性行為について

質問

生物は子孫を残すため生殖をします。
これはどんな生物でもしていることであって、生殖しない生物はいません。
生殖こそが生物の最大条件とも言えるでしょう。
もちろん人間だって生物なので生殖をします。
男性と女性が結婚して（しない場合をあるが）、子供を望む夫婦（カップル）が性行為をして、
妊娠して、出産して、一人の子供の生命ができあがるのです。
こうすることで、生物は仲間を増やしていきます。
動物（人間以外）を見ていると、鳩でも猫でも犬でも、交尾をするところを見かけることがあります。
植物は花粉を飛ばし、昆虫などに受粉を手伝ってもらいます。
こうして生物は仲間を増やしています。
こういう生命の営みを、私はとてもすばらしいと思います。
しかし、人間だけはこの生殖行動（性行為）を不浄のものと捉え、おおやけにはしません。
公共の場で性的な話題（もしくはそれを連想させる話題）をすると、非常識な人として軽蔑されます。
これはなぜなのでしょうか。
生殖は生物としての一環であり、決しておかしなことではないはずなのに、なぜ人間社会では性行為を侮蔑するのでしょうか。
私はこちらのほうがおかしいと思います。
例えば子供が親や教師などに「人間はどうやって生まれるの」との問いかけに、まともに答える人はいません。
「さあ」「結婚したらできる」などと、肝心の部分を端折ってしまいます。
世間一般の人が、性行為を伏せることの意味が分かりません。
私としては、「恥ずかしいから」「おおやけにするものではない」という、
社会通念のようなものがそうさせているのかとは思いますが、疑問です。
とくに教育機関などでは、子供に性のことをしっかりと理解してもらうためには、
性行為の話題も必要不可欠だと私は思います。
しかし、現実には教育機関もそのことは決して教えたりはしません。
なぜでしょうか。
私は、人間社会が性のことをひた隠しにすることに対して、激しい憤りを感じます。
それを間違っていると思うからです。
アダルトサイト、その他成人向け雑誌など、性のことは法律で１８才未満には知らせてはならないと定められています。
おかしいです。
どうして性のことを、未成年者が知ってはいけないのでしょうか。
つくづく疑問です。
なお、私はアスペルガー症候群とうつ病を持っております。
従って、あまりにも厳しいご回答は、心が受け付けない状態にあります。
どうか、厳しい回答はなさらないでもらえますでしょうか。
アスペルガー症候群については、検索サイトでご検索ください。
それと、人間が生物であることを踏まえた上で（生物学の一環として）お答えいただけますでしょうか。
出産のカテゴリに入れるか、生物学のカテゴリに入れるか、よく検討した上での投稿です。
よろしくお願いいたします。
できるだけ多くの方からの回答をお待ちしています。

回答No.1

taro1121 · ベストアンサー

古代（文明という状態が始まる前）、人間が増え、食糧を争う戦が始まる
動物の間でも同様の戦いは起きる（異種間）
しかし、人間が人間を襲うような状況が始まる
そこには、頭脳戦もあっただろう
敵をどうやれば全滅できるか
そして、人間の中に掟というもので安全を確保しようとし始める
その掟が充分整い始めると文明という都市国家の原型が出来てくる
このころになると、生殖に対する考えも整ってくる
（生殖行為に対する同族間の戦いもあっただろう）

やがてそれが宗教や信仰や道徳（哲学・儒教など）とからみあい
現在の性意識となったと考えます

昭和前半以前はもう少しおおらかであったと思う
明治以前は別の性意識ではなかったでしょうか
（乳幼児の死亡率が高かった、平均寿命が短かった）

ただ、性は秘め事であるほうが官能的（エロティシズム）だと考えます
ギリシャの各種裸像、印象派の裸婦絵画、デフォルメされた江戸浮世絵
そういった意味で、制限された方が色っぽさを感じるかもしれません

性教育と生殖を学ぶのは微妙に違うと考えます
道徳教育と法律の違いと同じですね

性に対する考えも時代とともに変化するものなのでしょう
現在が絶対正しいではなく、現在のどの部分に歪みがあるのか
日本以外の国ではどうなのか
そういった方向で考えられるとよろしいのではないでしょうか

大事な事は「生命」
私は、人類は生物の（地球の）花だと考えています
花だけでは生きてゆけない
花と咲かせてくれた根や葉や茎、そしてその栄養があってこそ花と咲いた
人類は素晴らしいとか他の生命を脅かす存在とかではなく
ともに生きている命、そして実や種へと向う存在ではないでしょうか

どうぞお体をお大事に、いろいろ悩みながらでも、元気に生きていってください

お礼

遅くなりましたが、ご親切な回答、まことにありがとうございます。

回答No.10

hama-tama

生物学的に・・。私は高校までに学んだ知識しかないので、それは少し難しいです。でも、例えば、その虫の交尾にしても、南の国の鮮やかな鳥の求愛行動にしても、ヒト以外の生物の交尾はその種によってほぼ方法は決まっているのではないでしょうか？ヒトだけが唯一、「これが一般的」と言われる形がないように思います。日本、欧米、アジア・・。人種によっての「一般的」はあるでしょうが。この『性』のカテゴリーの悩みの多さを見れば、わかると思います。だから、タブー視している訳でも、「侮蔑」している訳でもなく、普段話題にするには、あまりにも個々に感覚の差がありすぎるものなのだと思います。ある人との間ではとても盛り上がった同じ内容が、別の人とでは、ひどく気まずくなった・・。そんな経験を皆が何度も繰り返し、通例的に選ばない話題の部類に入ったのではないでしょうか？宗教や政治など、対立する意見のあるものは、和やかな場では敢えて選びませんよね？場の雰囲気を壊す恐れのある話題は、集団で生活するヒトとしては、選ばない。そう言った考えもあるのでは？
性教育についてですが。私は小学校低学年の頃、母に「どうしてヒトは生まれるの？」と尋ね、あまりにもリアルに出てくる場所を説明され、ショックを受けた記憶があります。どちらかと言うと、「お父さんとお母さんが愛し合って生まれるのよ。」と言った、漠然とですがロマンチックな答えを期待していたので。
あと。私は、自然が、生命そのものだと思いますし、愛に溢れていると思いますよ。動物の交尾も。

