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学校給食についてちょっと疑問に感じてること
学校にもよると思いますが、我が家の子供が通っている学校の給食の主食は、約3分の2がパン、約3分の1がご飯の割合になっています。 このパン食のうち、さらに約3分の2が食パンやコッペパン、約3分の1が蒸しパン、レーズンパン、クリームパンなどの菓子パンとなっています。 自分が子供の頃も、地域は違いますが同じような感じでした。 自分が子供のときは菓子パンがうれしかったですけど、親になってみますと、 給食には毎回、フルーツやヨーグルトなどのデザートもついているし、 学校からも甘いものの食べ過ぎを注意するお知らせが出ることもあるので、 なぜわざわざ給食に菓子パンを使うのだろうという気が、ちょっとします。 私と同じように、こういうことが気になっている親御さんはいらっしゃいますか。 それとも気にならないですか。 また、回答してくださる方に栄養士さんや先生等いらっしゃいましたら、 菓子パンの使用を減らして欲しいとPTAで話題を出して、幾人かでも賛同者があった場合、 検討していただけるものなのか、参考までに教えてください。 どうぞよろしくお願いします。
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#2です。実は私もアメリカ在住(現在一時帰国中)でして、UK同様アメリカの学校給食の悲惨さも十分承知しています。私は仕事(アメリカの大学教員)柄、学校を訪問する機会が多いのです。そして、同様に日本の学校給食のすばらしさを実感しています。 日本の給食で出る「菓子パン」(敢えてカッコ付きにしています)の例として、蒸しパン・ブドウパン・クリームパンが出ていますが、これらを市販のものと同じに想像しては、日本の学校給食に対して誤解をします。 蒸しパン・・・粉から、給食室で作る手作りです。中には小豆が入っていたり、サツマイモの角切りが入っていたりします。イメージとしては、お母さんが作るおやつです。また、これは主食ではなく、たいていの場合、うどんなどと一緒に出ます。つまり、ご飯代わりではないのです。 ブドウパン・・・これが菓子パンの範疇かどうか、よく分かりませんが、普通のパン(食パン、コッペパン)に干しぶどうが入っているものです クリームパン・・・私が経験した(私は元教員です)全ての小学校では、クリームはジャムやバターの代わりです。つまり、普通のパン(食パン、コッペパン)が出され、それに塗って食べるのです。そして、このクリーム自体が給食室の手作りです。 #3さんがご指摘の点は、私も同感する部分が多々あります。ただ、学校給食は、全体としてご指摘の方向に進んでいるのです。例えば、私が子供の頃は、米飯給食はありませんでした(私は脱脂粉乳世代です)。それが月に1~2度になり、今は、週に1度か2度はそれが出ます。麺類も、ソフト麺だったものがうどん・スパゲティ等に変わってきています。 また、米飯給食の実施に伴って、伝統的なおかず(野菜の煮物、焼き魚、煮魚など)も出されるようになってきました。 最近はほとんどの学校で、パンに塗るジャムも手作り(給食室で果物を煮て作る)です。 要は、「菓子パン」という言葉ではなく中身を検討すること、また、一ヶ月なら一ヶ月のメニュー全体をきちんと見た上で、その中の「菓子パン」の内容やメニュー全体とのバランス・比重を判断することです。それをしないで、「菓子パン」=悪では、魔女狩りに等しいと思います。 今、標準的な学校では、週5回の給食のうち、2~3回がパン、1~2回が米飯、0~1回が麺というようになっています。ですからご指摘の「菓子パン」が出るのは【月に】2回から4回程度。しかも蒸しパンは主食ではないし、ブドウパンは菓子パンとも言えない。この程度は「食の楽しみ」として悪いことでもないのでは、と思いますがいかがですか? 伝統食という意味で言うと、私などは何にでも牛乳を付ける方がよほどおかしな事だと思っています。例えば、 麦飯 のっぺい汁 サバの味噌煮 という給食のメニューがあるのですが、これに牛乳というのは、客観的に見ればなかなかシュールな(笑)組み合わせです。慣れてしまいましたけれど。
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- -chiffon-
