• ベストアンサー
※ ChatGPTを利用し、要約された質問です(原文:アンプのA級、B(AB)級の出力差)

アンプのA級、B(AB)級の出力差とは?

このQ&Aのポイント
  • アンプのA級とB(AB)級は、出力の大きさに違いがあります。大抵の場合、A級アンプは小さな出力であり、B級アンプはより大きな出力を持ちます。一般家庭では、A級の30Wも十分な出力とされていますが、B級の場合は同じメーカー・シリーズでも出力によってランク付けされることがあります。
  • 具体的には、ラックスマンのL-509u(AB級)とL-509aII(A級)がありますが、後者の方が人気があります。また、ヤフオクなどでもA級を謳っているアンプは古くても人気があります。
  • A級は常に最大出力の電力が供給されるため、急峻な音楽信号の変化に対応できると言われています。一方、B級でも音楽信号の変化に対して十分な電力供給ができると思われます。また、A級は暖かみや真空管のアンプを思わせる特性があるとも言われています。ただし、実際には自分自身で音を聴かなければ、どちらが良いかはわかりません。

質問者が選んだベストアンサー

  • ベストアンサー
  • tosibo-ff
  • ベストアンサー率24% (111/456)
回答No.3

アンプにおいてA級B級というのは、設計するときのバイアス電圧の掛け方による違いです。音楽信号でスピーカーを鳴らすためにはある程度の電力(パワー)いります。通常電圧だけを増幅する部分(前段と言う)はすべてA級となっています。A級動作とは、トランジスターや真空管のような増幅素子の入力出力曲線の直線(入力に対して出力が1時比例に増える部分)のみの範囲で使うことを言います、したがってひずみが少なく良い音になります。しかしそれでは実際に使用できる範囲が狭くてそのためA級アンプは出力が小さめなのです。大きなパワーを得るためには、増幅素子の、信号を入れて出力が出てくる電圧(カットオフ点)に動作の基準点を決めて,正負半分づつ二つの素子に役割を分担させます。これをプッシュプル接続と言ってB級の場合はすべてこれになります。でもこれだと0Vから直線部分までの歪む領域が入ってしまうので、通常はほぼ直線領域が使えるAB級となっています。またA級の場合常にかなりの電流を流しているので、急激な信号(ドラム、シンバル等)が入った場合でも歪みにくい(電気においても慣性の法則のような作用があります)わけです。B級、AB級の場合はこの逆で、ほぼ電流0からいきなり大電流が流れることになり歪みやすいわけです。従って柔らかいひずみの少ない音を好む人は、同じく柔らかい感じのする真空管アンプを好みます。実際の音を聞いてみるとほとんど、私の場合感じませんが、個人差も大きいですし、長時間聞いている場合などは影響するかもしれません。ただA級アンプの出力の大きなものは非常に高額になるので、ぜいたく感はおおきいです。

renewallife
質問者

お礼

>(電気においても慣性の法則のような作用があります) なるほど!電気における慣性の法則ですか。 >従って柔らかいひずみの少ない音を好む人は、同じく柔らかい感じのする真空管アンプを好みます。 A級が「柔らかい音」というのは歪みが少ないからなのですね。 納得がいきました。感謝いたします。

その他の回答 (2)

  • c80s3xxx
  • ベストアンサー率49% (1634/3294)
回答No.2

電気回路的にいえば,ポイントはクロスオーバー歪みの問題だけでしょう. あとは気分とかいろんな要素はありますが,本質的ではありません. A級動作は音が出ていようがいまいがトランジスタはほぼ一定の熱を発生し続けます.B級動作は実際に出力に電流が流れるときに熱損失が発生しますから,発熱量は少なくてすみます.素子が熱をもつということは,結局壊れるということなので,言い換えると同じトランジスタなり真空管であれば,B級の方が大きな出力が得られます. クロスオーバー歪みはB級の最大の欠点です.現実的にはほとんどの場合これを逃れるためには純B級の動作はさせません.AB級と呼ばれる,A級とB級の中間の動作にします.B級に近いAB級というか.こうしてもクロスオーバー歪みが完全になくなるわけではありませんが,格段に小さくなります. ただ,簡易式の回路だと,純B級動作も可能です.もっとも,オーディオ用として市販しているアンプではそういう回路は採用されていないとは思いますが. A級ではクロスオーバー歪みは出ませんが,素子というのは必ず非直線性と非対称性がありますから歪みがなくなるわけでもないです. 個人的には A級だからとかB級だからというのはあまり意味がないと思っています.それ以上にいろんな要素で音が変わるので,自分がこれでいいと思えるんならそれでいいじゃないか,ということです. 何のためにアンプを使うのかといえば,気持ちよく音楽を聴くためですから,それができるなら回路が何であろうがどうでもいいというか.

renewallife
質問者

お礼

>何のためにアンプを使うのかといえば,気持ちよく音楽を聴くためですから,それができるなら回路が何であろうがどうでもいいというか. 確かにそうですね。いつか試聴してみたいと思います。 ありがとうございました。

  • ASIMOV
  • ベストアンサー率41% (982/2351)
回答No.1

A級というのは最大出力の時と同じ電流が、無信号時にも常時流れています(その電流は当然「熱」として無駄に消費されています) 信号が入ると、その電流はスピーカーの方に流れを変える様になっています B級の場合は、無信号時にはほとんど電流が流れていなくて、信号が入ったときにスピーカーに電流を流します この、電流を「水」の流れだと思ってください A級は常時流れている水流の向きを変えるだけなので、反応が早い B級は信号が入ってからバルブを開ける様な物なので、反応が遅い この遅さが音の「歪み」になります あと、よく言われるのが、クロスオーバー歪みです B級では、出力トランジスターの出力が0Vを境に+側と-側で切り替わります この時の動作が非線形なので歪が発生すると言われています AB級は、A級とB級の中間の動作をします 小出力時にはA級、ある主力からはB級動作をします 一般に、小出力時の方が歪を感じやすいので、この様な方式が考えれたのだと思います

renewallife
質問者

お礼

ありがとうございました。参考になりました。

関連するQ&A

専門家に質問してみよう