お礼

皆様へ、貴重なご意見誠にありがとうございます。
もう1週間ほど、回答が来るかどうか待ってみたいと思います。
それでも回答が来なければ、きちんとした回答ができなくて残念ですが、質問を締め切りたいと思います。
最後に、私のつたない質問を真摯に受け止めてくださって、本当にありがとうございました。

補足

皆様、なかなか回答できず、誠に申し訳ありません。
只今夏ばてで倒れておりまして、返答に時間のかかる回答は今しばらくお待ち下さいますようお願い致します。
取り敢えず、hama-tama様の回答に、今回は回答したいと思います。
お母様が、人間はどこから生まれるか？との問いかけに、実にうらやましい回答をして下さったのですね。
私はむしろ、そのような回答の方が「愛し合って生まれる」よりも、ずっと素敵だと思います。
私は誰にもそのような説明をされたことがないので、大変うらやましいです。
リアルでもいい、きちんと教えて欲しい。
それが私の願いです。
ぼかされるのは嫌です。
前半の「生物学的に～あるのでは？」の6行(7行？)(1280×1024、IE 6、文字サイズ「中」、Windows XP)については、私には難しすぎて分かりかねるので、申し訳ないですが、回答できません。御免なさい。
重ね重ね言いますが、皆様、大変お待たせして誠に申し訳ありません。
1ヶ月以内には(延期の可能性大(汗))必ず回答致しますので、今しばらくお待ち下さい。
よろしくお願いします。

回答No.9

dxdydzdw

質問者様のお考えは、二つの面で傾聴に値すると思います。
まず一つは、生殖につながる行為を公の場から排除するこの現実界について、人間に特有のものではないか、という点。もう一つは、青少年に対して性的なものを隠蔽しようという現代社会について、誤っているのではないか、という点。
いずれも正しいと思います。
まず第一点については、生物種としてのヒトの習性の話です。これが比較的特異であることは以前より指摘されているところで（「裸体とはじらいの文化史、法政大学出版局、など参照）羞恥のよってきたるところはいろいろと論じられていますが、決定的な結論の出るような話ではないですから、議論百出状態のままです。ただ、ヒトの特異性については広く認められているようです。各時代・各地域の文化に於いてどうであるかというのはその次の問題ですし、ましてや「質問者さんは裸で外を歩けるか云々」などというのは質問文が理解できていないのでしょう。
次に第二点です。私は職業柄中学生や高校生に性教育講義を行ったことが何度もあります。やはり性についての隠蔽が影を落としており、正確な知識を得ないままの性行為が、望まない妊娠や性病の発生などの悲劇的な現実をもたらすことが現場を見てよくわかりました。私は非常に実際に即して、あけすけな講義を行ったので、学校側には賛否両論ありましたが生徒達には非常に感謝されたのを覚えています。この現実世界で子供達を性から切り離すのは無理ですし、無謀です。むしろ性についてのあるべき姿をもっと見せて寄り添わせるべきだと思っております。答えになれば幸いです。

お礼

皆様へ
なかなかきちんとした回答も返せないまま、質問を締め切ってしまい、まことに申し訳ありません。
もうこれ以上回答は付かないと判断いたしました。
良回答は、どれにしようかとても迷いました。
たった二人にしか良回答が出せないのが、非常に残念です。
答えてくださった全員にポイントをあげたい気持ちです。
最後に、私のつたない質問に、たくさん回答を書いてくださった皆様へ、どうもありがとうございました。

補足

「質問者さんは裸で外を歩けるか・・・」
これはこれでその人の立派な意見だと思います。
だから私はその人の意見を真摯に受け止め、回答致しました。
性については、私は、何でもかんでも子供に大っぴらにした方がいいと言っている訳でも、必要以上に隠し立てした方がいいと言っている訳でもありません。
子供のうちに知っておいた方が大人になってからの夫婦生活にプラスになることは子供のうちに教え、大人になってから知っても遅くはないことに関しては無理に子供のうちに知らせる必要はないだろう、ということが言いたかったのです。
申し訳ありませんが、下の補足に書いた通り、私はもうこれ以上まともな回答を返すことが難しくなってきております。
誠に勝手で皆様にご迷惑を掛けて本当に心苦しいですが、もうこれが限界なのだと思っていただければ幸いです。
よろしくお願いします。

回答No.8

Tom-3

30代の男です。

なるほど…性行為というものをどう捉えるかという観点は面白いですね。
興味がありましたので参加させていただきましたが…最初に述べておきます。
私は…しがない一般ピープルですm(_ _)m
まあ、戯言と思って良かったら読んでやってください。
確かに「性行為」そのものを純粋に子孫を残すための行為と考えれば羞恥心等持つ必要はないという考えには私も同感です。
だから人間以外の動物が交尾している所を見かけるという事例が発生するのでしょう。なぜなら人間以外の動物は「性行為」を純粋に「子孫(自分の遺伝子を持つ生命)」を残すための行為と考えているからでしょう。

ですが、人間はどうでしょうか？
単純に「性行為」を「子孫」を残すだけの行為として考えているでしょうか？
残念ながらそうではありません。
「愛情」、「快楽」といった他の欲求が存在します。
それらの欲求の助けを得て初めて行なわれる行為です。
しかし、これだけでは「性行為」を隠す理由にはなりません。
ここで理由となるのは「人間」という種が「思想」、「思考」、や「宗教」等、いわば文明も持ってしまったことに他ならないでしょう。

