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精神科医に転移しました。どう乗り越えればよいのでしょうか。
初めて質問します。どうかよろしくお願いします。 数年前、ある大学病院の精神科である医師と出会いました。「病気ではないが、ストレスに対する耐性が低すぎる」「完璧主義」「ものごとにたいして白黒でしか対応できない」という診断をされ、思い当たるふしばかりだったので、今も定期的に話しに行っています(投薬等はなく、そのときの状況を話し合う)。 おそらく客観性を欠いているので、その人に対する称賛もはぶきます。しかし医者嫌いな自分が、ここまで長く付き合えたのは、その医師になにがしかのものがあるのだと思ってはいます。この人が友達だったらどんなに楽しいだろう、ここ何年か、何回そう思ったかしれません。その医師も、私との雑談は楽しいと言ってくれ、いつも外来の一番最後に予約を入れます。それが、転移の原因のひとつかもしれません。このごろは、絶えず入る連絡も無視して私との雑談を優先させたり、抽象的な話題にふたりで熱中したりということも多くなりました。私は、我慢できず、診察室以外のところで会いたいということをつい言ってしまいました。医師の答えは至極まっとうで予想通りなもの。「楽しいと思うけど、それでは医師としての付き合いができなくなる。それは長期的にみてあなたにいいことではない。医師として付き合えば、病院にいる間は、いくらでも時間をとれる。とにかくその件は、また病院て話し合いましょう」とのこと。正しいと思いますし、こう言われることはわかりきっていたので言わずにきたのです。できれば、こんなことは言わないで、転移から脱したかった、自分でもそう思います。 問題は二つです。できれば、病院外でふたりで会いたい(その後、医師と患者という、ある意味ではものすごく甘えられる関係が失われたとしても)。それが無理なら、今、医師に対するこの個人的な感情をなんとかして忘れたい。アドバイスお願いします。
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はじめまして。(^^) 私は、長年、カウンセリングを受けている者です。 私も、担当カウンセラーに、近くなりたいと思っていた時期がありました。それが無理らしい、という事も、思いながら今まで面接を受けてこれたのは、担当カウンセラーのお陰の様な気がします。 当時、私もとても辛くて、淋しかったので、面接室の中で良いから、手と手、抱き締めて欲しい、甘えたい、ぬくもりが欲しい、などと思っていました。 けれど、それを担当カウンセラーは、言い出せる雰囲気を作りませんでした。親身に話は聞いてくれるけど、距離は、保たれていたのだ、と思います。 が、あなたの担当ドクターは、時間延長や、例外を作りすぎた結果、あなたに期待をさせてしまったのだ、と思います。 だから、今回の事は、けして、あなただけのせいではありません。 あなたがアクティングアウト(行動化)してしまったのは、 『ドクターも、面接の枠を越えた面接の仕方をしてしまっていた為に、あなたに期待を持たせてしまったから。』、 とも言える、と思います。 あなたの担当ドクターも、それを自覚されていると思います。専門家ですから。 だから、あなたは、自分の失態を悔やみ、自分を責め、ドクターとの関係がこれから悪くなるのではないか、等と不安にもなられているような気がしますが、 『責任はあなただけにある、とはけして考えない事が大事、』と思います。 担当ドクターも、これからも、あなたと、“ドクターとクライアント”としての関係を大事にしていくお気持ちをあなたに伝えてくれているのですから。 あとは、あなたが、今回の事を乗り越えて行かれれば良いのではないかと、思います。 今は、大変苦しいと思いますが、きっと楽になる日が来ます。あなたが心理学的にお苦しい時期を脱していけば、友人も増えます。一般社会の中ででも、暖かい人間関係を作れるようになっていきます。 その時期になれば、あなたとドクターは大変良い、信頼関係の中での、ドクターとクライアントになっていると思います。(私がそうだから、(^^))です。 ドクターが 【長期的にみてあなたにいいことではない】 と言われているのも、本当の事だと思います。 『あなたの心の成長がストップまたは、停滞してしまうのが一番もったいない、』です。今を乗り越えて行かれればあなたは必ず、良くなると思いますから。(^^) ですので、今は、そのままに、そうですね・・・、ドクターに 『言わなきゃ良かった。後悔してます。』 など、心のありのままをはき出していけば良いのでないでしょうか? あなたの思いは全て吐き出す。それが大事と思いますので。それは、全ては、あなたの心理状態の改善につながると思いますから。 ただ、言う時期はあなた次第と思います。 もしかしたら、近い将来、あなたの心理状態が今よりももっと改善した時ならば、あなたは、あなたの中で、この問題、苦しみを解決出来るかもしれませんから。 でも、もし、『持ちこたえられそうにない。』とあなたが思うなら、その時は、その辛さをドクターにお話ししたら良い、とも思います。 それは、あなた次第です。 担当ドクターが当事者なだけに、大変勇気が要ると思いますが、頑張って下さい。全ては、あなたの改善に良い方向に進んでいくと思います。 頑張って、乗り越えてください。同じ、完璧主義を持ち、今も頑張るしかないクライアントとして、陰ながら、応援してます。