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#10です。 御礼を読んで、反論するというのもどうかと思いますが、「甘さ」について質問者さんがこだわりすぎているようで気になりました。 >私はそもそも毎食甘いものを付けなければならないという考え方がおかしいと思っているのです。 なぜ、毎回ついていてはいけないのですか? 糖分は脳の唯一の栄養です。バランスの取れた食事を取った上で摂取する糖分は必要なものであって、余分はないです。 必要だから出ているのです。 >>たとえパン屋さんから納入されるパンでも、お店で売るパンと学校へ納入するパンとではレシピが違います。名前だけで「甘い菓子パン」と思わないほうがいいのではないでしょうか。 >これはあるかもしれませんね。 >クリームパンに関しては店頭商品と同じネーミングなので甘いと思いますが、 >蒸しパンは甘さ控えめかもしれないです。 ネーミングが一緒でもものは違うはずですよ。 学校給食に使われるのは小麦粉からすでに「学校給食用」が使われていて一般に売られるものとは別ですから、ネーミングが一緒でもまったく別物です。 質問者さんがすでにモンスター…の域に入ってしまっているように思えてなりません。 学校にそこまで求めるのはいかがでしょう? 先も書きましたが、学校での給食は1日のうちのたかが1食です。 しかし栄養とは1日、あるいは数日間のトータルで考えるもの。 それなのに質問者さんの偏った思い込みで「学校に変えてもらおう」などという考えはすでにおかしいです。 給食の栄養バランスがおかしいと思うなら、まずはほかの食事でバランスをとろうと思うのが普通じゃないでしょうか? (普通の概念が人それぞれなので一概には言えませんが。) それでも、あまりに目に余るとき、糖質しか栄養がない給食とか、質問者さんが実際に食べてみて、それでも甘さに疑問を持ったりとかして初めて「質問」という形で聞いてみる程度でしょうか。 私自身は栄養士の先生が一生懸命子どもたちのことを考えて立ててくれている献立をありがたいと思いこそすれ、不満など微塵もありません。 (実際に何度もわが子の通う学校の学校給食を食べる機会があり、味、質ともに満足のいくものです)
お礼
大変お待たせしました。 まず、今回の質問は、自分の家のことだけでなく社会全体の傾向を何とかしたいと考えてのものでした。 その点説明不足であった事をお詫びします。 >なぜ、毎回ついていてはいけないのですか? 野菜やお肉、魚などには、よく味わうと甘みがあります。 しかし、砂糖による甘みに太刀打ちできるものではありません。 現代はハレとケのケジメが非常にあいまいになっています。 食事はおやつではダメなんだという感覚を、子供時代にこそ身に付けさせる必要があります。 「早寝早起き朝ごはん」という本来常識であったはずのことが、 今、わざわざ学校や幼稚園等を通じて発信されるようになりました。 家庭で考えるべき…と言いながら、結局学校等から啓発を行わなければならないほど、家庭の教育力が低下しています。 >糖分は脳の唯一の栄養です。バランスの取れた食事を取った上で摂取する糖分は必要なものであって、余分はないです。 No.1の回答者様がご紹介してくださった幕内先生という方の書籍を読んでみました。 その受け売りですが、脳の栄養としてはデンプンからのほうが安定して供給されるそうです。 この書籍を読んでいて、ちょっと愕然としたことがありました。 パンは別に甘いパンでなくてもお菓子と考えたほうが良いということです。 確かに私も子供時代、パンは食事とおやつの中間として認識してました。 実際、日本のパンはお菓子に近いみたいです。こちらの「足で歩くスイス」というサイトでは「ヘチョヘチョ柔らかく甘ったるい日本のパン」と評されています。 「「今どきの若い人は食生活が欧米風になって、柔らかい物ばかり食べている」という言い方をしばしば聞くが、実際の欧州の食生活はこのようなパンをはじめ、日本人が想像する以上に固いもので満ちみちている(米国はどうか知らないが)。」 だそうですから、今のニッポンジンの食事、かなりおかしくなってるんじゃないでしょうか。自覚が無いだけで。 http://www.geocities.jp/hugu9een/essey1-03.html 私も学校に過剰な負担がかかっていることに心を痛めている一人です。 もともと強く要求を出すという考えではなかったので、話し方を練ったうえで、夏休み前に話題を出すつもりです。 ご心配をおかけしてしまいましたね。
補足
先日の-chiffon-様へのお礼について、ふだんから歯痒く感じていることをストレートに書いてしまったところもあり、 ちょっと過激な表現もあったかなと思ってます。すみません。 他のお礼がまだ書けていない方もすみません。 しばらくお待ちください。 5月26日
- hukuponlog
- ベストアンサー率52% (791/1499)