人という種が生まれてすぐは「服」を着るという概念はなかった。
しかし、文明を持ち、人は「服」を着るようになった。当初は「寒さ」をしのぐ為に生まれたものかも知れませんが、
そこから「恥ずかしい」という感情が生まれたのではないだろうか？
と私は思います。
普通は服を着ているものだ⇒自分は服を着ていない。⇒皆と違う。⇒恥ずかしい。
という具合に思考が発展していったのではないでしょうか？
それの証拠とならないかもしれませんが、未だ存在する裸族などはほとんど裸…。でも彼(彼女)らは服を着ていない事を恥ずかしいと
思ってはいないでしょう。
同じように家を持ち、夫婦として同居するようになってから「性行為」は
夫婦間でのみ行なわれるもので他者に見られるのは恥ずかしいと発展したのではないかとも思います。
そうやって生まれていった思考の中の「羞恥心」というものに制御されて
人は「性行為」をただの子孫繁栄のための行為ではないと考えるようになったのではないでしょうか？
長々と書きましたが、文字制限を超えてしまいそうなのでこの辺で。。。

補足

申し訳ありませんが、私は心身とともにとても疲れていて、4週間以上もの間、皆様の貴重な回答にお返事差し上げることができずにいます。
長い間質問を放置しておくと、次の質問ができないため、次に1～2回ほど回答がくれば、質問を締め切ってしまいたいと思います。
皆様には十分な回答ができなくて、大変もどかしいですが、私なりに精一杯回答したつもりなので、これが限界だと思ってくだされば幸いです。
よろしくお願い致します。

回答No.7

yskm

遺伝子がどうのこうのとか生物学としての難しい話は分からないのですが、この手の性の話は生物学よりも社会学、宗教、政治学や歴史学といった分野から考えた方がわかりやすいと僕は思います。
性を否定的に考える価値観は歴史的に見ても、世界を見ても普遍的なものではありません。
歴史を見れば性に寛容な時代もあったしそうでない時代もありました。
また詳しく見ていけば、性についてさまざまな意味も付与されています。
世界を見ても、それぞれ国や地域によって考え方はさまざまです。
社会や政治によって性に対する考え方が左右されている現状があるかと思います。
もちろん生物学的な意味も重要かとは思いますが（僕自身は生物学には疎いので詳しいことは知らないですが）、やはり人間の他の要素によって生殖の純粋な姿はゆがめられているのが現状だと思います（そもそも純粋な姿で存在できる条件など、現実の生活世界においてありえないと思いますが）。

ここではおそらく現在の生活世界である日本について言っていると思うので、日本の性について言います。
かつては日本は性には寛容だったと指摘されています。
民俗学者の赤松啓介氏が著書で指摘していますが、農村では性教育は村をあげて行われていました。
一定の年齢に達すれば、男なら「筆下し」ということで村の大人の女性に童貞を奪ってもらい性教育を施されました。
女性についても「水揚げ」ということで村の大人の男性が処女を奪い、性教育をされたということです。
その儀式が済むと一人前の大人として認められるということでした。
村の共同体を維持するためには子孫を残すことが重要なことで、そのために生殖行為も村が責任をもって後世へ教えていったのでしょう。
それだけではなく、筆下しなどがなされる前でも子どもに性について隠すということはしなかったようで、子どもがお医者さんごっこをしたり、大人が性の話をするのはいたって当たり前だったようです。
また、武士などの一部階級を除いて性は極めて寛容だったようです。
祭りになれば乱交パーティーも当たり前だったし、ルールの違いがあっても夜這いなどは存在していました。
また、現在も残されているものもありますが、性器を信仰の対象とした性器信仰もあります。
明治以前は性器をかたどったご神体がそこらじゅうにあったようです。
祭りなどでは、一部では残されていますが、性行為の模擬的行為をするものもありました。
それは子孫繁栄や五穀豊穣を祈るためのもので、それは大衆の前で平然と行われていました。
また、海女さんなどは基本的に全裸で仕事をしていて、それは写真集で（下はフンドシなどをしていますが）残されているものもあります。

現在のように性を否定的に捉えるようになったのは大雑把に言えば明治以降の近代化以降だと言われます。
理由はさまざまあると思いますが、一つとして欧米と並ぶ国家として認められるために、性についての考え方も欧米のものを輸入したということです。
一流の近代国家になるために日本は西洋の思想や哲学、科学などを懸命に取り入れてきたのは周知の通りです。
そこに性についての価値観も含まれており、それまでの日本における性に対する寛容さは一流近代国家にとっては恥ずかしいことで野蛮で下劣な民族とみなされる、と考えたのでしょう。
そこで、国民に対して教化が行われたのです。
また性器のご神体の大量破壊も行われたようです。

また、近代教育思想においては性に関する情報や知識は子どもの成長をゆがめるといった考え方があります。
これは近代教育学のルソーなども指摘しておりますが、近代に入り子どもは大人のミニチュア版ではなく、本質的に異なる存在だと認識されるようになりました。
そのなかで、大人とは違う環境で性や死、暴力などは成長に悪影響を与えるものとして、排除された純粋な環境の中で育てるべきだという考え方が生まれます。
アリエスという学者が「子どもの誕生」という本を著しているのが有名です。

といろいろと大雑把に書きましたが、考え始めるとここでは書ききれないくらい膨大な文章になってしまうくらい大きな問題だと思います。
もちろんここで指摘した理由に限りませんし、もっと詳細な検討もなされるべきものです。
賛否についてもいろいろとあり、否定的な側面もありますし、積極的に評価されてしかるべき側面もあります。
子どもであっても性から完全に独立して存在しているわけではなく、完全に性から隔離するのも問題があり、一方で子どもへの性的虐待の問題を考えれば、積極的な評価も出来ると思います。
一筋縄ではいかない問題です。