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- konpekinosora
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このホームページ、すごく良さそうなので、さらに付け足します。(^^)
- konpekinosora
- ベストアンサー率33% (8/24)
付け足しです。 以下のホームページも見てみてください。 http://www.f5.dion.ne.jp/~with/kinyoubi.htm#kousin http://www.f5.dion.ne.jp/~with/kuraiento.htm
- konpekinosora
- ベストアンサー率33% (8/24)
『核心的な問題はまだ残っていますが、』 核心的な問題。本当のところを お聞きしていないので わかりませんが、 つまり、その 『核心的な問題を抱えていたので、あなたは病院に通い出した、』とも言えませんか? なぜ、そうお尋ねするかというと、私も多分同じ事で苦しいからです。 今も、その苦しさは続いてはいますが、以前よりはかなり楽になりましたよ。(^^) 『精神的な自立』って、時間がかかるようなんですよね。 それが出来るようになる為に、私はまだカウンセリングに通っています。 あなたも、そうなのではないですか? 苦しいけれど、今は、必死でカウンセリングを続けていくしかないんですよね。 『誰かにすがりつきたくて仕方ない。』それはナゼか? それは転移があるから、のような気がします。 では、何故、そんなに転移をしてしまいたくなっちゃったのか? その理由を、私は長年、考えて考え抜いてきました。 そして、それをカウンセラーに、話し続けてきました。 あなたも、それが大切のような気がします。 それと、リラクゼーションですね。(^^) 『心と体はつながっている』ので、 身体がほぐれると、心も、ほぐれて、楽になり、 精神の自立、心の成長のスピードも増すと思います。 ドクターに、リラクゼーションを依頼されては如何でしょうか? 私は、面接室の中で時々リラクゼーションを受けていますが、良いですよ。(^^) お互い、頑張りましょう。 苦しみから抜け出るには、自分の為に一生懸命考え、努力し、 時にはカウンセラー(あなたの場合、ドクター)に助けて頂きながら、 二人三脚で前進していくのが大事だと思います。 人間、時には、専門家の助けが必要な時ってありますから。 今が大事な時と思います。 自分の為に今回のことをはじめ、いろんな事を、 一生懸命、考え、思考を発展してみて下さい。 必ず、それは、報われます。 時間がかかるのは、仕方ないです。 心が成長するって、とても大変な事のようですから。 お互い、がんばりましょう。(^^)
お礼
お礼が遅くなり大変申し訳ありません。 教えていただいたURL、ざっと拝見しましたが、まだじっくり見たいものばかりでしたし、感想を書くまでは時間がかかりそうなので先にお礼申し上げます。 ぱっと見たくらいですが、「心の金曜日」はすごかったです。 精神科で受ける治療(カウンセリングでしょうか)は、1対1ですし、医師が患者に対してどういう覚悟をもって対しているかは知る由もありません。でも、掲出いただいたサイトで少しそれを知ることができました。医師に対して感情をぶつける患者の例が出ていましたが、皆同じなんだと思うことができました。尊敬の念を表すこともあれば、「精神科医なんて、わけがわからない。人の心を覗いて支配でもしたいんですか」と言ってしまったり。 >心が成長するって、とても大変な事のようですから。 そうですね。でも焦ります。私のまわりには精神科に通っている人もいませんし、どうして自分は病院に通っているのかと自分を責める気持ちもあります。大学病院に通院しているので、平日の午後などにいかなくてはならず、通院していることを周囲に知られてしまうことがあります。すると「何の病気?」と聞かれます。答えられないので、適当な病名でごまかします。それも心の負担なのですが。 でも、おかげさまで、今回のことを、成長する転機ととらえて頑張りたいと思えて来ました。 本当に本当にありがとうございます。
- momotaroo
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とても素敵な先生ですね。そんなにいい先生とは なかなかめぐり合えないと思います。 でも個人的な関係になりたいんですよね。 でも一度告白してて、もしかしたらやんわりと お断りされたのかも。 すぐには忘れようとはせず長い目で個人的には 忘れたほうがいいのではないでしょうか。 いい先生と患者として長くお付き合いされては いかがでしょうか
お礼
ご回答ありがとうございます。 お返事が遅くなり申し訳ありません。 言葉が足りなかったのかもしれません。やんわり断られたというより、どちらかというとはっきり断られたという形です。 確かにいい先生だと思います。医師と患者という関係の方を大切にしていかなくてはいけないと、頭では思います。