#4です。せっかくのご質問ですので分かる範囲で。私が学校給食について調査したのは、二つの州の4つの小学校(3 District)だけですから、広いアメリカ全体を鳥瞰できるものではありませんが、傾向は分かります。 まずアメリカの教育に関して、予備知識が必要です。 一つは、アメリカ合衆国には、日本の教育基本法にあたるような、連邦としての教育の基本的な方向性を定めた法律は無い、ということ。教育は州政府の仕事だという意識です。 二つめは、学校教育の目的が、きわめてプラグマティックであるということです。役に立つ知識・技能を習得する場としての学校、という意識が市民レベルで強いのです。日本の場合「人格の完成」という人間としての総合的な発達を目指すことが教育の目的として明示されていますが、そうではないということ。 三つめは、教育内容・教育方法・人事・予算などについて、日本とは比べものにならないくらい、District(学校区)教育委員会の権限が強く、また、学校レベルで言えば、管理職(校長など)と教員は別の人事体系だということです。日本の場合、校長になるのは、ほぼ100%教員ですが、アメリカの公立学校では、管理職はマネージメントの専門家であって、教員では無いということです。 以上を踏まえて、回答をお読み下さい。 1.アメリカの給食事情は変化の兆しは見えないのでしょうか? 変化は見られます。良い方向と悪い方向です。 良い方向の例としては、校内から清涼飲料水(ソーダ類)の自販機を撤去しようとするDistrictが増えてきた、というニュースです。また、Districtとして学校給食の予算を増額し、低カロリーで栄養のバランスを考えた給食を出す動きも生まれています。これは、特に北部や太平洋沿岸の、地域全体として教育水準が高く、高収入の家庭が多いDistrictで顕著です。 それでも、率直に言って、日本の学校給食を知っている人間からすれば、お粗末な内容にしか思えません。理由は後で述べます。 一方、悪いニュースは、言うまでもなくジャンクフードの隆盛です。特に、ブッシュの新自由主義政策以降、ひどい。何度か一緒に食べたことがありますが、ドロドロの野菜(ほうれん草、ブロッコリー)・生のセロリ類が少しと、後は、ハンバーグ・ピザ・ポテト・チキン、デザートとしてクリームこってりのゼリー、ジュース・ソーダなどをカフェテリア形式で選択して食べます。子ども達は野菜はほとんど食べません。もちろん牛乳を飲む子も少ない。本当にカロリー摂取だけが目的の「エサ」に近い内容です。私の年齢だと、正直まずくて、喰えません。 2.今ジャンクフードだらけの給食になっているのは、予算的な問題ですか? 3つ問題があると考えます。 一つは、予算の問題です。予算・教育内容・施設などの学校の教育水準はDistrict毎に違います。簡単に言えば、住民の収入が低いDistrictの学校は、少ない予算、質の悪い教員、質の悪い施設の学校で学びます。日本と違い合衆国としての、統一的な規範がないので、貧しい地域の学校はどこまでも劣悪な環境になります。 給食にかける予算も低く抑えられますから、カロリーばかり高くて口当たりの良いものが出ます。チーズマカロニなどは典型的です(実はこれは個人的には好きなのですが)。 二つめは、指導の問題です。ご存知の通りアメリカでは給食指導というモノは存在しません。先生は休憩時間です。子ども達が何をどのように食べているか、ということは先生の関知するところではないのです。当然のことながら、給食の内容について、教育的に考えるという発想がありません。「食育」という言葉など翻訳のしようも無い。 また、予算に関わる管理職はマネージメントの専門家ではあっても必ずしも教育者(形式ではなく実質の問題)ではありませんから、発想がどうしても教育的でない部分が出てきます。 三つめは、アメリカ人全体として、栄養とか食のバランスとかに関わる知識がとても低いという点が挙げられます。 私が実際に体験した話をすると。 高校の家庭科の授業で、三大栄養素などという話をしていました。これ、日本だったら小学校で教わる内容です。成人の一日に必要とするカロリー摂取量なんていうのは、日本人だったら誰でも、大まかに2000~2500kcl程度と知っていますが、アメリカの高校生はほとんど知りません。 もう一つ、フードコートで子供に「野菜を食べなさい」と言って、お母さんが出したものがポテトチップスだった、というのを体験しました。これ本当に実話です。あれを野菜と考える日本人はおそらく一人もいないでしょう。 先生にしてから、ランチにスナックをポリポリ食べ、コーラを飲んでいるのですから。 要するにその程度のレベルの認識で、給食を改善しようとしても、限界はあるということです。 