【人と人の思う事、意思意志疎通】
人は他人が云ったこと(会話や書いたもの)をその通りに受け取り、自己の意識の中に思い描いているでしょうか?
受け取りは、その受け取った人により千差万別ではないのでしょうか?
教祖の教えや導きを弟子や信者は本当にその通りに受け取っているでしょうか?
信仰って千人千様ではないでしょうか。
私も外国のある宗教を精進しています。
過ぐる日、本部のSwamiが来日して後援してくれました。
オリジナル性を尊ぶ教団です。
Swamijiは語る。、『たった一人の同じGuru,गुरुの教えを精進している人たち。一人として同じ信仰ではない。
内庭で勤行の為の予備的yoga体操をする。同じ教えなのに、そして誰しも自分が違うことをやっているというつもりはないのに、独りとして同じyoga体操をしていない。教えの原理についての理解もいろんな色合いニュアンスの違いがある。』
67年前、ロマンロランの“ジャンクリストフ”に出会う。
序文でロマンロランは語る。『靴を擦り減らして世界を廻って帰ってきたクリストフに出会う。私は驚愕に打たれ叫ぶ“何!君がクリストフかね”と。』
原初のキリスト教や仏教などは変化に変化を重ねているのでしょう。
日本にわたって来た多くの仏教や儒教。これらをお江戸の時代はどういう内容だったのでしょう。
そんなことを考えて、人と人の【人と人の思う事、意思意志疎通】は宿命的に、別の内容となっていないでしょうか?