サウジアラビアが仕掛けた原油安について
100ドルを超えていた原油価格が2014年末で50ドル台まで下がっています。サウジアラビアが減産しない意思を表明したことによります。しかしこれは成功するのでしょうか?
まずサウジアラビアは産油コストが安いから値段を下げて他の産油国をつぶそうということで、つまり中国のレアアース戦略と同じです。しかしそういった安い原油の埋蔵量はどれだけあるのでしょうか?
原油の可採年数は30年前に30年といわれ、それは減るどころか増えてきました。しかし新たに増えたのは海底や地中深くのものであり、サウジアラビアの安い在来型油田が増えたわけではないと思います。たとえサウジが原油を20ドルまで下げたとして、20ドルで掘れる原油はあっという間に底をつき、いずれ採掘費用に見合った価格まで上がるだけではないでしょうか?
そもそもサウジの安い(地面から浅くにある)原油の埋蔵量はどれだけあるのでしょうか?
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ありがとうございます。いろいろな会社に電話をしてみます。