ブッシュの新自由主義政策、教育で言えばNCLB政策以降、音楽・図工・体育・家庭科などの、人格の陶冶・完成に関わる教科は学校で軽視されるようになっています。 フロリダのある小学校では、体育は一日15分の休み時間にやる、図工は年に5時間でした。その学校は「学力テスト地域No.1 」と玄関に書かれていました。 はっきり言ってしまえば、学力テストの算数や国語の点数で学校が評価されてしまうのが、今のアメリカです。給食のジャンク化もこの路線の中にあるのだろうと思っています。 さて、ひるがえって日本を見ると、教育基本法って改めて立派だなぁ、とつくづく思います。また、文科省が日本の教育について、全ての地域で等しい水準を維持していることも素晴らしいと思っています。現職の頃はちっともそう感じなかったのですけれど。この法律が教育の目的として「人格の完成」をうたっている以上、芸術教科も食育も決して無くならない。 ただ、小泉政権の新自由主義政策以降、日本でも格差が広がっているのも事実です。教育についても「自由化」という名目の元に、豊かな自治体と貧しい自治体の格差が生まれ始めています。パソコンの設置台数・ネットの接続状況などというのは、都道府県毎に全然違います。この路線を進める限り、今日のアメリカの姿は明日の日本の姿なんだろうと思っています。 まぁ、国民がそれで良いというなら(選挙で選ばれた人達のやることですから)私は文句をつけるつもりはありません。
お礼
お礼が大変遅くなりましたが、このように詳しく丁寧に回答していただき感激です。 まず「連邦としての教育の基本的な方向性を定めた法律は無い」という点に驚きました。 教育の場においてマネージメントを主眼に置かれてはたまったものではありませんね。 適度にであればそういうことも必要でしょうが、あくまでも教育が主であるべきですよね。 日本では、勉強だけでなく、生活習慣や人格形成までもを考慮した指導が行われているということは本当にすばらしいです。 近年は家庭における教育力が低下しており、 その分学校に対して求められる要求が過剰になっていることが問題視されていて、 今後の日本はどうなっていってしまうのかと不安になります。 しかし、今回の質問をしているうちに、 正しい躾や教育について家庭へ情報発信をする役割を担う核となるのは、 地域にあって身近な存在である学校がやはり一番ふさわしいのではないかと考えるようになりました。 実現可能とは思っていませんけれども、 一歩進んで、人員と予算を大幅増にすることを大前提として、 虐待のようなはっきりしたレベルでなくても不適切な養育をしている保護者を積極的に指導する役割を担ってもらうのもいいなと考えました。 現状ではそういう機関が無いと思うので。 学校へ甘いパンのことで、話し方に注意して話題に出してみるつもりですが、 問題提起のような形で話をすると、ただでさえ過剰な負担のかかっている学校へさらに負担をかけてしまいますので、よくよく気をつけようと思います。 >高校の家庭科の授業で、三大栄養素などという話をしていました。これ、日本だったら小学校で教わる内容です。成人の一日に必要とするカロリー摂取量なんていうのは、日本人だったら誰でも、大まかに2000~2500kcl程度と知っていますが、アメリカの高校生はほとんど知りません。 >もう一つ、フードコートで子供に「野菜を食べなさい」と言って、お母さんが出したものがポテトチップスだった、というのを体験しました。これ本当に実話です。あれを野菜と考える日本人はおそらく一人もいないでしょう。 最近では日本でもアヤシイものですよ。 知識だけはあっても、生活に実際には取り入れていないというパターンが多いかもしれません。 再度お礼を申します。ありがとうございました。
補足
最後に、No.14様の補足欄をお借りして、再度皆様にお礼を申し上げます。 No.15様の補足欄はもう前に使ってしまっていたので、失礼いたします。 私と同じように現代の食育に疑問を感じておられる方、大変励まされました。 そのような提言をすべきでないとご忠告くださった方、どのように話題を出すべきか考えるうえで、大変参考になりました。 学校関係者の方、学校の悩める現状を克明に感じました。 ポイントはお二人の方にしか付けられませんけれど、私の心の中ではすべての回答者様が良ポイントです。 本当にありがとうございました。 6月7日
- rosavermelha
- ベストアンサー率33% (334/1006)