もちろん現状はもっと複雑で、今は小学生でも性情報に触れているという現状があります。
またかつてより子どもへの性も寛容になっている部分もあれば、厳しくなっている部分もあると思います。
明治以降性に厳しくなったと書きましたが、実態はもっと複雑で地域によって差はあり、徹底されたところとそうでないところもあります。
また、田舎などへいくと性におおらかな土地は多いと思います。
以前ガッツ石松さんがテレビで話してましたが、山奥の田舎にそだったガッツさんの性体験の話をしていました。
子どもの頃はやることがなかったからエッチな遊びをしていたそうで、初体験も10歳だったと言ってました。
僕の知り合いのおじいちゃんも、隠そうともせず性の話を至って普通に話します。

また世界を見渡せば、性についての価値観はそれぞれです。

性について専門家ではないので、つっこみどころ満載かもしれませんがご容赦ください。

補足

> 遺伝子がどうのこうのとか生物学としての難しい話は分からないのですが、この手の性の話は生物学よりも社会学、宗教、政治学や歴史学といった分野から考えた方がわかりやすいと僕は思います。
そうですね。確かに、生物としての性、というより、社会の中の性、という観点からお話したほうがここのカテゴリ、というか、私の質問にもふさわしいかもしれませんね。

> そもそも純粋な姿で存在できる条件など、現実の生活世界においてありえないと思いますが・・・。
どうしてですか？というより、これはどういう意味なのでしょうか。
やはり人間社会による性への規制が年々厳しくなっているからでしょうか。
性器をかたどったご神体については、私も知識があります。
例えば山口県長門市にある「麻羅観音」などがそうです。
(他の県にもあります。)
yskm様のお祖父様は、とても(私の主観ですが)素晴らしい方ですね。
性の話を堂々と人前で話せる人は滅多にいませんよ。
しかし、人間は生物でこそないけれど、「種の保存本能」のために生殖するのは当たり前のことであって、「隠す」もしくは「穢れと見なす」ことは生命に対する冒涜以外の何物でもないと私は思います。
明治維新以降に性に対する見解が厳しくなったのか、逆に緩くなったのか、興味深いところです。
出典は定かではありませんが、一部の発展途上国の一民族は、奥さんに対する旦那さんの立ち会い出産が普通の地域があるそうです。
日本も見習ってほしいですよね。

> 性について専門家ではないので、つっこみどころ満載かもしれませんがご容赦ください。
いえいえ。十分立派な回答でしたよ。
どうぞご自分に自信を持ってください。

回答No.6

ＨＩＫＡＲＵ ０３２１（@HIKARU0321）

＞私は、人間社会が性のことをひた隠しにすることに対して、激しい憤りを感じます。
＞それを間違っていると思うからです。

aves_birdさんの質問を要約すると
”生物である人間として素晴らしい営みであるはずの性行為をどうして卑猥なものとして（青少年にも）隠すの？”
でしょうか。

答えは大きく別けて２つあります。
１．人間社会は本能ではなく、理性に基づいて動いてるため。
２．個人主義的な生活ではなく、全体、周りを考え共同で協力し合って生活するため。

１．人間は理性（意識的）な面と本能（無意識的）な面の２つを持っています。

ユング・フロイトの心理学で言うと人間の脳３％は意識、９７％は無意識と言われています。（それは欧州人で、日本人は別だと思いますが。）
その中で３％の意識で理性というもを司り、社会文明を築き、生活しています。

その社会生活の中では理性に基づいた生活をしないとオカシクなります。
本能のまま、男性（女性）は精子が溜まった（または排卵日なので精子を取り込む為）に同意しない女性（男性）を襲うと”レイプ”として犯罪になります。
昔の強権主義、独裁主義社会、国家ではあったかもしれません。

さらに人類の歴史で学んだことは一夫一妻制が好ましいという事で社会的にそれが決まっています。
（中には極少数ですが一夫多妻、多夫一妻の人もいますが、例外です。）
その上で、人前で性行為をすることは他人を欲情させ、巻き込む事
になる可能性があります。

昔、江戸時代にはあったそうです。
もしくは今の大学生の間、社会人でもそういう場所を設け、大勢で楽しむ人達もいるそうです。

結論としてその３％の意識、理性で営む社会生活において、97％無意識、本能だけで動くことは社会的に認められないということです。
きちんと”社会のルールを守って（＝意識、理性を働かせて）”生活しましょうということです。

２．個人主義的なヨーロッパに対して、アジアは周りを考え行動する全体主義的な傾向があります。

aves_birdさんが望む？ように社会、公共の場で性行為をしてるところ・国はあります。
私の知る限りでは仏領のユニオン・アイランドとオランダのヌーディスト・ビーチ。
それは社会的に認められてるかどうかは不明ですが、その場所出身の同僚いわくユニオン・アイランドでは公共のパブ、公園、どこでも好きな時に性行為してるそうです。
オランダはマリファナも法的に認められ、ある意味文化的に先進国かもしれませんが、ヌーディストビーチでの性行為は禁じるべきかと議論になったこともありました。

そういった個人主義的な傾向が強いヨーロッパに対しアジアはとても礼儀正しく全体、他人を思いやる気持ちを強く持っています。
唯一、植民地経験が無い国はアジアではタイ国だと思われますが、
（日本は戦後10年間ＧＨＱ占領下、以降、アメリカの植民地化しています。）

長い歴史の中で1つの王国が統治している国ほどとても礼儀正しい国はありません。
タイは日本以上に礼儀正しく、仏教国です。
（ミスユニバーサルのコンテストが行われるので女性が水着で歩くという事でさえ反対され、開催が中止になりました。）

