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スピーカーのツィーターを鳴らなくしたいです。
アンプにスピーカー出力が二つあるので以前使っていたスピーカーを繋ぎたいのですが そのまま繋いでは同じようなスピーカーが二組に鳴るだけで意味がないと思い ツィーターを切ろうと思ったのですが、中に小さな基盤が入っていたのでツィーターだけ抜いて良いものかと悩んでいます。 足したいスピーカーの説明 ツィーターとウーファーはパラレルでつながっているように見えます。 ツィーターのほうは抵抗とコンデンサーを挟んでいます。 スピーカーの箱に書いてあるインピーダンスは6Ωです。 スピーカーにインピーダンスは書いてありません。 +と-を青い何か(両脇から磁石の様なものが見えます)がまたいでいます。 素人なので間違っている部分があるかもしれません。 このスピーカーでツィーターだけを絶縁してよいのでしょうか また良い場合はこの基盤を通してウーファーに繋ぐべきか基盤を通さずに ケーブルを直接ウーファーに繋ぐべきかを教えてください。 尚、アンプの方のスピーカー出力には4Ω(二組で8Ωです)とかいてあります。
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- cqw32653
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> アンプにスピーカー出力が二つあるので以前使っていたスピーカーを繋ぎたいのですが とのこと。余っているので繋ぎたい気持ちは分かりますが、音質は悪くなりこそすれ、決して良くはならないので、まずこの発想はやめておきましょう。 二つの異質なスピーカーを同時に鳴らせば干渉により音圧周波数特性/群遅延特性はグチャグチャになります。 もちろん、その濁った音質は多少なりとも「変化」ですので、その変化した音質を「雰囲気があって心地よい」と感じることはあるかもしれません。音質なんて主観評価なのですからそれでもいいのですが、それは「良音質」や「高性能」でないことだけは確かです。 >このスピーカーでツィーターだけを絶縁してよいのでしょうか はい。 >また良い場合はこの基盤を通してウーファーに繋ぐべきか基盤を通さずに >ケーブルを直接ウーファーに繋ぐべきかを教えてください。 ウーファーはネットワークを通っていないとのことなので、どちらでも大差ありません。楽な方で良いと思います。 なお、低域の合成インピーダンスは4Ωを切りますので、音量の出しすぎや過負荷でアンプが故障しないよう注意してください。
- Yorkminster
- ベストアンサー率65% (1926/2935)
>> 普通のスピーカー出力から引いてきて10~100Hzまでハイカットするネットワークを作ることは出来ますか?? // 受動素子だけで組むなら、LCフィルタしかありません。 スピーカーに直列にコイルを1個入れると6dB/octで高域が減衰します。コイルの後ろに、スピーカーと並列にコンデンサを追加すると、特性は12dB/octになります。かりに、ウーファーのインピーダンスが8オーム、かつクロス付近でのインピーダンスも8オームという理想的な条件の場合(後述の通り、これはあり得ない)、50Hzクロス、12dB/octでネットワークを組むなら、47mH/370uFになります。 しかし、ふつう、50Hz前後はウーファーのfo付近ですから、インピーダンスの変動が極めて大きくなります。ゆえに、そもそもこのようなネットワークが適切に動作する可能性は、極めて低いといえます。 また、20mHを超えるような巨大なコイルは、ほとんどありません(あったとしても1万円近くするものばかりでしょう)。20mH-20mH-7mHといった具合に直列に並べれば数字は合いますが、直流抵抗が馬鹿にならないのでダンピングファクタが劇的に悪化します(直流抵抗を減らそうととして径の太い巻線のコイルを使うと目も当てられないくらい高くなります)。コンデンサの方は、耐圧100Vのものなら1000円くらいであると思いますが... 減衰特性が6dB/octで良ければ、25mH程度のコイル1個で足ります。しかし、適切に動作しない可能性があるのは上と同じで、また400Hzくらいの中音域まで音になってしまうので、今度は他方のスピーカーの音に対する干渉が大きくなります。 なお、市販品にあるようなハイカットの連続可変は、LCフィルタで作るのはほぼ不可能です。 >> その場合、インピーダンスに変化はありますか?? // あります。高域を切った方のウーファーと普通に繋ぐスピーカーとは並列接続ですから、その範囲(高域を切った方のウーファーが再生する範囲)ではインピーダンスが下がります。 市販のアクティブ型のサブウーファーの場合、入力インピーダンスは数キロオームあります。