教員です。 普段は、あまり栄養士さんや調理員さんたちと接する機会はないのですが、たまにお話する機会があったりすると、 「すごいなぁ。教員や親、子どもには見えない、努力をたくさんしているんだなぁ」としみじみ思います。 「給食のおばちゃん」なんていうと、なんだかのほほんとした、優しいおばちゃんをイメージするかもしれませんが、 実際の調理現場は、すごいものがあります。 徹底した衛生管理を求められる緊張感。 熱気が充満した調理室での調理。 カレー一つ作るのだって、500人分のカレーを一気に煮込むほどの、大きな鍋に、1すくい1リットルの大きなひしゃくと格闘。 新人の調理員さんならば、いくつもやけどの傷を腕に作っています。 洗うのだって、その大鍋をハンドルで回転させた後、体を乗り入れて洗うんです。本当に、肉体労働ですよ。 お皿を洗うのだって、ママが家庭でルンルン鼻歌歌いながら洗っているのとは全然違います。 何千という食器を、クラス別に数を間違えないように、手早く仕分けしていくんです。 給食は、一食、200円とか300円とか、そういう低価格でやっています。市からの補助があるわけでもなく、 実際に、その値段になるよう、栄養士さんがメニューを考えて作っているのです。 最近の栄養士さんは、パソコンのエクセルを使って、糖質、脂質、たんぱく質、カロリーなど、細かい計算もしています。 ところで、何人も親が集まって、勢いづいて学校にモノ申すと、ちょっと学校側も「え?」と引いてしまうかもしれません。 なので、最初からいきなり、「菓子パンなんてどういうことだ。やめてくれ」と批判から入るのではなく、 学校給食の仕組みについて、個人的に「質問する」という形から入ってはどうでしょうか。 1.うちの学校では、どのような方式(センター?自校式?)で給食を行っているのか。 2.栄養士さんがいるのか? 3.栄養士さんが質問者さんの学校に出入りしている場合、その栄養士さんに直接質問、もしくは、他の先生を通して質問することは可能か? 4.できたら、栄養士さんが作っている、メニューの元になる栄養計算などの具体的な例があれば、見せてもらえるとありがたい。 といった感じで。 ちなみに、学校には栄養士さんがいる学校といない学校がありますが、 給食全般を担当する教員(この他に、給食発注をする教員、給食会計をする教員などもいると思います)がいますので、 担任を通してでもいいですが、「給食担当の先生」とお話をされると良いかと思います。 その際に、「またどうしてそんなことを質問するのか?」という雰囲気になったら、 「学校給食というのは、栄養士さんがいろいろな苦労をして作っているものだと思います。 うちの子最近、これが嫌い、あれが嫌い、と言い出しまして。 そこで、学校の給食というのは、きちんと栄養バランスを考えて作っているんだからちゃんと全部食べなきゃだめだよ、 ということを教えたいので、その説得のための材料になればと思いまして …資料などは、先生もお忙しいでしょうし、もちろん、お時間のあるときで結構ですので」 とか。ちょっとうそっぽいでしょうか。
お礼
回答ありがとうございます。お礼が遅くなり大変申し訳ありません。 栄養士さん、調理員さん、先生方が子供たちのためにものすごく心を砕いてくださっていること、 色々な行事などあるたびに感じています。 調理員さんはケガの発生率が相当高いようですね。 私もたまたま数年前に知ったばかりですが、重症例では重い器具を落として骨にヒビが入ったとか、長靴に熱湯が入った事例など聞いて、 本当に大変な仕事なのだと思いました。 現在は正規職員が減員され、臨時職員でもってギリギリの人数で対応することも増えてきており、 予算が苦しいこともあるでしょうけれど、こういう切り詰めをどこまでも推し進めて行くと、 どこかで必ず大きな問題につながっていくと思います。いや、もう問題は起こっているのでしょうね。 学校への提言については、可能かどうかはお聞きしたものの、強く要求することは考えていなかったんです。 とりあえず話題に出して他の保護者の方の様子を見、皆で考える機会になればというつもりでした。 この点は質問文では書いていなかったので、多くの回答者様にご心配をおかけしてしまいました。 学校の現状と、質問の仕方、大変参考になりました。ありがとうございました。
質問者さんは、給食に関してだけではなく、色んな事が気になる方なのでしょう。パンの件が解決してもその他次々と気になる事が出てくるのでは? 私は、色んなものを食べさせてくれる給食に感謝しているし、何より子供が、美味しい!と喜んでいるので、そんな事考えた事もないです。それより、給食費未払い者のせいで、量が減り質が落ちる事が心配です。
お礼