補足

> aves_birdさんの質問を要約すると
> 「生物である人間として素晴らしい営みであるはずの性行為をどうして卑猥なものとして（青少年にも）隠すのか」
> でしょうか。
そうです。HIKARU0321さんのおっしゃる通りです。
一夫一妻制というのは、人という生き物がもともと持っている本能的な夫婦のあり方に由来するものかもしれません。
人以外の生き物では、例えばスズメ目の鳥類は多くの種が一夫一妻制だといわれています。
とはいえ、私も詳しい知識がないので、曖昧な知識なのですが・・・。
キジは一夫多妻だそうです。
ヒクイドリは一妻多夫だそうです。
アホウドリやガンは一生配偶者を変えないそうです。
人間でいう「×1（離婚）」はないそうです。
私はバードウォッチャーなので、鳥類についてしか知識がないことをお詫びします。
雌が卵を産んだら雌だけが温めて、雄は子育てに一切関与しない、という鳥も多いです。
また、雄雌の役割が逆転している鳥（タマシギなど）もいます。
夫婦で卵を温め、雛を孵して夫婦で給餌して育てる鳥もいます。
カッコウのように、親は一切子育てをしない鳥もいます。
・・・すみません。話がずれました。元に戻します。
性行為は、さまざまな社会制約で規制されているのが現状ですよね。
その理由はこの質問をよんでおられる回答者様たちが書いておられます。
実に残念なことです。
私は海外に行ったことがないので（27年間ずっと日本在住）、ヨーロッパなど世界の国々の性意識は分かりかねるのですが、ヨーロッパのほうが性にはオープンなのでしょうか。
ですが、ここの回答者様の中には、西欧の文化が日本の性意識を閉鎖的にしたようなことを書かれておられますが、実際はどうなのでしょう。
アジアやヨーロッパ以外の国々の性意識についても興味があります。
是非参考リンクを貼っていただければありがたく存じます。

回答No.5

nanda5454

質問をしたい　というよりも
あなたの思いを誰かに聞いて欲しい　と言う感じですね。
障害者作業所の所員仲間が性の話しをすると職員に注意されて
aves birdさんとしては腹立たしかったのですね。
また性の話しは人間にとって大事にもかかわらず
みんなが隠したがる　法律までもが規制していて納得できないとのこと。
特に子供に対する性教育は日本ではまったくできていない。
わかりますよ　ある意味その通りでしょう。

ただ　恥かしい部分は　TPOで使い分けさせてください。
性的興奮状態の自分は半分キチガイ状態で　冷静な人の前には絶対出したくありません。
またそういう恥かしい状態も含めて「いかがわしい情報」は商売になるのです。
売れれば何でもありなので　大人の欲望としての性情報はやはり子供に見せたくはありません。

性教育は別次元で必要です。
１． 赤ちゃんが生まれるためのしくみ
２． 妊娠の社会的責任と避妊の必要性
３． 相手を尊重したセックスや愛撫の考え方
しかし１は学校で教えてくれるし　２は親として子に教えることはできても
３は学校にも親にもムリです。
もしも僕が子供に伝えるとすれば「フラワー」(マリリン満月著)という本を
買い与えるぐらいが限界かと思います。
これは女性視点に立った真面目な性教育本だと思います。
aves birdさん、興味があったら読んで見て下さい。

参考URL：

http://www.7andy.jp/books/detail/?accd=31947251

補足

> 質問をしたいというよりも
> あなたの思いを誰かに聞いて欲しいと言う感じですね。
> 障害者作業所の所員仲間が性の話しをすると職員に注意されて
> aves_birdさんとしては腹立たしかったのですね。
> また性の話しは人間にとって大事にもかかわらず
> みんなが隠したがる、法律までもが規制していて納得できないとのこと。
> 特に子供に対する性教育は日本ではまったくできていない。
そうです。まさにその通りです。
私がいいたいことはまさにnanda5454さんのおっしゃる通りです。
確かに、TPOは人間社会で暮らしていくためには絶対に必要なことですよね。
下の回答者様への補足にも書いた通り、私にはアスペルガー症候群という深刻な障害があって、暗黙の了解が分からないとか、周りの空気をよむことが難しいという大きな問題が発生しています。
商売というのは、言葉通り「性を売り物にしてお金を稼ぐ」ということでしょうか。
つまり、売春や援助交際のようなものです。
それとも、別の意味でおっしゃっているのでしょうか。
OKWaveでは同一の方が二度以上回答することができるので、もしよければ私の問いかけに対するお返事を、書いていただければ嬉しく思います。
しかし、なぜ「3.相手を尊重したセックスや愛撫の考え方」が学校にも親にも無理なのでしょうか。
これにもお答えいただければ幸いです。
最後に、その本は私は存じ上げないのですが、今の私にとっては「女性視点に立った真面目な性教育本」は絶対に必要なので、是非代引きで買わせていただきます。
丁寧なご回答、まことにありがとうございました。

