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「A♭m(G♯m)♯5」というコード?
いつもお世話になっております。 エレキギター初心者の者です。 「バンドプロデューサー」という音楽ソフトを使用し、あるWAVファイルを解析してコード検出していましたら、曲のイントロ部分で「A♭m(G♯m)♯5」というコードネームが出て来ました。 Am→F→G→A♭m♯5、Am→F→G→A♭m♯5という流れのイントロなのですが、問題のコードはどんな構成なのか?、そもそもこんなコードはありえるのかどうかも分かりません。 ルート音を単音で鳴らし比べてみたら[A→F→G→A♭(G♯)]、なるほど原曲のイントロに合っていると思いますが、「1度・短3度・増5度」なのかと思い音出しして比べてみましたが全然違います。 初心者なものでまだまだコードブックのお世話になっておりますが、何処にもそんなコードネームは掲載されていませんし、ハッキリ言ってお手上げ状態です。 好きな曲の1つでもありますしコード弾き練習して楽しんでおりますが、その部分だけ分からず気持ちが悪いままなので何とか音を解析したいと思っております。 詳しい方々の御意見アドバイス等を頂ければと思います。 何卒宜しく御願い致します。
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- trgovec
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#2です。訂正があります。 ||: Am - Am#5 - Am6 - Am#5 :|| 「||: ラドミ→ラドファ→ラドファ#→ラドファ :||」 と訂正してください。:|| は繰り返し記号です。こうしないと半音の動きになりません。失礼しました。
- trgovec
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これは#1の方が言われるように「人間が楽譜を書けば」EonG# と書くコードです。機械がバカ正直に解析したのでこんなコードネームになってしまったのです。 単純な E でないのはベースがファ→ソ→ソ#と上がっていくようなアレンジをしたからです。E だったらベースはファ→ソ→ミと上がって下がります。 「○m#5」が使われる典型的な例をお示ししますと(イ短調(A minor)とします) Am - Am#5 - Am6 - Am これはコードの一番高い音が「ミ→ファ→ファ#→ミ」と半音で動くように、それ以外の音が一切動かないようにアレンジし、まさにその動きを目立たせるものです(Am6 でミをオミットすることも多い)。 Am#5 は確かに構成音は F と同じで FonA の書いてもいいのですが、ここではあくまで Am の連続と捕らえているのであえて FonA と書かないのです。 キーボードやギターで「ラドミ→ラドファ→ラドファ#→ラドミ」の流れを鳴らしてみて感じをつかんでみてください。
○m#5(マイナー・シャープドフィフス)というコードは、「ルート・短3度・増5度」の3音からなる3和音です。○m#5の他、○m+5などの表記があります。 このコードは少々特殊なコードで、マイナーコードの5度を半音上げた音程構成なのですが、"ルート>短3度"が3半音差、"短3度>増5度"が5半音差、"増5度>ルート"が4半音差という関係になります。ここでメジャーコードについて各構成音の音程差を捉えなおすと、"ルート>長3度"=4半音差、"長3度>完全5度"=3半音差という関係になり、○m#5の音程構成と比較すると"増5度>ルート"で4半音差、"ルート>短3度"で3半音差という関係から、○m#5の増5度から並べなおすと増5度をルートとするメジャーコードと構成音が完全に一致します。当然、コードフォームに関しても、対応するメジャーコードとまったく同じフォームになります。 このコードについてはマイナー・シャープドフィフスコードとするより、長3度をベース音とするメジャーコードのオンコードとして表現される方が一般的かと思います。 具体的な例を取ると、質問文にあるAb/G#をルートとするマイナー・シャープドフィフスコードについては、構成音が「Ab・Cb(=B)・E」ないし「G#・B・D##(=E)」になります。この場合、"E on G#"というメジャーコードとする方が、わかりやすいコード表現になると思います。 コードフォームとしては、 1e: 4f (=Ab/G#) 2B: 5f (=E) 3G: 4f (=B) 4D: 6f (=Ab/G# もしくはミュート) 5A: 7f (=E もしくはミュート) 6E: 4f (=Ab/G#) などのフォームが考えられるでしょう。 参考になれば。