お礼が遅くなっており、大変申し訳ありません。 今回のことは、自分の子供だけのことでなく、社会全体として何とか良い方向へ向いていけないかということを考えてのものです。 おっしゃるとおり、現代の子供をとりまく環境について色んな事が気になっています。 子供の携帯電話のことや、いつでもどこでも(公園なんかでも)ゲームをしていることとか。 家庭できちんと躾けるべきことばかりですが、 子供の欲望をコントロールすることに甘い保護者がかなり多いと感じております。 自分にできることが何か無いだろうかと。 給食のパンについては、他の回答者様からもこのような細かい要求をすべきでないというご意見をいただいておりますが、 小さなことだからこそ、変えるのが簡単だという考え方も出来ると思うんです。 色々な意見を取りまとめることにはエネルギーを要しますけれど、 甘いパンを甘くないパンに替えるだけなら、経費もかからず調理員の方の手間も増えません。 でも、変えろという要求を強くするつもりは無く、話題として提供し、他の保護者の方に考えていただく機会になればという考えです。 給食費未納の問題も、とっても信じられないことですね。
- Ama430
- ベストアンサー率38% (586/1527)
栄養士が苦労してメニューをつくっているというのは、みなさんがご指摘の通りです。 その苦労の中には、「残食を出さない給食」という縛りもあります。 昔に比べて様々な理由から、「出されたものを疑問無く全部食べる」という子どもの数は減っています。 指導としても、以前ほど、残食を出さないために無理矢理食べさせる先生は減っていると思います。 楽しい食事時間の演出という積極面と共に、残食防止のために人気メニューに頼らざるを得ないという側面もあると思うのです。 >菓子パンの使用を減らして欲しいとPTAで話題を出して、幾人かでも賛同者があった場合、検討していただけるものなのか 今では数少なくなってしまった自校式の場合には、ある程度の確率で善処していただけると思うのですが、センター方式では、厳しいと言わなければなりません。 それでも、そうした話題が出ることで、教員や他の保護者が給食について考えるチャンスが生まれるとも思うので、「ダメもと」というスタンスで話題に出してみてはいかがでしょうか。
お礼
お礼が遅くなり大変申し訳ありません。 給食における現場の状況について書いてくださったこと、非常に納得しました。 私も子供時代激しい偏食で、給食はとても苦痛でした。 母親が、仕事を持っていたこともあるでしょうが食事のバランスについて無頓着なところがあり、それが大きな原因になっていたと思います。 ご飯を食べずにお菓子を食べるということにも甘かったです。 自分の子供は絶対に偏食にするまいと思って育てたので、 苦手な食べ物でも大体がんばって食べることができます。 食事やお菓子だけでなく、テレビやゲームなんかでもそうですけど、譲歩すればするほどその状態が当たり前になってしまい、 譲ってはいけない一線を簡単に突破してしまうと思います。 最近子供の問題行動が増えているというのには、そういうことも関係しているのではないでしょうか。 また、そういう子が大人になってモンスター何々になるのではないでしょうか。 >それでも、そうした話題が出ることで、教員や他の保護者が給食について考えるチャンスが生まれるとも思うので、「ダメもと」というスタンスで話題に出してみてはいかがでしょうか。 うまくいって甘いパンを減らしてもらえればそれがベストですが、 他の保護者さんに甘いものの与え方について考えてもらいたいという気持ちも強く持っておりますので、 話し方をよく考えて話題に出したいと思います。 ありがとうございました。 以下は単なる雑談として読んでいただきたいのですが、 学校に親育ての役割を正式に担ってもらうことができたらと思いました。 今実際に中途半端な立ち位置で親育てのようなことが行われているので、 十分な経費と人員を投入することを絶対条件として、正式な業務としてしまうというものです。 子供のためだけであっても経費も人員も不十分な現状では、とても無理なことでしょうけれど。 大人になってから育てなおすのは至難の技ですから、 子供のうちにきちんと欲望をコントロールすることを覚えさせる必要性を強く感じます。
- -chiffon-
- ベストアンサー率39% (303/768)
私も、他の方同様、気になりません。 栄養士の先生がちゃんと考えて作られたメニューに沿って出される給食の、たかが1,2品が甘いものだったからといって、それがどれだけの問題になるというのでしょう? そもそも栄養バランスというのは、1品1品のおかずごとに考えるのではなく、すべてのメニューのバランス、そして1日のトータル、さらに、数日間のトータルで考えるものです。 学校給食では1日に必要なカロリーの3分の1を目安にメニューが決められるので、何も心配したことはないです。 そして、たとえパン屋さんから納入されるパンでも、お店で売るパンと学校へ納入するパンとではレシピが違います。名前だけで「甘い菓子パン」と思わないほうがいいのではないでしょうか。