回答No.4

nourider

あなたは裸で外を歩けますか？

人間だけが服を着て歩いています、それはおかしいことですか？

それに対する答えを考えればあなたの問いに対する答えも導き出されるでしょう。

補足

> あなたは裸で外を歩けますか？
度胸がないので、できません。
> 人間だけが服を着て歩いています、それはおかしいことですか？
上の返答に反しますが、私はおかしいと思います。
クジラだってゾウだって、イヌだってネコだって、サルだって鳥だって魚だって昆虫だって、その他の動物も服を着ません。
（人間がイヌなどに服を着せている光景を見かけることがあります。）
（あれはよくないと思います。）
同じ動物同士なのに、人間だけが服を着るのは、異様なことだと思います。
人間は他の回答者の方々が書いておられるように、知能が（すなわち大脳が）非常に発達した動物です。
だから、裸でいること、人前で性行為を行うことはもちろん、公衆の場で性行為を連想する話題を避けるようになったのでしょう。
性行為に及ばなくとも、人前で接吻をしたり抱き合ったりすることも普通はまずしません。
深夜に、男女がそのような行為をおこなっているときは、できるだけその近くを通らないようにしたり、その場から速やかに離れたりするのが常識です。
鳥は人や他の動物が見ている前で、堂々と交尾をします。
私は鳥の交尾を、１０回以上見かけました。
ネコの交尾も１回見たことがあります。
しかし、人の性的な行為は一切見たことがありません。
私は障害を持っているので、作業所に通っていますが、作業所の所員が性的な話題をしたとき、職員に厳しく注意されていました。
私はそのとき、「なぜだ？」と思いました。
そして、非常に不愉快でした。
今まで２回そういうことがありました。
私自身もまた、性的な話題をして、職員に強く注意されたことがあります。
しかし、人が羞恥心（歌手ではない）を持つ以上、こういったことは仕方のないことだと、重々承知しています。
しかし、やはり私は人も他の動物と同じように、もっと自由に生きるべきだと思います。
人も動物なのだから、性行為＝交尾をするのは当然です。
子孫を残さなければ、人は死に絶えてしまいます。
私は、人が体外受精をする動物だったらよかったのかもしれないと思います。
人は哺乳類ですから、女性はお腹に子をはらみ、出産します。
妊婦が大きなお腹を抱えて道行く姿は、よく見かけます。
しかし、マスメディアなどで、人の出産のシーンは一度たりとも見たことはありません。
赤ん坊はどこから生まれるか。
腟から生まれる、などとは誰もいいません。
お腹から生まれると、人はいいます。
それは帝王切開の場合です。
普通分娩の場合、赤ん坊は腟から生まれるのです。
人がそれを知るのは、１８才以上とまではいいませんが、若くても中学生以上でしょう。
質問には性行為をなぜあらわにしないのかと書きましたが、どうして出産の光景をあらわにしないのかということも、私にとっては大きな疑問です。
これはこの質問を締め切った後、妊娠・出産のカテゴリに書いてみようかと思っていますが、ここでも少し触れたいと思います。
マスメディアでは、鳥が卵からかえる光景が、実写でもイラストでも、よく描写されます。
しかし、哺乳類の、殊に人の出産の光景は、決して描写されることはありません。
やはり、生々しいからなのだと思いますが、決して納得がいくことではありません。
私はよく、人は本当に生物なのか。人は本当に生命を持つのかと、疑問に思うことがあります。
人は生物学的には生物界に属していますが、性行為や出産の光景をあらわにしないことが生物らしくない、ひいては生命を冒涜しているように感じます。
人が高度な社会を築いたこと、人の社会には法律や倫理が存在することは、私には受け入れがたい事実です。
１８才未満の人＝未成年者に性的な事象を関わらせてはいけない。
こういう法律を「青少年保護法」といいます。
なぜこのような法律が存在するのか。
いろいろな方が書いておられますが、私には納得がいきません。
性に対するきちんとした知識や、子供を養っていく生活力＝経済力がない状態で、性行為をし、妊娠した場合、中絶＝殺人問題や、出産後の育児の問題があります。
中絶は母体に対する危険性と、殺人を行う倫理的問題があります。
１８才未満の出産は、流産、死産、難産や赤ん坊と引き換えに母親が死亡する危険性があります。
法律上、女性は１６才未満、男性は１８才未満では結婚できません。
こういったことも、すべて関わってくるのでしょう。
長くなるので、続きは下の回答者様への補足に書きます。

回答No.3

kadowaki

既婚男性です。

性に関することのみならず、社会にはいろんな規制がありますが、その存在理由についてては、基本的にそれがないと社会秩序を維持するのが困難だからとしか説明しようがないのです。

人間の性行動を社会的、法的に規制するのと、野放しにするのとでは、どちらの方が最大多数の最大幸福を実現するために望ましいか？と為政者が考えたとき、やはり、規制した方が望ましいと判断し、それを多くの人々も受け入れてきたからこそ、現行の性的規制が存在するのではないでしょうか。

＞生殖は生物としての一環であり、決しておかしなことではないはずなのに、なぜ人間社会では性行為を侮蔑するのでしょうか。

誰もが「性行為を侮蔑する」とは思いませんが、かと言って、誰も犬や猫のように衆人環視のもとでセックスしたがりませんよね。
これは、確かに人間が成長する過程で教えこまれたセックスに関する常識や通念、ひいては社会的、法的な性規制に影響されてのこと、すなわちマインド・コントロールの結果だと言えます。

人間だけが他の動物と全く異なる性行動や性意識、セックス観を持つようになった根本原因を説明するなら、それは人間だけが言語というものを持ち、それによって様々な観念や価値という一種の妄想なり、幻想なりに囚われるようになったからと考えられます。
その結果、人間は性行動だけでなく、いろんな人間生活全般において、本能の指令やプログラムの枠を超えた行動を取るようになったわけです。

だから、人間の性行動を本能や他の動物を基準にして説明したり、その善悪や是非ついても判断しようとすると、どうしても無理が生じます。
たとえば、人間だけが同性愛や幼児愛、フェティシズムなどのいわゆる変態になれたり、妊娠中、授乳中、閉経後の女性がセックスしたり、他の動物のように定期的な発情期がなかったり、といったような人間固有の性的特徴は本能やＤＮＡで説明するのは困難ですよね。

要するに、人間の性行動というのは、そのほとんどが親の躾や学校教育、社会環境からの影響等々によって人為的に規定されているわけです。
いずれも、それぞれの時代・社会毎にその性的秩序を維持しようとして、いろんな規制をしてきたことの成果だと考えられます。

＞世間一般の人が、性行為を伏せることの意味が分かりません。

それは、やはり「性行為を伏せる」方が伏せないよりも性的秩序を保つ上で効果的だと大多数の人々が判断したからであって、大多数の人々が「伏せるのは怪しからん、間違っている」と主張するなら、間違いなく「性行為を伏せ」なくなるはずです。

