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性同一障害 子宮、卵巣摘出について。
友人ですが・・、性同一障害(女→男)で 子宮、卵巣摘出をしたということを聞かされました。。ずっと昔、ホルモン注射とかしていたようですが、詳しくは聞きませんでした。今回このような手術を踏み切ったということは、完璧になるまでの覚悟だと思います。。子宮、卵巣の摘出はどのようなメリットがあるのですか??取らないとだめなんでしょうか?今は痛みが酷いようですが、どれくらいで楽になりますか??
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男(精神、体とも)ですが、一般論として一言。 >子宮、卵巣の摘出はどのようなメリットがあるのですか? 1.男性ホルモンの摂取量が減る 性転換では、まず体と反対の性の、性ホルモンを摂取します。 この例だと、男性ホルモンです。 そのようにして、体内を 男性ホルモン>女性ホルモン という状態に もっていきます。 こうすることで、男性化(筋肉量の増加、脂肪の減少など)を進めます。 女性ホルモンの多くは卵巣から出ますので、卵巣をとれば 少ない男性ホルモンで 男性ホルモン>女性ホルモン にできます。 2.生理など女性の問題がなくなります 生理などは卵巣・子宮のはたらきですから、とればなくなります。 生理などに嫌悪があれば、嫌悪感から解放されます。 >取らないとだめなんでしょうか? 当事者しだいです。 性同一障害は、こころの性認識(この場合ですと、自分が男性である)と 体の性(女性)が一致していない状態をいいます。 どう解決するかもさまざまな選択肢があります。 例えば、服飾を男性化し男性として活動する、というのもあります。 通常、性同一障害は、染色体異常の検査などを行った上で、 精神科医が判定し、治療となります。 治療は、精神的な療法を行った上で、性適合手術(性転換手術)と なります。 性転換は身体的だけでなく、社会的にもリスクが高いです。 つまり家族や友人などを失う可能性も大ですし、 社会的にまともに扱ってもらえない可能性も高いです。 そのリスクを受け入れても、性適合手術を受けたいというのが、 性同一障害という病気になります。 >今は痛みが酷いようですが、どれくらいで楽になりますか? 医師でないので判断はできませんが、外科手術の予後です。 手術した病院でのアフターケアが悪い場合もありますので、 必要であれば、他の病院にかかることも考慮してください。
お礼
とても丁寧なご説明ありがとうございました。。。 当事者の気持ち考えると難しいですね・・。。