お礼
お礼が遅くなり大変申し訳ありません。 >栄養士の先生がちゃんと考えて作られたメニューに沿って出される給食の、たかが1,2品が甘いものだったからといって、それがどれだけの問題になるというのでしょう? 私はそもそも毎食甘いものを付けなければならないという考え方がおかしいと思っているのです。 >たとえパン屋さんから納入されるパンでも、お店で売るパンと学校へ納入するパンとではレシピが違います。名前だけで「甘い菓子パン」と思わないほうがいいのではないでしょうか。 これはあるかもしれませんね。 クリームパンに関しては店頭商品と同じネーミングなので甘いと思いますが、 蒸しパンは甘さ控えめかもしれないです。 ありがとうございました。
- kirakira_hosi
- ベストアンサー率20% (20/97)
私は気になりません。子供に聞いても「蒸しパンやクリームパンが出るなんて羨ましい。レーズンは別に甘くないし、甘いのは揚げパンだけ。」だそうなので、地方によって違うのかもしれません。 でも栄養士さんが献立を作るので砂糖や塩分は計算されているそうですよ。だからあまり気にしないでいいんじゃないでしょうか?友達のところはお子さんがちょっと太り気味だと気にしていて、主食は減らすよう話しているということなので、何か特別気になるならお子さんの分だけ菓子パンは半分残させてもらうよう先生に話しておいてはいかがですか? ただ、先生にもまわりのお母さんにも菓子パンくらいのことで訴えると、主張の強い人なのかと誤解を受けるかもしれません。 私は自分の子が繰り返しいじめられでもしなければ、なるべく余計な波風は立てない方がいい気がしています。学校には細かいことより、学習のことなどで時間を使ってもらう方が子供にとってもいいような気がします。
お礼
お礼が遅くなり大変申し訳ありません。 今学校は様々なことを求められていて、本当に大変ですよね。 甘いパンを減らしてくださいという要求ではなく、 こういうことを思っていますという話題で出すつもりです。 私の周囲には子供に好きなようにお菓子を与える方が多く、 私としては多くの親御さんに子供へのお菓子の与え方を見直してもらいたいと思ってます。 こんなのダメというような言い方では反感を買うだけで良い方向には変わらないと思うので、 小さいことから地道に訴えていくつもりです。
- ponpon--
- ベストアンサー率26% (21/79)
学校のとても細かいところにまで親が 要望をするのは、どうかと思います。 1食、300円ちょっとで、栄養のバランスのとれたメニューを 食べさせてもらっているのに、これ以上、何を要求するのでしょうか。 (もちろん、すべての家庭ではないでしょうが、) 食事のマナー、偏食をへらすこと、食べ物への感謝……そんなことまで 学校に任せている今、これ以上、何を学校の給食に求めるのでしょうか。 私は、最低限のことは、家庭でやっているつもりです。 でも、給食試食会(給食の授業参観みたいなやつ)に行くと…。 わが子が…。 それを見て、私は、「先生、ごめんなさい」って感じになります。 勉強は、学校の責任でがんばってほしいのですが 食事のことぐらいは、私たち、親ががんばらねばならないのではないでしょうか。 回答No6の方、同感です。
お礼
お礼が遅くなり大変申し訳ありません。 皆様のアドバイスのおかげで自分の説明不足な点が分かり、とても参考になります。 ありがとうございました。
- rico566
- ベストアンサー率28% (52/184)
40代です。私が子供の頃は、菓子パンなんて、年に数回、数えるくらいしかなかったので、今の給食はうらやましい限りです。 個人的には、総合したカロリーも達していますし、なにしろ給食というのは、楽しくかつ時間内に終える事もまた集団生活の場に置いて重要だと思うのです。 食事が遅い子、小食な子、好き嫌いの多い子にとっての給食ほど辛い物はありません。逆に給食が好きでいてくれれば、学校も好きになってきます。 好き嫌いなどは親が家庭で努力するべき領域ではありますが、家庭と差が無い、栄養面のみを追及したメニュウよりは、多少お子様チックではありますがバラエティに富、食べやすい菓子パンも時々は出るほうが、給食が好きになると思います。 私は、和食等で朝食も夕食もしっかり和食ですので、学校給食がバラエティなので助かっている・・・派です。 それと糖分ですけど、和食というのは砂糖を使う料理が多いので、実は糖分過多になりやすいので気をつけています。 意見は言っても良いと思いますが、バラエティ豊かな給食だからこそ、食べられるお子さんも居ることを理解してあげて欲しいと思います。 皆が皆、和食も沢山食べる子ばかりじゃないです。 菓子パン、という食材をあげての苦情はNO6様と同じ感情を引き起こしますから、糖分について、どのくらいの量に設定しているか聞いてみてはいかがですか? うちの学校では、菓子パンが出た日は、デザートはないです。糖分に配慮しているようです。給食参観で食べたクリームパンは市販のものと違い、甘さがかなり抑えれていてビックリしましたよ。 それでも逆に毎日デザートをつけろ、という意見がありましたけど。 親も色々ですよね。
