仁の結末
仁の最終回を見ました。いやぁ~良いドラマでしたね。
ですが、最終的な謎は全部明かされると言われておりましたが、SFファンの私にはどうしても安直な解決に見えてどうしようもありません。
むろんドラマ自体を否定はしませんし、近頃には珍しいくらい良いドラマだったと思っております。それだけに安着な説明にはがっかりしました。
疑問点は、タイムスリップの謎はパラレルワールドで説明されていますが、逆に「歴史の修正力」が働くのに何故パラレルワールド?「修正力」が必要なのは本来の歴史を守るためでしょう。つまり別の世界であれば「修正力」はいらないのでは???また何故パラレルワールドを階層を変えてエンドレスにタイムスリップするのか?自然というか宇宙というかタイムスリップを起こした存在なり現象がなぜそのようなことをするのかの説明がありません。
また「幼児体腫瘍」が竜馬の体液を浴びて竜馬の記憶なりDNAを取り込んだのなら、最初のからの頭痛はなんだったのか?また体液及び血液を浴びただけでDNAが転写されるのはありえないでしょう。ベクターかなんかで遺伝子が運ばれたのらないざ知らず、細菌どうしで現象があったらから人間でも起きるというのはいささか・・・納得できませんねぇ。確かに臓器移植を受けた方が、趣味嗜好が変化したという話は聞きますが、これは心臓なり臓器を直接移植し、提供者のDNAを直接体の中に取り込む為に起きるのかもしれませんし、他人の臓器を体の中に入れるのですからホルモンバランス等が崩れて趣味嗜好が変わったとしてもおかしくありませんよね。血液を浴びただけでは説得力に欠けると思います。
さらに、仁が現代に戻っていろいろ調べたら江戸時代の関係者全てが仁の記憶を無くしていたというのもご都合主義的な成り行きですね。むしろ仁の「歴史介入」を隠蔽するためにあえて無くしたふりをするという方が説得力があったと思います。
結局、納得のいく説明がされてないということですね。オカルテックにいくか科学的に行くか・・・どうもどっちつかずで中途半端な気がします。
パラレルワールドで結末をつけるのなら、もっと江戸時代にドラステックに「仁」に歴史の修正をせるべきだったかも(?)とも思います。
要約すると、「タイムスリップ」は何故起きた?何故継続するのか?「幼児体腫瘍」の正体は?どなたか原作やドラマに関係なくすっきりさせてください。<(__)>
『神は乗り越えられる試練しか与えない』
お礼
ありがとうございます(^O^)いろんなことのっていて凄く嬉しいです。ありがとうございます!