性分は変わらない？

質問

過去に執着するのをやめて、頭ん中をフォーマット化したいんですけど、やっぱり、人間の性格は変わらず、また同じことを繰り返すのでしょうか？

回答No.2

noname#140971 · ベストアンサー

Q、性分は変わらない？
A、フォーマットという不可能な方法じゃー無理。

過去に執着する傾向は、過去を消し去ることが出来ないので消し去るのは不能。
もちろん、フォーマットなる手法も記憶喪失にでもならない限り不可能。
もちろん、過去の記憶そのものは日々薄れていきますので、それに比例して執着心も薄れます。
昔の人は、これを「日々薬」と形容してきました。

さて、「日々薬」以外の、もっと能動的で意識的な対応はないのでしょうか？
私の考えでは、その確かな方法は、ちゃんと存在します。
そして、そのキーワードは「アウフヘーベン」です。

どんなに過去に執着している方にも、その心は実に矛盾に満ち満ちています。
一つは、過去に執着する傾向。
二つは、過去に執着する自分を否定する傾向。
で、この正に相反する二つの傾向が日々戦っているのが現実の姿。
時には、過去に執着する傾向が肥大化するでしょう。
また、ある時は、「これじゃーいけない」という思いも募るでしょう。
まあ、そういうことで質問者も日々刻々と変化しているということです。

＞あらゆる事物は現象の内部には、たがいに対立し、排除しあう相反する傾向がみいだされる。
＞これらを一般に対立物という。
＞これららの対立物は、一つの事物・事象のなかに統一され、一体となっている。
＞このような対立物の闘争が、すべての事物や現象の変化・発展の根本原因である。
＞対立物の闘争によって、その事物や現象は古い状態から新しい状態へと変化・発展する。
＞対立物の闘争によって、その事物や現象は低い段階から高次の段階へと変化・発展する。

昔の人は、この対立物の統一を「人は悩みつつ成長する」と形容してきました。

Q、性分は変わらない？
A、全ての性分は日々変化・発展していきます。

およそ、誰もが対立物の闘争と統一という事物・事象の法則から逃れることは不能。
「性分は変わらない？」と悩めば悩む程に、変化は促進されます。

回答No.1

thirdforce

頭の中をフォーマット，うまい言葉ですね。
できるなら、そうしたいです。僕も、貴方より多分長い人生をおくっていますが、忘れたい事など、いっぱいあります。
むしろ、そういうのに限って、昔の事でも、忘れる事は出来ません。
いい思い出、楽しい事は、忘れてしまうのに、いつも、人生悔い、と懺悔です。
でもこの性分は、これでいいところもあります。同じ失敗を繰り返さないように、気をつけています。貴方も同じだと思います。映画で、名文句がありました。「昨日の事はわすれた、明日の事はわからない」かっこいいです。でもまともな人間なら、出来っこありません。異常な性格なら出来るかもしれません。貴方の気持ちはよくわかります。しかし、皆同じで、
これが現実です。出来るだけ、フォーマットしようなどと思わず、それより自分に自信をつけていってください。その積み重ねが、大事です。