したがって、インピーダンスの変動は1%未満で(たとえばメインスピーカーが8オーム、サブウーファーが4.7kオームと仮定すると、アンプから見ると負荷が7.9864オームになるだけ)、アンプにとっての負荷の増大はまったく無視できます。サブウーファーは、そうやって分けてもらった微小な信号を加工し(ハイカットや位相。しかもCRフィルタが使えるので小型化ができ、連続調整も容易になる)、自前のパワーアンプで目的の音量まで増幅します。 正直なところ、片チャンネル1万円も出して、ろくに調整も出来ない、むしろ音を悪くする可能性の方がはるかに高い代物を工作するよりは、出来合いのサブウーファーを買った方がはるかに良いです。余ったスピーカーを何とかしたいという気持ちは、もちろんよく分かりますが... もし、30cmクラスのウーファーを持ったスピーカーであるのならば(20~30Hz程度の音域は大型スピーカーでも苦しいので、並列化して音量を稼ぐメリットはあります。10数cm~20cmくらいだと、並列化のメリットは乏しいでしょう)、ツイーターを引っぺがしてその穴を塞ぎ、チャンネルディバイダと中古のパワーアンプを用意した方が良いでしょう(細かいことをいわなければ両方合わせて数万円で調達できるでしょう。ただ、その場合でも、やはり専用設計のサブウーファーには敵わない部分がありますから、「実験」にどれだけ投資できるか、という感じです。普通にオーディオを楽しみたいのなら、やはり市販品を買ってしまった方が早いです)。
お礼
丁寧な説明ありがとうございました。 どのような処置をしてもスピーカーを増やすことのメリットは皆無と言う事ですね 何度もありがとうございました。
- Yorkminster
- ベストアンサー率65% (1926/2935)
>> アンプから出てる端子は中でただ並列でつながっているだけなのですか? // 普通は、そうです。むしろ、そうなっていないアンプの方が珍しいでしょう(私は知りません)。したがって、基本的には、切替器もしくはバイワイヤリング用に使うべきものと考えた方が良いかと思います。先述の通り、電気的に問題がなくても音質面でのメリットはありませんから、同時に使う場合でも別の部屋で鳴らすくらいしか使い道はありません。 なお、サブウーファー的な使い方を想定していることは予想していましたが、その場合でも、スピーカーAのウーファーとスピーカーBのウーファーとの帯域がほぼ重なりますから(ふつう数10Hz~3000Hzくらい)、干渉しあいます。普通のサブウーファーは、干渉が生じないように数10~100Hz程度でハイカットし音量や位相も切り替えられるよう、専用のアンプを内蔵したアクティブ型になっています(この場合はアクティブ型なので、並列に繋いでもインピーダンスの問題は生じません)。
お礼
回答ありがとうございます。 すみません最後に質問良いですか?普通のスピーカー出力から引いてきて 10~100Hzまでハイカットするネットワークを作ることは出来ますか?? その場合、インピーダンスに変化はありますか?? 何度もすみません
- Yorkminster
- ベストアンサー率65% (1926/2935)
結論からいえば、お勧めしません。理由は、次の通りです。 (1) 「スピーカーの箱に書いてあるインピーダンスは6Ω」ということは、そのスピーカーのウーファーユニットのインピーダンスがおよそ6オームということです。これに対して、アンプは、「アンプの方のスピーカー出力には4Ω(二組で8Ωです)とかいてあります」から、2組のスピーカーを繋ぐときは、それぞれが8オーム以上でなければなりません。したがって、この時点で、すでにアンプの定格を超えています。 直列に繋げば(アンプ(+) >> スピーカーA(+)-(-) >> スピーカーB(+)-(-) >> アンプ(-))、アンプの負担にはなりませんが、音質は確実に劣化します(スピーカーから見ると、アンプとの間に抵抗が挟まった状態になるから。しかもスピーカーはコイルなので高域が減衰する)。 (2) かりにアンプの側で問題がない場合は、ツイーターだけ切っても構いません。抵抗器はウーファーと能率を合わせるため、コンデンサは低域をカットするためのものですが、ウーファーの動作には関係ありません。しかし、その場合でも、2つのスピーカーのウーファー(およびバスレフポート)が相互に干渉しあって、音質は悪くなります。 したがって、どのような場合であっても、複数組のスピーカーを同時に鳴らすことにメリットはありません。大きなホールで満遍なく音を行き渡らせる目的であれば、複数組を同時に使うこともありますが、一般家庭で普通に使う限り、そのような使い方をする意味はありません。
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回答ありがとうございました。 「2組のスピーカーを繋ぐときは、それぞれが8オーム以上でなければなりません。」 ということは、アンプから出てる端子は中でただ並列でつながっている だけなのですか?
