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十代の悩める若者を主人公にした小説
心理学のレポートを書くために十代の悩める若者を主人公にした小説を探しています。 主人公の心理的悩みを描写して共感的に論じなさいという課題です。 主人公は女の子でも男の子でもいいんですが、なるべくおもしろくて、長くないのを探しています。 よろしくお願いします。
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質問者が選んだベストアンサー
山田詠美 著「ぼくは勉強ができない」(新潮文庫) 男の子が主人公。 なかなか溌剌とした青春群像もので面白いです。
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- sukesan2
- ベストアンサー率25% (58/230)
ヘルマンヘッセの作品です。時代や国が違うかもしれませんが、普遍的な悩みがあると思います。
お礼
回答ありがとうございました。 もうすぐ冬休みなので、買い込んでじっくり読みたいと思います。
- yasumono1
- ベストアンサー率20% (2/10)
現代人共通の悩みはあまりの沢山の情報に何を信じるべきか分らなくなっていることに大きな原因がある。的を得てないかも知れませんがココ↓参考ねなれば幸いです。 http://www.enpitu.ne.jp/usr9/91033/
お礼
回答ありがとうございました。
- kino
- ベストアンサー率10% (26/250)
はじめまして 宮本輝氏の「星々の悲しみ」などはどうでしょうか。 そんなに長くないです。 主人公である浪人生のぼくが、勉強しなきゃいけないのに本にのめり込んだり、知り合った友人を亡くしたりして、人生のことを考えるものです。 もしよろしければ。
お礼
宮本輝氏の本はまだ一度も読んだことがないのでぜひ読んでみたいと思います。 回答ありがとうございました。
- mon-roe
- ベストアンサー率38% (330/852)
こんにちは。 十代の悩める少年が主人公の小説ですか。 その条件で僕がお薦めできる作品は、 ・うつくしい子ども(石田衣良) 神戸の児童殺害事件をモチーフにしたと思われる話です。主人公は中学生にして殺人者の兄となってしまった少年で、その事件以後の周囲の目によって苦悩し、また弟がなぜ人を殺したのか自分なりに答えを突きとめる中で、やがて精神的な成長を遂げていくと言うような内容です。 同じ作家の作品に、池袋ウエストゲートパークという作品もあります。TVドラマ化されたのでご存じかも知れませんが、これもまた少年たちを描いた話で重い内容が含まれてますが、結構面白く読めると思いますよ。 短編立ての構成なので、もしかしたらこちらの方が抜粋しやすいかも知れませんね。 あと宮部みゆき作品も、よく少年を物語の中心に据えられる事が多いです。若者が主人公でなくても、少年の苦悩や成長を主題に描いた話が多いのでいくつかチェックされてもいいかと思います。 龍は眠る、魔術はささやく、辺りがお薦めです。ただ先に紹介した物よりはちょっと長めです。
お礼
こんな本があったとは知りませんでした。 本の世界が広がってとても嬉しいです。 回答ありがとうございました。
- weasel
- ベストアンサー率34% (35/102)
森絵都「カラフル」「つきのふね」 今回とは趣旨が違いますがおもしろいのでどう著者で「DIVE」 乃南アサ「ドラマチック・チルドレン」 宮本輝「青が散る」「春の夢」 原田宗典「平成トムソーヤ」(ちょっと違うかも) 一体何ページあるものから長いものか分からないのですが。
お礼
いろいろ教えていただいて本当にありがとうございました。 ぜひ読んでみたいと思います。
- oogoo
- ベストアンサー率33% (26/77)