- rabbi
- ベストアンサー率23% (11/46)
こんばんは。 まず、先生は、絶対にあなたと2人で会うようなことは出来ないでしょう。先生はお話を聞くところ、しっかりした方のようですし。先生と患者の間では許されないことです。 しかしながら、その個人的な感情をそう簡単に忘れることは、なかなか出来ないと思います。「今、医師に対するこの個人的な感情をなんとかして忘れたい」からといって、一人で解決しようとするのは危険だと思います。今の自分の気持ちをありのままに伝えて、先生と一緒になってこの状況を乗り越えるのがベストだと思います。 せっかく良い先生に巡り合ったのですから。 あなた自身、相当心理学に詳しいようですし、冷静に問題を見つめる能力もあるように思われます。今は、とにかく冷静に、辛抱強く問題の解決にあたってください。つらいこともあるでしょうが、exile000さんの問題が解決することを祈っています。
お礼
親身なご回答、本当にありがとうございます。 お礼が遅くなり申し訳ありません。 >せっかく良い先生に巡り合ったのですから。 そうですね。それはわかります。また、こうして改めて言っていただくと、貴重なことなのだと再確認します。この巡り会いを、自分の感情で台無しにしたら、一番傷付くのは自分なのだということもわかっています。後悔することもわかっているのに、その時の衝動をおさえられませんでした。 >とにかく冷静に、辛抱強く それが必要な時な時ほど、パニック状態であることが 多いです。
こんばんは。おつらいでしょうね。。。 実はこの問題は、精神科や心療内科の医師たちが 20年も30年も前から抱えている問題なのです。 患者さんたちは心の問題を持って医師を訪れるわけ ですから、おのずと自分のプライベートな問題や、 深い悩みを打ち明けます。 まじめで患者思いの医師であればあるだけ、 患者さんとの関係が密接になります。 その結果、なんと医師がノイローゼ状態になって しまうのです。 exile000さんのおつらい気持ちはわかりますが、 患者はあなただけではありません。 先生は「仕事」として、熱心にさまざまな患者さんと 向き合っています。そう、仕事、なのです。 まじめで患者思いの医師であればあるだけ、 仕事に熱心であればあるだけ、先生の方がまいってしまうのです。 あなただけの先生ではありません。 先生を頼り、すがる思いでいる患者さんはたくさん いるのです。 あなたは患者で、先生は仕事として、 あなたに相対しているのです。 おつらいでしょうが、そこのところを理解すべきでしょう。
お礼
ご回答ありがとうございます。 >あなただけの先生ではありません。 >先生を頼り、すがる思いでいる患者さんはたくさん >いるのです。 仕事なのだということ、頭ではわかってはいるのです。診察室に行くたび、帰るたび、まさにそう考えて、患者と医師の関係だということ、その意味を自分に言い聞かせてきました。 また、病院の待ち合い室では、自分の番を待つ時、何人もの人が、先生の部屋へ呼ばれ、入って行き、帰って行くのを目にします。「本当に何人もの人が、真剣に先生を必要とし、向き合っているのだ」ということ、想像ではなく、現実としても自覚させられます。それなのに、言ってしまったのです。どうすれば抜けられるのでしょうか。
exile000さんが、医者だったらと考えたらどうでしょうか。 患者と個人的に親しくなるでしょうか。 (それと「転移」というのは、専門用語らしいと思い ましたが、一般的には説明なしには使わないと思い ます。)
お礼
ご回答ありがとうございます。 >患者と個人的に親しくなるでしょうか。 もちろん、もし私が医師だったら、そんなこと考えられません。こうした自問自答はすでに繰り返して来ましたし、その上でのどうしようもない相談なのです。 転移という言葉、不親切は承知で使ってしまいました。一般の人は知らない言葉なので、知っている人は、経験があるか知識があると期待したのです。自分でも、これは恋愛問題とは異なると思っているので、あえて専門的な言葉を、説明無しに使いました。ご容赦ください。
お礼
ご回答ありがとうございます。ご回答、何度も読み返しました。核心的な問題はまだ残っていますが、おかげさまで少し気持ちが整理されました。お礼が遅くなり申し訳ありません。 >だから、今回の事は、けして、あなただけのせいではありません。 こうおっしゃっていただいて、かなり助かりました。人との関係は、自分と相手が作るものなのだから、私がああいう行動に出たのも自分だけのせいではない、このことは漠然と感じてはいました。でも、行動化してしまった自分を責めていましたし、恥ずかしくも思っていました。 >担当ドクターが当事者なだけに、大変勇気が要る おっしゃる通りです。「二人で会いたい(あなたと個人的におつきあいしたい)」と伝えた、その相手と、その問題について話し合って解決しなくてはいけないなんて、もちろん初めてのことですし、混乱します。相手はプロなので、私がそんなことを心配しなくてもサポートしてくれるだろうとは思いますが・・・ 本当にありがとうございました。