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コンパクトデジカメのヒストグラムの活用の仕方
お世話になります。 オリンパスのC-730UZとC-4100Zを所有しておりますがヒストグラムの活用の仕方がいまいち分かりません。 野外と室内と半々ぐらいの割合で撮っています。 ヒストグラムに白の画像全体のヒストグラムと緑のAEターゲットマーク内のヒストグラムがあるようですが、緑色のヒストグラムを真ん中に合うようにすれば適切な写真が撮れるのでしょうか? また、ヒストグラムの波が端の方に偏っている場合、何を操作してヒストグラムを動かしていけば良いのでしょうか。 初心者レベルの私にも分かるようにご教示頂けませんでしょうか。 宜しくお願いします。
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白は、画面全体のヒストグラムを、緑のAEターゲットマーク内のヒストグラムは、選択されているフレーム内のヒストグラムを表示しています。 ヒストグラムと言うのは、画像の輝度を0~255の256段階で、左端の輝度を0、右端の輝度を255として、その成分をグラフ化したものです。 左端の裾野が切れている場合は黒潰れの部分があり、右端の裾野が切れている場合は白トビが発生しています。 中央に山のピークがあって左右の裾野が切れていないのが理想ですが、現実には、被写体の輝度の分布は複雑で、且つ、デジカメで再現出来る光度比は±3EV以内ですから、暗い部分と白い部分のどちらかを犠牲にせざるを得ない場合もあります。 ヒストグラムを見ながらの露出補正方法の一例ですが、白いドレスの人物とか雪景色では、ヒストグラムを見ながら、プラスの方向に露出補正を掛けます。そうしないと白いドレスや雪がグレーのドレスや汚れた雪になってしまいます。ただ、質感を残しながら白トビさせないように補正するには、慣れが必要です。 レタッチソフトで明暗補正は可能ですが、一旦黒潰れや白トビを起こしたデータは、0か255ですから補正のしようが有りません。 AEターゲットマークは、光度比の激しい被写体、例えば、人物に日が当っていて背景が日陰とか、逆光や空をバックにした人物など、主たる被写体を緑のフレーム内に納めると、フレーム内の光度比のみをヒストグラムとして表示するものです。これで、フレーム内の被写体が適正露出か否かを判断します。 なお、撮影時のヒストグラムは、モニターに映っているヒストグラムを、再生時は、実際に記録されたデータのヒストグラムを表示するので、若干の食い違いがあります。
お礼
遅くなりましたが大変詳しいご回答を有難うございました。 露出についてもある程度分かってきました。 また少しずつ勉強していきたいです。有難うございました。