>アンプにスピーカー出力が二つあるので以前使っていたスピーカーを繋ぎたいのですが スピーカーの出力が二つあるということは二系統ですよね。 スピーカーのセレクターが付いていませんか? 例えば、A系統とB系統があれば、A系統のみ鳴らす、B系統のみ鳴らす、両方同時に鳴らすというように選択ができるはずです。 単純に、今使用しているスピーカーと以前使用していたスピーカーをそれぞれ繋ぎ、好みでチョイスすればよいのでは? >ツィーターを切ろうと思ったのですが、中に小さな基盤が入っていたのでツィーターだけ抜いて良いものかと悩んでいます。 ウーファーとツィーターは、それぞれ再生周波数の役割分担を行なっています。例えば、ウーファーは60~2000Hz、ツィーターは 2000~20000Hzというようにネットワーク(コンデンサーとコイル)で再生周波数を分けているわけです。 従って、上記の例でいえば、ツィーターを切るということは 60~2000Hzしか再生できなくなり、質問者様が意図している意味を計りかねます。 >ツィーターのほうは抵抗とコンデンサーを挟んでいます。 +と-を青い何か(両脇から磁石の様なものが見えます)がまたいでいます。 これがネットワークでしょう。 磁石のようなものがコイルで、抵抗は単に過剰な電流を流れないようにするためのものだと思います。 http://www9.wind.ne.jp/fujin/diy/denki/audio/speaker-netwok.htm
お礼
回答ありがとうございました。 「質問者様が意図している意味を計りかねます。」 説明が足りませんでした、ツィーターを切ったスピーカーをそのまま使うのではなく ウーファーを箱の中に入れアクリルで蓋をしてサブウーファー的な役割をしてもらおうかと思っていたのです。 そういった効果は得られないのでしょうか?
- Vwiyoonn
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あまりお勧めしません。 その回路は、入力信号をツィーターとウーファーに割り振るための回路で、ツィーターを電気的に外してしまうとその回路を経由してウーファーを鳴らすと、もこもことした音となることが考えられます。 また、アンプとウーファーを直結した際も高域の欠けた鳴り方となると思われます。 さらに、どちらのつなぎ方でも負荷が低くなりすぎてアンプに好ましい影響を与えないのではないかとも推測されます(特に後者)。 で、スピーカーの出力が二系統あって二組のスピーカーを同時に鳴らすのでしたら、一方のスピーカーの組を45度ほど外側に向けて高域を壁に反射させるというのもアリじゃないですか? これだとわざわざ面倒なことをしなくっても高域を減衰させる効果が得られるばかりではなく、いつもと違ったステレオイメージが得られると思いますよ。 また、一言に同じようなスピーカーといっても、聞き比べると相当音質は違っているんじゃないかと思いますよ。二系統を同時に鳴らすだけではなく、系統ごとに出力を切り替えられるんでしたら、片方をアコースティック向き、片方を電気楽器向きとか、片方をながら聞き、片方を本気聴きといった使い分けもあると思いますけど。
お礼
回答ありがとうございました。 「もこもことした音となることが考えられます。」 説明が足りませんでした、ツィーターを切ったスピーカーをそのまま使うのではなく ウーファーを箱の中に入れアクリルで蓋をしてサブウーファー的な役割をしてもらおうかと思っていたのです。 しかし、アンプに悪影響を与えてしまうとのことなので考え直します。
お礼
回答ありがとうございました。 当初は、アンプにどれぐらい悪影響が出るのか心配していましたが アンプへの影響も多少あり、音質にいたっては下がるとなっては あきらめるしかないようです。 ありがとうございました