-wave-さんこんばんは。 「十代の悩める若者」というよりは 「十代後半の荒れる若者」という方が近いかもしれませんが、 ちょっとネガティヴな方面でこんなのは如何でしょうか。 「七胴落とし」(神林長平 ハヤカワ文庫) 分量は普通の文庫本一冊分です。 舞台はおおよそ現代の日本なんですが、 この世界では「子供」は全員超能力を持っていて、ある日突然 その超能力が消えたら「大人」という世界です。 いつ能力が消えるかは個人差なので、中にはもういいかげん 超能力が消えて当たり前なはずの年齢なのにまだ超能力が 消えない、という人が若干います。 そういう「歳とってるのにコドモ」の一人である主人公は・・・。 「コドモ扱い」されると腹が立つ、でも 「オトナになれ」と言われるとこれまた腹が立つ、という ちょうど中間の年齢に感じたことのある苛立ちが強力に描かれています。 私はもうずいぶん歳とってからこの本を読んだので、その苛立ちは 「ふと思い出した」だけでしたが、丁度その苛立ちを実際に感じているくらいの 年齢で読んでいたらどうなっていたかな、とちょっと恐くなった本でもあります。 機会がありましたら是非どうぞ。
お礼
回答ありがとうございました。 とてもおもしろそうです。神林長平 という方は初めて聞きました。
わたくしが、とっておきの本を紹介しましょう。 『子どもの本を読む』(講談社+α文庫) 『子どもの宇宙』(岩波新書) どちらも河合隼雄さんの本です。心理学専攻の方でしたら、河合隼雄さんの本は必読ですよね。 10代と言っても幅があって、思春期の入口から青年期まで入ってしまうので、どのあたりを書くかによって、題材にする小説もかわってくると思います。上記2冊は、だいたい主人公が10代前半の本を取り上げて、臨床心理士としての立場から解説を加えてあります。 もしもわたしがこの課題を与えられたらどうするかなあ・・・と考えてみました。 わたしなら、次の本を選んで書いてみたいと思います。 『ディア・ノーバディ』バーリー・ドハティ作(新潮文庫) “Dear Nobody”・・・これは、「妊娠したかもしれない、でもお願い、おなかにだれもいないで」という必死な祈りで書き始めた18歳の高校生の手紙です。手紙と回想で構成された小説で、若い恋人たちの妊娠に対するとまどいから、女性としての強さ、男としての心の痛み・・・いろいろ書くことができそうです。
お礼
これはいいですね。ぜひ読んでみたいです。 回答ありがとうございました。
- komomomo
- ベストアンサー率22% (25/113)
橋本 治 『桃尻娘』 は面白くて、長くなくてお勧めです。短編集のようになっていて、主人公がそれぞれ違うので、共感できる子を探しやすいかも知れないと思います。
お礼
回答ありがとうございました。 かわいらしい題名ですね。URLも見ましたが、興味津々です。 ぜひよんでみたいとおもいます。
- camearian
- ベストアンサー率21% (12/56)
面白く一気に読ませるもので、こんなのはどう? 山田詠美『蝶々の纏足』 村上龍『69(シクスティーナイン)』 サリンジャー『ライ麦畑でつかまえて』 宮本輝『青が散る』 井上ひさし『偽原始人』 ヘッセ『車輪の下』
お礼
サリンジャー『ライ麦畑でつかまえて』はきいたことがあります。 いっぱい教えていただいてほんとうにありがとうございました。
「インストール」 綿矢りさ(わたやりさ) 高校生の女の子主人公 最近ので、読みやすいと思います 「人間失格」 太宰治 子供の頃に感じていた不安感などの描写が切々としていて心理的悩みを描写するのにはすばらしい本だと思います。 「放課後の音符(キーノート)」 山田詠美 女の子が主人公。これも短編集なので短くて読みやすいと思います。 「こころ」 夏目漱石 男の人が主人公。教科書とかで読んだかもしれませんが友人と恋人との間でゆれる主人公の苦悩が描かれてます。
お礼
回答ありがとうございます。 「インストール」は確か高校生が書いた本ですよね。面白そうです。よんでみたいと思います。
お礼
回答ありがとうございました。 山田詠美 の本は前から読んでみたかったので早速買いにいこうと思います。