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英国製アンプに用いられているMOS-FETについて

先日、愛用している英国製プリメインアンプの天板を開けて内部を見たところパワーアンプの最終段のデヴァイスにHITACHI製のMOS-FET、2SK1056と2SK1161が片CHあたりに使われていました。(シングルエンドです) しかし、私の知る限り2SK1056とコンプリペアは2SJ160と記憶しております。 このアンプの場合、どういった基準(設計上?)でNch同士の(準コンプリでもなく)型番の違うMOS-FETがあえて用いられているのでしょうか? お分かりの方、是非宜しくご教示の程お願い致します。

みんなの回答

noname#66198
noname#66198
回答No.2

 追加の回答にならない回答です。  AURAのVA-40でしたか、私にとっては幻のAMPです良く入手出来ましたね、大切にお使い下さい。  確か10年足らずで製造を中止した製品で、後続と言えるかどうか判りませんがnoteはHITACHI製J162/K1058 MOS-FETを使ったSINGLE-ENDED PUSH-PULL回路で常識的な回路構成の物です。  さてVA-40の薄型、軽量筐体から私が個人的に推定するには、デジタルパワーアンプでは無いかと思われます。  デジタルパワーアンプは人の耳(スピーカーからも再生されない)200Kz程度の矩形波をパルス幅(PWM)、又は、パルス波高さ(PAM)変調して電力増幅する方法で、一般にパルス波を積分(単純にはローパスフィルターを使います)してアナログ信号(オーディオ信号)に復元します。  特徴としてはD級アンプと呼ばれる非常に効率の高い方式ですが、A/D変換部及びD/A変換部の特性が音質を支配し、約45年位前に私も自作した経験が有りますが手探りで作ったA/D変換部の特性が悪く、良い結果は得られませんでした。  出力段FETは1本で良いのですが、定電流回路が必要でFETがSINGLE-ENDEDの様な感じで1本必要となります、但しFETの規格は同じである必要は有りません。  以上あくまでも推定です、やはり幻の名器ですね、幻で良いでしょう。  貴重な情報を提供して頂いて有難う御座いました。  

noname#66198
noname#66198
回答No.1

 非常に興味の有るアンプの出力回路ですね。  2SK1056はオーディオ用のパワーFETで2SK1161は高速スイッチング用FETで、いずれもNチャンネルMOS-FETです。  ドライバー段の構成(回路図が有れば良いのですが)判れば有る程度の推察も出来ますが、通常の知識では理解できないかも知れない。  先ずアンプの最大出力はどの程度でしょうか?  又、出力トランスはシングルエンドとの事で使っていないと思いますが?、出力回路に大容量のコンデンサーを使っていませんか?。  当然正負両極性電源を使っていて出力コンデンサーも使っていないと思いますが。  私は昔真空管を使ったOTL(出力トランスを使わないアンプ)を自作していました、当時6080と言う三極管を6本パラ接続して、カソード側にチョークコイルを使いカソードフォロアーのアンプを作りましたがこのチョーク代わりにFETを使う事も出来るのでこの様なA級シングル構成か、又はシングルエンドプッシュプルと呼ばれる真空管を二階建ての様に構成し、グリッドには位相反転した信号を供給する方式も有ります。  更にトーテムポールカソードフォロアーと言う出力段自身で二階建ての真空管のグリッド電圧の位相を変える方式も有ります。  しかし何れも同じ出力段の真空管を使っていましたので正に不思議な構成ですね。    回答にならない回答ですが興味を惹かれました。

jupitan
質問者

お礼

ご回答ありがとうございます。 実はこのアンプは英国AURAの記念すべき第1号機、VA-40です。薄型でクロームメッキのフロントパネルが特徴のマニアなら誰でもご存知のあの一世風靡?したアンプです。 発売から、かれこれ15年以上経過していますが(残念ながらすでに製造中止です。後にAURAはB&Wの傘下から離れて、AURA-JAPANという日本製になってしまいましたが、このVA-40はまぎれも無くUK=英国製です)、肝心な音はまさにMOS-FETそのもので(低域から高域にわたりもたつきのないダイナミックでクリアーな音)今でも現役で使用している音楽性溢れるとても魅力的なアンプです。 さて、問題?のパワーFETのそれぞれの特徴について教えて頂き有難うございました。 出力は40W×2(8Ω)です。 回路図は分かりません。一枚の基板にPHONOイコライザー、ドライバー段、電源回路、の全てが実装されております。 詳しく見たところ、ドライバー段は片CHあたり6石で、全てC1815タイプの小型ローノイズシリコンTRが用いられています。出力コンデンサーはありません。電源部には大型のケミコン(平滑コンデンサー)が2個あります。その他の使用パーツ類は抵抗、小型コンデンサー、ダイオードといった感じです。正負2電源回路で、電源トランスはトロイダルです。SP保護回路(リレー)はありません。 やはり、謎は片CHの出力段に2SK1056と2SK1161という同じN-CHで型番の異なるFETが用いられていることに尽きるのですが・・・?(全て同じ型番の準コンプリなら理解出来るのですが)

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