのリズムの取り方については大変興味深く読ませていただきました。ジャズをやってる人たちも、つま先と踵でリズムを踏んでるのを良く見ますね。しかし私の所属する市民オケでこれをやるとひんしゅくを買うので個人練習のみに取り入れて見たいと思います。運指のもたつきもさることながら変拍子への変わり目にも柔軟に乗れない今日このごろ、人間のリズム感は年とともに衰えるのでしょうか、なんとかならないものでしょうかねえ、年はとりたくないですね。
お礼
踏み込んだアドバイスを有難う御座います。初見能力にこだわる事なく音楽の本質を忘れずにとのご指導、痛み入ります。私が初見演奏の向上にこだわるのはpyong1さんもお書きになっているように演奏に余裕を持ちたいからです。数拍先、数小節先の音を先読みし、音符を頭の中で整理し準備する事が可能ならば演奏に自信が持てアーティキュレーションの幅がいっそう広がり結果的に良い演奏ができると経験上知っているからです。場当たり的に目の前に現れた音符にかじりつくスピードをむやみに欲しがっているわけではなかったのです。 ご助言の通り、ゆっくりとしたテンポからもう一度始めてみたいと思います。徐々に集中力も付いてきて以前の状態に戻れる事と思います。良いヒントを頂き感謝致します、ありがとうございました。