住宅金融公庫は使えますか？

質問

親の家を、子供が購入する場合、住宅金融公庫は、利用できますか？

回答No.1

Domenica

住宅ローン審査経験者です（プロパー、旧・住宅金融公庫融資とも担当経験あり）。

平成19年３月をもちまして、住宅金融公庫一般融資の取り扱いは終了しています。
特別経過措置として、『住宅積立債券』の積立をされていた方など、ごく一部は、住宅金融公庫から組織替えをした『住宅金融支援機構』が業務を引き継ぎ、利用できなくはありませんが、利用可能対象者は本当にごく僅かです。
ですから、ご質問者さま（もしくはお子さん）が「住宅金融支援機構の特別経過措置としての住宅購入資金融資」を利用できる可能性は、相当低いと思います。

住宅金融支援機構が関係する『フラット35』という商品はありますけれど、ご質問文の「親の家を、子供が購入する場合」という文言をどう捉えるかによって、利用できるできないが違ってきます。
(1)親が居住するための住宅を購入するが、その購入資金を子名義で借りる
(2)現在、親名義となっている住宅について、子が親から『購入する』形を取るためその購入資金を子が借りる

(1)、(2)のいずれでしょう？

(1)ならば、『フラット35』は利用できます。
http://www.flat35.com/kaitei/shinzoku.html

(2)の場合は、『フラット35』を含め、融資の対象と認めている金融機関は殆どないと思います。