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新生銀やあおぞら銀の定期金利について
基本的な内容ですみません。 昨今、新生銀行やあおぞら銀行の年単位の円定期預金は1%を超える金利を付与しています。 単純に、何故このような金利を一部金融機関だけ付けられるのでしょうか。もちろん確かなところは不明でしょうが、考えられることでもご存知の方いましたらご教示いただければと思います。 よろしくお願いします。
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>何故このような金利を一部金融機関だけ付けられるのでしょうか。 銀行は、集めた預金を原資として、第三者に貸付を行なう事で利益を得ています。 ですから、元手となる預金獲得が必須です。 金利1%は、都銀基準では高い金利ですね。 然しながら、世界的に見ると「非常に低い金利」です。 外資系金融機関の円預金金利は、2%から2.5%あります。 (外資系銀行から預金案内の電話・DMがありました。最低300万円からだって。無理・ムリ・むり) 何故、新生・あおぞら銀行の金利が高いのか? ご存知のように、旧日本長期信用銀行・旧日本債権信用銀行が母体ですね。 これら銀行が破綻し、外資系ファンドに買収され、現在の銀行になりました。 もともと支店数・従業員数が少ない上に、外資系独特の経営を行なっています。 例外もありますが、基本的に預金通帳の発行もありません。 人件費・家賃・システム運営費も、都銀各行の半分以下です。 30歳で平均1000万円を越える銀行員が数千人いる銀行と、数百名しかいない銀行では、人件費だけでも莫大な差がありますよね。 銀行システム設計・構築も、外資系システム会社に依頼したので、みずほ・三菱東京UFJの半分以下の経費で完成しています。 また、システムが簡素化していますから、定期的なメンテナンス費用も少ないようです。 金利を高くする代わりに、預金者の選別も行なっている事を理解して下さい。 預金最低額に条件があったり、満期期日の制限があったりします。 (5年前の仕組預金は、満期日が3年延長になりました) 数十万円の預金者で「振込無料回数が減った」と怒っている方が多い事でも有名でが、外資系では一般的な事です。 (未だ、口座管理手数料を毎月徴収しないだけ優しいですね) 1%金利優遇をうたっていますが、最低預金額に条件がありますよ。
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- denden321
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>何故このような金利を一部金融機関だけ付けられるのでしょうか。 一言で言えば、ある程度リスクを背負った資金運用をすれば、 不可能ではないということです。 融資金利が大体2%程度ですから、集めたお金を全額融資に回せて なおかつ貸し倒れがまったくないのなら、黒字にはなるでしょうが そういったことはまずなく、余剰資金は国債や社債などで運用するのが 普通です。 でも高い金利でお金を集めているため、国債などで運用しても あまり意味がありません。 そうなると全体からすれば大きな割合ではないですが、 不動産への投資やヘッジファンドに資金運用させる、 為替リスクをヘッジしない外債での運用など 融資だけでなく投資にも力を入れていたようですね。 ですが、景気後退の荒波により、経営危機が叫ばれる両行は 経営統合により生き残りを掛けるようですが、実際に どうなるのかはな不透明ですね。
お礼
ちょっと危険な印象は否めませんね。ご回答、ありがとうございました。
- bunmeidou
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こんばんは、asahibankさん 単純に1%の利子をつけられる運用が できるからだと思います。 ・数年という固定単位で集めた資金を運用できる (おっしゃってる銀行の1%は、数年単位の数字でありませんでしたか?) ・今のご時世、1%という高金利(他銀行と比べ)により 預けてくる方がたくさんいらっしゃる≒資金がたくさん集まる 以上の点(ほかにもあると思いますが・・・私はわかりません^^;) 敏感に察知し、柔軟にいち早く税引前1%金利(3年以上?)の商品を 取り揃えられたからではないでしょうか。
お礼
運用にも独特の手法があるんでしょうかね。 迅速な回答、ありがとうございました。
お礼
二行独自のコスト対策も原因の一つですね。 丁寧な回答、ありがとうございました。