＞とくに教育機関などでは、子供に性のことをしっかりと理解してもらうためには、性行為の話題も必要不可欠だと私は思います。

昔の時代は、現代よりももっと性をもっと罪悪視したり、恥ずかしいこととタブー視したと思いますし、子どもたちもまともな性教育なんて施されなかったのですが、だからといって、そのために性に関する致命的な大問題が起きたという事実は伝えられておりませんよね。
また、教育者自身がどれだけ性について正しい、深い理解ができているかについても怪しいところがありますから、本当の意味で大切な性教育のあり方となると、今後もっともっと真面目に研究していく必要があると思います。

＞アダルトサイト、その他成人向け雑誌など、性のことは法律で１８才未満には知らせてはならないと定められています。

これは、多感な思春期の少年・少女の場合、18歳以上の男女と較べて、まだ性に関する知識が浅い、あるいは性的刺激に対してあまりにも過敏に反応し、性のことだけに興味・関心を奪われ、成人後に自立（自律）した大人として生きる上で必要な学習がおろそかになるのを心配してのことだと考えられます。

なお、誰であろうと、「おかしい」か「おかしくない」かを判断するとき、そのように自分が判断する理由なり、根拠なりが必ずあるはずですから、それが何であるかについて、質問者さんももう少し考えてみた方がよいかもしれません。

補足

上の続きです。
人が哺乳類でなければ、人が卵生の動物（例えば鳥類や魚類、昆虫など）、もしくは植物だったらよかったのかもしれないと私は思います。
そうすれば、生殖を隠すこともなかったのかもしれないと考えるからです。
しかし、知能が発達すれば、卵生であっても生殖を隠すのかもしれません。
人は約６０兆の細胞からできています。
すなわち、多細胞生物です。
人は真核生物なので、細胞には、核があります。
核の中には、染色質＝クロマチンがあります。
染色質は、細胞が分裂するとき、染色体になります。
（これを有糸分裂といいます。）
細胞分裂時の染色体は、人の場合、通常４６本＝２３対あります。
常染色体が４４本＝２２対、性染色体が２本です。
２本の染色体は、男性はＸＹ、女性はＸＸという組み合わせになっています。
染色体は、ＤＮＡ＝デオキシリボ核酸と、塩基性蛋白質ヒストンからできています。
ＤＮＡには４種類の塩基があり、その塩基の配列こそが遺伝子です。
人の体を作っている細胞＝体細胞が分裂しても、染色体数は変わりません。
（体細胞分裂）
しかし、生殖細胞（人の場合、精子や卵子）を作るときは、染色体数が半分になります。
（減数分裂）
その生殖細胞は、男女が性交をして、陰茎から精子が出て（射精）、子宮内に出た卵子（排卵）と受精したとき、はじめて生命が誕生します。
（受精卵）
この受精卵は子宮の中で何度も細胞分裂して胎児になり、胎児が生まれたとき、はじめて肺で呼吸して、産声を上げて、新生児となります。
人は親に似るといいます。
親の形質が、子供に伝わることを遺伝といいます。
（二重まぶた、耳介の結合の有無、血液型など）
人など、生物の遺伝子が子供に伝わっていく、胎児が母親のお腹に９ヶ月～１０ヶ月いる、母親の腟から生まれる。
こういった生命の営みが、私は本当に素晴らしい、美しいと心から思います。
私は未婚の女性ですが（×１ではない）、私が結婚して、性交して、私のお腹に生命が宿ったら、なんて素晴らしいのだろうと思います。
私は陣痛が怖いし、育児をする自信も生活力＝経済力もないので、結婚も出産もかなわぬ望みですが、かなうものなら、私だって妊娠・出産してみたいです。
子供が私と夫の遺伝子を継ぐ。
生きている、生身の人間。
体は温かく（恒温動物）、その胸の奥には心臓が絶えず鼓動している。
そして、体の中には余すことなく温かい血液が流れている。
そして、呼吸している。
こんな素敵なことが、これ以上のものがどこの世界にあるのでしょうか。
生命こそ、自然が作った最高の傑作ではないでしょうか。
（あくまで私の主観ですが。）
こんなに素晴らしい人の命を、法律や倫理でがんじがらめにするなんて、到底許せるはずがありません。
人が人間社会で生きやすいようにそういったものが存在するのでしょうが、私ははっきりいって嫌です。
生命は、もっと自由であってもいいと思います。
そのほうが、少なくとも私は生きやすいです。
もちろん、殺人罪がなくて、人が簡単に人を殺害することができたら、人は絶滅してしまいます。
人には意思があります。自我があります。
死にたくない願望があります。
死ぬことは、人にとってとても恐ろしいことです。
高齢者の方＝年配の方が、「もうすぐあちらの世界へ行きます。」とか、「お迎えを待ちます。」なんていったりするけれど、本当は死ぬのが怖くないはずがありません。
誰だって死ぬのは怖いのです。
だから、人を殺害してはいけないのです。
せっかく生まれてきた命だから、大切にしてあげないといけないと私は思います。
しかし、生きることがつらくて耐えられない人もたくさんいます。
そういう人は、最後の手段として、自ら命を絶つ＝自殺をしてしまうこともあります。
人が死亡すると、家族や友人、職場の同僚など、その人に関わった人がとてもつらい思いをします。
だから、できるだけつらくても、生きたほうがいいのです。
そういう私も、重い心の病気を抱えているので、何度も自殺を考えました。
（今でも考えています。）
死ぬことは怖いけれど、生きることはもっとつらい。
そんな思いが、私にもあります。
私は広汎性発達障害＝高機能自閉症＝アスペルガー症候群を抱えているので、人間関係がまったくできず、暗黙の了解や空気をよむことが苦手です。
（ＫＹ）
それゆえ多くの人から嫌悪され、避けられ、疎外されてきました。
だから、人間不信＝人間嫌いに陥っています。
生きることは、私にとっても苦痛なのです。
でも、本当は人と温かい交流を望んでいます。
人には感情があります。
機械ではありません。岩石とは違います。
感情は怒りや憎しみもあるけれど、同時に人を愛する温かい心もあるのです。
長くなるので、続きは下に書きます。