お礼
お礼が遅くなっており大変申し訳ありません。補足欄使わせていただいていました。 >食事が遅い子、小食な子、好き嫌いの多い子にとっての給食ほど辛い物はありません。 はい、私もそうでした! 大人になってから自力で偏食治しましたが、小学生時代はついに給食好きになれませんでした。 あくまでも個人的な意見ですけれど、自分の子供時代を思い出したり、我が子の様子を見ていると、 好きなものを頻繁に出していると、食事へのえり好みが激しくなるような気がするんです。 >うちの学校では、菓子パンが出た日は、デザートはないです。糖分に配慮しているようです。給食参観で食べたクリームパンは市販のものと違い、甘さがかなり抑えれていてビックリしましたよ。 こちらでは、給食室の手作りではなくパン屋さんのパンなので、添加物の問題は少ないかと思いますが甘さは十分です。 デザートは半々くらいの確立で甘いパンのときもつきます。 学校によりますよね。 >それでも逆に毎日デザートをつけろ、という意見がありましたけど。 子供が楽しく食べることに重点を置いておられる親御さんなのでしょうね。 いろいろな考え方がありますし、話題に出す時は、言い方など十分に気をつけて、栄養士さん等をがっかりさせないようにしないといけませんね。 和食の当分についてのアドバイスもありがとうございました。
補足
皆様、回答をありがとうございます。 きちんとしたお礼は後ほど書きますので、ひとまず補足させていただきます。 「菓子パン」という表現は、市販の、何日も悪くならない砂糖と添加物が一杯のものを連想させるようです。 うちの子の学校で出るものは、パン屋さんから配達してもらっているものです。 適切か分かりませんが「甘いパン」という表現がいいのかもしれません。
- hkinntoki7
- ベストアンサー率15% (1046/6801)
個人的な意見ですが参考まで。 支払っている月の給食費が3,000円位なのにその内容にクレームをつける神経が理解ができないです。月に10,000円以上払っているのならわからないでもないですけど。 登校日の朝・晩、土日祝日は3食家庭で食事をするわけですから、家庭の食事でご自身の考えに従った食事を作ればよいでしょう。また、甘い物は給食で摂らせて家庭では食べさせないで良いような気がします。
お礼
お礼が遅くなり大変申し訳ありません。 自分の子供だけでなく社会全体の問題として考えているのですが、 私の周囲にも甘いパンを問題とは考えないであろう方が多いので、 クレームという形で話題に出すことは考えていません。 少数でも同じような考えの人はいるのかなと思って質問いたしました。 また、甘くないパンのほうが甘いパンよりたぶん安いかなと思います。 学校で話題を出す時は、がんばってメニューを考えてくれている栄養士さんをがっかりさせないよう気をつけたいと思います。 ありがとうございました。
補足
すみません、お礼欄について補足します。 甘いパンが気にならない方が多いであろうことは予測していたという意味です。 同じ考えの回答だけを望むという意味ではありません。 読み返してみて、後者の意味に取れそうだと思い、慌てて補足です。 今回、質問の時点でうまく考えを皆さんにお伝えできていなかったのですみませんでした。
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お礼
こちらも大変詳しくありがとうございました。 >学校給食は、全体としてご指摘の方向に進んでいるのです。 そうですね、さらに一段と進んでいくことを期待します。 必ず牛乳をつけるというのも本当は変ですよね。 最近、牛乳をよく飲む男性は前立腺ガンのリスクが増えるという記事も見ました。 栄養士さんが「食の常識はどんどん変わるので難しい」とおっしゃってるのも聞いたことがあって、 長く続いていて影響が大規模に及ぶものを変えるのは難しいことですね。 ところで、お礼が大変遅くなっていたところに申し訳ないのですが、 アメリカの給食事情は変化の兆しは見えないのでしょうか? 今ジャンクフードだらけの給食になっているのは、予算的な問題ですか? とても関心があるので、よろしかったらお願いします。