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ブルーレイ搭載のパソコンのアプコン性能は?
- ブルーレイ搭載のパソコンのアプコン性能について教えてください。
- ハイビジョンテレビやレコーダーではDVDなどの低解像度のメディアを自動的に映像をアップコンバートする技術がありますが、ブルーレイ搭載のパソコンも同様にアップコンバートされるのでしょうか?
- 具体的なメーカーや型番の製品においてのアップコン性能についても教えてください。
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はじめまして。 PCとレコーダーやプレイヤーでは再生方法が異なります。 PCの場合DVDやBDのデコード(復調・復元)のための専用のチップは搭載していません。デコードは再生ソフトの命令でCPUやGPUが担います。これをソフトウェアデコードと言います。 レコーダーやプレイヤーでは専用のデコードチップでデコードします。これをハードウェアデコードと言います。 前者と後者では最適化された後者の方が画質面では優れています。 どうしてもPCの場合は汎用性が高い分、専門性は劣ります。 通常のソフトウェアアプコンはただ単にデジタルズームで引き伸ばすだけです。 もちろんデジタルズームですので、ボケるのでしょうが、PCと一般のTVでは視聴環境も画面サイズも異なります。 大画面化が進んだと言ってもPCでの現在主流は20~24インチで、家庭用TVに比較するとかなり小振りです。 これで1920×1080のドットピッチです。同じドット数でもひとつひとつの画素サイズ自体が大画面TVよりも小さいためにボケも目立ちません。 視聴距離もデスクトップで30~50センチ。ノートだと20~30センチ程度です。 また再生ソフト側もGPUの再生支援(DVDに関しては5年以上前のPCから標準装備です。PCのディスクプレイの方がDVDの720×480よりも高解像度なので。BDに関してはこの2~3年以内のGPUで、BDドライブ搭載のものから始まり、いまではほとんどのGPUが対応済みです)を利用して、さまざまなフィルター処理を施してボケを最小限にします。 これはプリインストールの再生ソフトでもなされます。 実際に当方使用の20インチのDELL製の安物モター(1650×1050)でも全く違和感はありません。むしろ15インチノートPC(1024×768)よりもキレが良いくらいです。 最新の再生ソフトWinDVD2010UltimateやPowerDVD10BDバージョンにはソフトウェアでのHDアップコンバーター機能がありますし、PCモニター側でも三菱やLGのモニターでは「超解像」技術を投入しています。 もっともアップコンバーターでのSDのHD化は飽くまでも擬似HDで、基本はデジタルズームと画素補間、シャープネス(輪郭強調)ですので、効き目が強すぎるとギラギラ・ギトギトした画面ともなります。 店頭ではこのギラギラ・ギトギトした画面は派手めに眼に映るので見栄えは良いのですが、PCの場合は接近して視聴するためにかなり眼に突き刺さります。 モニターのデフォルトの明るさですら明るすぎるきらいもあります。 当方も初期設定では明るすぎて、動画が黒潰れするかしないかまで明るさ(輝度)を落としています。 おそらく居間のTVよりはかなり暗い画面ですが、PCではコレでも充分な明るさです。