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乾徳山最後のクサリ場(下部)の超え方

先日岩場の練習に、と乾徳山(山梨県三冨村)に登ってきたのですが、 頂上直下のクサリ場(天狗岩)の取りつき5m程においてクラックに登山靴が噛まず、力づくになったことが不本意でした; 自分の結論としては「クラックにこだわらず、岩に靴底をべったりつけて、あとは腕力で上がるしかない」と判断し実行したのですが… 「ファイトーいっぱーつ!」という感じの登り方になってしまい、苦笑いしながら頂上に立ちました。 もっと良い、スムーズな通過法があったのでは、と気になって質問させて頂きました。 経験者の方、ぜひお教え下さい☆ ※条件として、「クラックにほとんど爪先がもぐらない硬い登山靴で登ること」です。穂高岳登山の練習のつもりですので…

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  • ribisi
  • ベストアンサー率28% (247/864)
回答No.2

どうなんでしょう。 文中からは単独で登られたように感じられます。 かく言う私もずっと単独登山で独学と実践の繰り返しです。 感想としては、登れたんだからいいんじゃないですか、ということです。 腕力だって、それ相応のものがあるということだし、岩に靴底をべったりつけるというのも、基本中の基本である靴底のフリクションを最大限に使った、よい登り方だと思います。 そうした力任せのような登り方でも、短い距離だから登りきれたということもありますし、乾徳山なら日帰りでしょうから、荷物が軽かったというのも好条件だっただろうという感想を持たれたのだと思います。 更には、天候の問題もあります。好天だったからよかったが、これが雨でも降られたら、という潜在的な不安を持たれているのかもしれません。 私の経験から言えば、案ずるより生むが安しです。穂高ですと一般登山道から、奥穂~西穂の破線ルートに至るまで、テクニックよりも体力がモノをいうのではないかというのが感想です。北鎌尾根ですら技術よりも体力だと思っています(難しい岩場は巻く、という前提です)。 まとめますと、質問者さんのレベルでは、体力と経験がモノをいうと感じます。もちろん技術的な向上心を持つのは結構なことですが、乾徳山の一般登山道ということなら、そんなに登り方に拘ることはないんじゃないかな、ということです。 まぁ、もう少し突っ込んで言えば、「クラックにほとんど爪先がもぐらない」という表現ですと、少しはもぐるんですよね。こうした、ミリ単位でのクラックやエッジの立ち込みというのも立派な足がかりです。 ここで、きわどいスタンスにどれだけ勝負をかけられるか、というのは、失敗したときのリスクと関係してきますので、これ以上の話になるとロープとハーネスを使用したセルフビレイが必要ということになってきます。 単独登攀で不安な箇所の通過では、やはりハーネスに補助ロープを繋いでセルフビレイをする、ということになってしまいます。大前提として、そういう風にしないと、怖くて怖くて先に進めなくなってしまいます。 苦笑でクリアできるんならいいじゃないですか。穂高では、一般登山道で登る限り、そのようなロープ必須の箇所はありません。このエリアに関しては、鎖も全面的に頼っていいと思います。 それでも登り方に拘るのであれば、クライミングスクールで学ぶということも選択肢に入ります。これは山登りをどのように捉えるかという志向の問題になってきますね。私は、行きたいところに行ければいいんだ、という考え方ですが。

MoTana
質問者

お礼

ご回答ありがとうございました! 確かにいつも単独です。大先輩(登山スキル)ですね♪…それにしても、 「風雪のビバーク」の北鎌尾根ですか!!あこがれを通りこして宇宙人の領域です(ごめんなさい)。凄いです。 ちなみに今回、ウエストベルトにスリング&カラビナで鎖にセルフピレイをとるつもりだったのですが、 鎖に中間支点がなくて…その時点でもう苦笑いでした; 穂高は、そう怖がることはないですか。心強いです。駄目なら引き返すつもりで、今年の夏は是非チャレンジしたいです。 「ミリ単位でのクラックやエッジの立ち込み」、やはりそういうことですね。 ミリ、というかセンチ単位とは思いますが、乾徳山天狗岩を鎖頼り以外で登るには、それしかないですね。 しかし登山靴でそれをやるには、僕はまだまだ全くの技術不足です。 いつかやれるようになりたいです☆

その他の回答 (2)

  • pqwo001
  • ベストアンサー率0% (0/3)
回答No.3

乾徳山の最後の岩場 乗り越え方は様々です。正面から立ち向かうにも六十代の初心者の女性でも鎖を使って登りますよ。岩場を右側に回り込んで登る径も有ります。鹿や犬が利用してます。もう一つは国師ヶ原の避難小屋から山稜の西側を回り込む径で松霞新道(殆ど利用者がない)分岐を経て連続した岩陵の北側に出ます。左にとれば黒金経由で西沢谿谷なり北奥千丈経由国師岳・・・右にとれば乾徳山頂。 足慣らしには格好の山いろいろ試してみてください。

MoTana
質問者

お礼

お詳しいですね!いろいろな情報をありがとうございます。 うーむ、あの鎖を60代女性初心者が登るのですか…結構腕がつらかったのが情けないです(男30代前半;)。 鹿や犬!!利用の巻道は下山に使いました。 本当は原生林迂回新道(=松霞新道?)を下りるつもりだったのですが、 山頂北(確か)3つ目の梯子の先でルートが見つけられず、単独だったので無理せずに引き返しました。 その辺りも心残りですし、是非また足慣らしに登りたいものです。

noname#155097
noname#155097
回答No.1

>穂高岳登山の練習のつもりですので… 前穂から槍までは縦走したことがありますが、 穂高にはそんなところはありません。。ので、 こだわることはないと思いますが。 強いて言うなら、緩い斜面では斜面に対して垂直に荷重をかける ことを心掛ける。でしょうか。 鉛直に力をかけると、足底が滑りますし。 そのためのバランスをとるための鎖ですから。。 もっとも、個人的には極力鎖を使わないように心掛けています。 他人の残した人工物に頼るというのは、 場合によっては、それが崩れるという可能性もあるからです。 手がかり、足がかりは、自分で確認しながら。。やってます。 穂高などの急な斜面では三点支持で確実に登る。降りる。 ことを心掛けています。この場合は、身体は鉛直方向に 荷重をかけるようにします。 http://www.naganoken.jp/smc/guidance/chukonen/rockarea1.htm

MoTana
質問者

お礼

ご回答ありがとうございました! とても分かりやすいご回答でした。 また、参照アドレスも参考になりました(「岩場の下降」更新が楽しみです)。 足場のない鎖場=垂直に荷重 (急傾斜でも)足場がある岩場=鉛直に荷重 ということになるでしょうか。なるほど!と納得です。 早く実地で試してみたいです。 ちなみに乾徳山天狗岩を鎖無しで登るとすると…クラックに手を差し込んで、 足はクラックに引っかけるようにフリクションで…僕の技術では落ちてしまいますね;

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