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プロコフィエフのピアノ協奏曲についてお尋ねしたいことがあります。

プロコフィエフのピアノ協奏曲についてお尋ねしたいことがあります。 私は最近プロコフィエフのピアノ協奏曲第3番がとても好きになり繰り返し聴いています。 作曲された背景など調べてみたのですが、国際的に立証されているわけではないが終楽章に「越後獅子」の旋律が流用されているという説もあると書かれていました。そこでお詳しい方にお尋ねいたしますが、「越後獅子」がどんなものか知りませんが最終楽章よりむしろ第1楽章のほうが日本的な「お囃子」のリズムが使われていると思うのですがいかがなものでしょう?私は故小山清茂氏の作品が好きで、彼が作曲家として初めて世に出した「管弦楽のための信濃囃子」(毎日音楽コンクール作曲部門管弦楽曲の部1位)を聴いていると、そのような日本のお神楽を模したようなリズムを聴くことができますし、プロコフィエフの3番も第1楽章にそういったリズムを感じるのです。私は専門家ではなく単なる愛好家ですので専門的なアナリーゼではなく、一般的な見解、所感としてご一考をお聞かせ願えればと思います。

みんなの回答

  • miyamoza
  • ベストアンサー率33% (18/53)
回答No.1

 私も詳しくはありませんが、参考になるかどうか。 まず、三楽章の開始主題の4~7小節には、越後獅子の「牡丹は持たねど越後の獅子は」と謡う部分の三味線のメロディーが使われています。ただ、プッチーニの「蝶々夫人」の婚礼の場のようにメロディーをズバリそのままではなく、ちょっと借用したと言う感じで、曲全体に日本情緒が感じられるというものではないと思います。一楽章の主題は、作曲者が以前に書きとめていたロシアの主題であるとの解説がNAXOSのCDにありました。  「管弦楽のための信濃囃子」は未聴ですが、同氏の「木挽歌」から想像するに、ちょっと違うような気がします。  いずれにしても、特にナマで聴くと興奮間違いない名曲であることに違いありません

vigil
質問者

お礼

さっそくご回答ありがとうございます。やはりダイレクトではなくても三楽章に使われているということですね。第1楽章の雄大な旋律は確かにロシアの大地を彷彿させるようでありますが、私には第3番の第1楽章に祭囃子のリズムを感じる箇所があるのですよ。譜面を提示してどの部分かが分かればよいのですが、小山清茂氏の作品でも「木挽歌」と「信濃囃子」では楽想が違いますから旋律やリズムの比較はできないと思います。この第3番は確かに生演奏で聴きたい作品ですね。興奮、感動間違いなしの名曲です。

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