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【落語】男が座ることの意味

『猫久』という落語噺の中で、熊さんの奥さんが「あら、いやだ、この人、座ったよ。おまえさんといっしょになって三年になるけど、座ったのを初めて見たよ。」というようなことを熊さんに向かって言ってる場面があるのですが、江戸時代、男が座ることにどういう意味があったのでしょうか。ご存じの方がいましたら、ご回答よろしくお願いします。

noname#101020
noname#101020

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noname#210617
noname#210617
回答No.1

特に意味はないかと思います。 長屋住まいの熊さんは、普段は胡坐をかいて座るのですが、この場面では、髪結い床で出会った侍の真似をし正座をして女房殿にその侍から聞いた話を「その趣意をご存じなくばお聞かせ申そう 」と一席垂れようとしたのです。 正座をした"形"と"言葉使い"で、その侍が話したように女房殿に話そうとするけれど、そんなことは知らない女房殿がボケをかまし、突っ込みをいれ、熊さんはしどろもどろになり…、という会話の面白さでしょう。 したことのない正座をしたので女房殿が驚いたということです。

noname#101020
質問者

お礼

当時の女性は社会慣習上あぐらをかいて座ることができなかったため、女性にとっては「座る」=「正座」という認識だったということでしょうか。ご回答ありがとうございました。

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