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なぜ訂正は赤字でされるのですか?
訂正は赤字で行うという慣習はいつから、誰が、なぜ、決めたのでしょうか?
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私の想像ですが、習字の練習をする場合には、黒い墨で文字を書いて練習します。 先生が上からなぞって手直しをする場合に、判り易いように朱色でお手本を書きます。 青や緑、紫や桃色などは高価な染料(顔料)だったので、生徒が安い黒で先生も安価な朱を使っていて、その後に赤インキや赤ボールペンが出来た時に筆字の時の習慣を継承したのではないかと思います。 海外ではどうなのかは分りませんが、とにかく添削や修正をするのには別な色でなければ分りにくいので、生徒が青か黒で書いた答案を添削する場合は赤色を使うしか他に方法が無かったのだと思います。 日本では黒い墨と赤い朱色、西洋では青いインクと赤いインクしか無かったので、自然に生徒が黒(又は青)で、手直しをする先生は赤を使うようになったのだと思います。 黒いインクが登場したのは近年になってからで、最初は青いインクしか有りませんでした、 さらに、黒、青、赤、以外の色々なインクが登場して一般的に広まったのは昭和40年代以降になってからだと思いますので、生徒が黒で書いたら赤で手直しをする以外の選択肢が無かったという事情も有るのだと思います。
お礼
ありがとうございます! とってもすっきりしました!