- ベストアンサー
ニコニコ動画 アニメ本編は削除されてるのに、“MAD”と呼ばれる動画は削除されていない…なんで?
ニコニコ動画を見てると、たまにアニメ本編がアップされていたのが、 著作権侵害で削除されてるのを見かけます。 しかし、“MAD”は削除されていないことが多いのです。 ――どうしてでしょうか? おかしな話だと思います。 むしろ普通にアニメ本編をアップするよりも、 いろんなところから手に入れてきた映像・音楽を利用して あたかも自分のオリジナル作品かのようにする(つまりMADの)方が、よっぽど罪は重いと思います。 ※上記はもちろん、「アニメ本編ならアップしてもいいじゃん」とか、 言うつもりで書いたのではありません(思ってもないので)。 それとも、“MAD”にはまた別の権利みたいなものが発生しているのでしょうか? ニコニコ動画の削除基準がよくわかりません。 回答よろしくお願いします――
- みんなの回答 (4)
- 専門家の回答
質問者が選んだベストアンサー
掲載場所にかぎらず、そういった二次制作物については、作品の認知度をあげるための 宣伝をしてくれているという考え方があるので、作品の著作者側の方針により容認していることもあります。 有名なのは角川書店。YouTubeと提携して専門チャンネルを運営しはじめた以外に 個人が角川の作品を使って作った二次制作の作品においても、角川側が 利用許諾を公式にその作品に与えるケースもあります。 その場合は公認である旨を表すマーク表示などをしているようですが。 http://bb.watch.impress.co.jp/cda/news/20748.html ニコニコ動画においても、短期間に多くの人の注目を集めている作品は 後で有効に利用できる可能性もありますし、下手に削除すると逆に クレームが増えるので、しばらく様子を見ているとおもわれるものもあります。 ヤマハの音声認識ソフト「VOCALOID」のキャラクター「初音ミク」にしても もともとはあのイラストがパッケージとなっていただけのものを、 有志がアニメーション化したことでソフトウェア自体の認識も高くなりましたから あれがアップされた時点で著作権侵害で早々に削除されていたら今ほどソフトウェアの知名度はあがっていなかったかもしれません。 電車男のときもそうでしたけど、ユーザの創作したものの権利を取得して そこから新しい商品を展開していけると判断したものは、そのまま利用するのでしょう。 ユーザの完全オリジナルで個人特定が可能な場合は正式に契約して商品化もしていますね。 猫鍋(土鍋に入り込んだ子猫の映像)はDVDにもなりましたし。
その他の回答 (3)
- tomoyolove
- ベストアンサー率35% (26/73)
簡単に言ってしまうと、MADはアニメの収益を害するものばかりでは無いということです。 たとえばMADは、元アニメを観ていない人達にはプロモーションビデオのような宣伝効果を与えます。 企業側もそれを考慮しています。厳しすぎると嫌われますからね。 あと、企業ごとに規制の強さが違いますね。有名なので言うと、キン○レコードとかはMADのみならず、楽曲をBGMとして使用しただけでも規制対象とされる場合が多いですね。これにより某巨大掲示板等で叩かれることもしばしば・・・←少し悲しいことですが。
- natsunatu
- ベストアンサー率63% (95/149)
著作権所有者にとって不利益となる場合に、著作権保有者が訴えて削除しているのだと思います。 逆に著作権所持者に有益となる場合は、訴えが起きないため削除されずに放置されているのではないでしょうか。 一部のMADには実際に著作権保有者が広告効果の大きさを認め、「認可」という形で保護を行っているものもあります。(角○など) ですが、著作権所有者がイメージダウンなどの不利益を考えて、厳しく取り締まる姿勢のものもあります。(小○館やサン○イズなど) それとMADがあたかもオリジナル作品のように~と仰っていますが、MADと表記された時点で、「何らかの画像素材などをコラージュした作品」ということになります。 MAD作者は画像を自分が書いたものと宣言はしていないはずですよ。 (もちろんそれで著作権侵害問題がなくなるわけではありませんが) 二次創作(同人)の分野でもそうですが、著作権元はそれらの活動の中で著作権侵害があることを把握した上で、自分達の目に余るものはきちんと取り締まっています。 実情をよく知らない人間が騒ぎ立てると、いらない波風がたち、二次創作をしているファン(購買層)と著作権元(販売者)の間に亀裂が生じ、販売元が逆に不利益を被るケースもしばしばあります。 二次創作の中にもそれなりのルールがあり、基本は著作権元に不利益がかかるものは、ファン自身の手で排除されています。(例えば本編を丸ごとアップする、海賊版を販売するなどの、ファン活動とは思えない行為) コミケでは著作権元も同じ「参加者」としてイベントに参加しており、このような近い関係でありながら、著作権元が「二次創作で著作権を侵害されていることは知らなかった」などということはありえません。 このあたりは著作権元も面倒になるのであまりつつかれたくないところだと思います。(取締りをしようものなら、何百とか何千という単位でファンを失うことになりますので) 外野から見ると、著作権侵害する団体にしか見えないのかも知れませんが、このような共存関係が築かれている特殊な場なので、指摘をする際は内情を良く知ってから触れる必要があると思います。
- tama80ji
- ベストアンサー率71% (2188/3068)
はじめまして。 「ニコ動」の削除基準は「ニコ動」に聞いてください、だと実も蓋もない回答となるので、あくまでも推測に過ぎません。 丸ごとだと、簡単にコピーされてしまうので著作権侵害で削除対象。 MADの場合は本編そのものではない、二次創作と言うことで著作権側も宣伝になるので大目に見ている。 これは映像に限ったことではなく、厳密に言えばアニメのキャラクターやゲームのキャラクターを使用した同人誌は著作権侵害に当たります。そのほとんどが黙認されているのは宣伝効果を狙ったものです。それをきっかけに自社の作品を知ってもらう、興味を抱いてもらえば広告費0で宣伝になります。広告費はバカにならないほど金がかかります。 ただ任天堂がかつて、自社のゲームのキャラクターを使用したエロマンガ同人誌を製作していた個人が、著作権侵害で訴えられたこともありますし、「ドラエモン」擬似最終回が余りにも原作のタッチに酷似していた(それだけ描いた本人が上手かったのですが)ため訴えられた、との例から考えると、行き過ぎた(特にエロ関係。エロはどの会社も嫌います。まぁ元がエロゲーは別ですが)MADは削除対象となるでしょう。 まぁ、著作権者(会社)の匙加減ですね。