回答No.2

minazou29

私も専門家ではないので学術的なレベルではよくわかりませんが、
一個人の私見としてお聞きください。

「なぜ人間は性行為を隠すのか」
人間は他の動物よりも発達した大脳を持っていて、文明を築いてきました。
そして知能が発達しているがゆえに、性行為を生殖目的以外で行うようになりました。
本来の目的を果たさないままに性行為をする、ということに、自分の本能に対する少しの罪悪感があるから、秘密にしたいのではないでしょうか？

「子供が親にする質問」について
これは、本当に幼い時分であれば端折るのは仕方ありません。
自分が人間という生物である、ということすら本質からきちんと理解していないような状態（１０歳くらいまではそんなもんです笑）で生殖のことを聞いても、なんだか分からないと思うからです。
足し算をようやく覚えた人に、二次関数の問題を出してもちんぷんかんぷんですよね。（あまり良い例ではないかな(-∀-;)
それから、子供の性教育についてはもちろん学校でも取り組む必要性はあると思います。
ですがやはり、基本的には親がするべきことです。
自分の子供の生育環境や、それまでの人間関係などで、必要な知識やその知識を与える適切な時期は違います。
例えば、学校で月経や精通のことを学習する前にすでにそれらを経験しているお子さんも少なからずいるはずです。
それは性行為の知識に関しても同じこと。
親が照れずに（この照れるというのにも質問者さんは疑問を感じていらっしゃるのですよね？）正面から子供と話し合うことが必要だと思います。

「アダルトサイトや雑誌がＲ１８指定なわけ」
ある程度精神的に大人になっていないと、虚構と現実の区別がつかないからです。
アダルトサイトやアダルト雑誌は、時に過剰な演出をしていますし、またそれを求めている人もいるのが事実です。
個人の嗜好をどうこう言う気はないですが、知識や判断力が十分でない子供たちの目にそれらが触れることによって、子供たちがショックを受けたり、歪んだ性知識を植え付けてしまうことになってはいけない、ということで指定がかけられているのです。
（最近では大人でも虚構と現実の区別がつかなくなっている人がいますが…それはまた別の話なので；）

ただ、質問者さんのおっしゃるとおり、子供への教育については性行為はあまりにもタブー視されすぎている感はありますね。
いろいろな取り組みも行われているようですが、大人はこれからもっとちゃんと考えて行かなくてはいけないことだと思います。

補足

人は人を裏切るけれど、人を愛することもできます。
私は多くの人に裏切られてきました。
ですが、私を愛してくれる人は必ずいる、と信じています。
人は悲しいとき、嬉しいとき、涙を流します。
それも感情の表れ、温かい心です。
（憎しみの涙もありますが。）
私は、人を愛したいし、人から愛されたいです。
たとえたくさんの人に愛されなくてもいい、わずか少数の人に愛されるならば。
それが私の願いです。
長々と関係ない話をして、まことに申し訳ございません。
私がいいたかったのは、性行為も、出産も、隠すべきではない、公にするべきだ、といいたかったのです。
上の回答者様も書いておられますが、人は服を着ます。
イヌなどは人に服を着せられることがありますが、自ら衣服を着脱するのは人類だけです。
クジラなど、海で暮らす動物には体毛がありません。
人類は陸に暮らす動物ですが、頭髪や眉毛、睫毛、鼻毛、男性の髭、脇毛、胸毛、脛毛や性毛以外、体毛がありません。
（厳密には産毛がありますが。）
だから、衣服を着るのかもしれません。
裸だと寒いし、陰部＝性器（女性は陰部と乳房）が露出して恥ずかしいです。
でも、私は温かい地域に住む人＝民族は、全裸でもいいと思います。
人類が服を着るのは、寒いときだけでいいと思います。
私も人類が裸で生活する動物だったら、裸でいることが恥ずかしいことではなかったら、裸で（もちろん全裸）人前に出ていると思います。
人は服を着るので、とても不自然な生き物です。
それに、地球の環境をめちゃくちゃに破壊しています。
（私の考えでは、もう環境が元に戻る可能性はないと思います。）
（ですが、私が生きている間に、環境が少しでも良くなってほしいという希望はあります。）
人類は自分たち人類が一番偉いのだと勘違いしています。
人類が一番高等な動物だと誤認識しています。
確かに人類は動物の中で一番知能が高いです。
しかし、だから高等なわけではありません。
人類はイルカや魚のように速く泳げるのですか？
チーターのように速く走れるのですか？
クジラのように長く（深く）海に潜れるのですか？
ネコのように塀に飛び乗れるのですか？
鳥のように空を飛べるのですか？
答えはすべて「いいえ」です。
泳ぎの得意な人はいます。
速く走れる人もいます。
しかしこういった動物たちには、到底かないません。
人は全能ではないのです。
だから、知能が高いというだけで威張っていてはいけないのです。
人はもっとへりくだった気持ちで人やその他の生き物に接しなければなりません。
これは私への自戒でもあります。
私は、人がもっと素直な、優しい、純粋な、きれいな心で人やその他の生き物、ひいては（生命を持たない）ものに接するようになれば（なれれば）とても素晴らしいことだと思います。
長い文章をおよみくださりまことにありがとうございました。
お疲れ様でした。
また何かあれば、どうかご回答ください。
皆様の温かい意見をお待ちしております。
なにとぞよろしくお願いいたします。