外国語学部

質問

自分は外国語学部を目指している高校生で、「英語を学びたい、留学したい、英語圏で将来働きたい」という思いで外国語学部を志望しています。
そこで不安に思うことがあるんですが、英語を話せることは最近では珍しくもなくなり（海外では当然ですし）、世間では「英語＋αでないといけない」という風な話をよく耳にします。確かに「英語を学ぶ」という面では外国語学部は良いかもしれませんが、『「＋α」も得て、かつ「英語も学ぶ」のであれば他の学部でも良いのではないか？』と最近思い始めました
以上のことを踏まえて聞きたいのですが

１、外国語学部のメリットは何なのでしょうか？
２、仮に外国語学部で真剣に勉強すれば、海外で働いたり、暮らしたりすることは可能なのでしょうか？
３、外国語学部で「＋α」を得ることは出来るのでしょうか？また得られるのなら、どんなことを得られるのでしょうか？

愚問かもしれませんが、答えていただけると幸いです。

回答No.3

nidonen · ベストアンサー

仕事で英語を使う機会が多い、商学部出身者です。

１）英語に限って言えば、ネイティブの講師が多く、会話の
訓練には役立ちます。また、英米文学の授業も充実しています。

　ただ英会話というのは基礎的な語学力が身に付けば、あとは
本人がどれくらい話題を持っているか、議論好きか、社交的か
などが重要です。我々は誰でも日本語が話せるのに、会話が苦
手な人が珍しくないのと同じことです。

２）私見ですが、ほとんどプラスにはならないと思います。海
外で働きたいという希望を持つような人は、海外で働くのに必
要なのは専門的な語学力ではなく、特定分野でのスキルです。

　私の経験ですが、ある海外企業との会合でプロの通訳が入って
いました。しかしその通訳は、「 この ＣＰＵ は 600 メガバイト」
みたいな誤訳を犯していました。ちょっとでも ＩＴ の知識があれ
ばありえないミスです。

　また、最近見た外資系企業の書類（ 日本語 ）に、アリゾナ州
タクソンと書いていました。どうやらツーソン（ Tucson ）のこと
のようです。ビートルズのゲットバックにも歌われる有名な地名
ですが、海外地名に馴染みがない人はこういったミスを犯します。

３）かなり難しいと思います。外国語学部は学者や教員になるか、
もしくはマイナー言語を習得するにはいいところですが、英語の
ような普遍的な語学の習得には不向きだと思います。

　ちなみに欧米の大学には、外国語学部はほとんどありません。
日本語を学ぶなら、東アジア研究の学科に進むといった感じです。
私見として、英語（ 米語 ）を学ぶなら米国の基本的な地理や歴
史も学んでもらいたいのですが、こういったものは興味がないと
身には付きません。私も今ではかなり米国地理に詳しいのですが、
若手社員のころは ＳＦ と ＬＡ の位置関係すら知りませんでした。

> 「英語を学びたい、留学したい、英語圏で将来働きたい」という思いで外国語学部を志望しています。

　地方の学生が東京で働きたかったら、どうするのがベストですか？
大学で江戸弁を学んだりせず、とっとと東京の大学に行きますよね。
英語圏で働きたいのが最優先なら、留学すべきです。

　それが無理なら、ひとつには技術者になって欧米のＩＴ企業に勤めるか、
もしくは法学部や経済学部を出て海外展開している企業に勤めるのが
近道でしょう。少なくとも日本で社会人経験をもたない日本人を採用
する欧米企業があるとは思えません（ 外資系企業の日本支社を除く ）。

お礼

非常に参考になりました
回答していただいた意見を参考にして考えていきたいと思います
ありがとうございました

回答No.2

noname#98232

1.外国語学部は「語学」を学ぶことがメインです。当然のことながら、他学部の場合、語学の授業はほんの一部です。希望すれば語学の授業を多くとることもできますが、強い意志がなければ継続するのは難しいでしょう。
2.真剣に勉強すれば、海外で働いたり暮らしたりするのに学部は関係ありません。
3.外国語学部の場合でも3、4年次に専門分野を選択し学ぶことになります。具体的には「アメリカ等の諸外国研究」「国際政治」「言語学」など、外国語と密接に関わる内容が多くなります。よって、外国語学部で日本の政治・経済や法律等を本格的に学ぶことは難しいでしょう。
ただ、大学によっては他の学部の授業を履修できたり、経済・社会学系の科目を多く備えている外国語学部もあります。
質問者様が何を専門的に学びたいか（＋＠の部分）を考えた上で、志望する大学のカリキュラム内容を調べてみて、外国語学部にするか、他学部で専門分野を学習しながら英語を頑張るか決めていけばいいと思います。

回答No.1

noname#54559

外国語学部のメリットは、普通の大学では学べない、珍しい外国語の授業もあるということではないでしょうか。普通の大学では、せいぜい、英語、フランス語、ドイツ語、スペイン語、中国語、韓国語くらいです。それ以外のアラビア語、スワヒリ語などは、外国語学部でないとなかなか学べないのではないでしょうか。
英語だけ学ぶのなら、外国語学部のメリットは低いと思います。外国語学部で英語のほかに経済や法律を学ぶのは大変です。でも、英語とアラビア語を学ぶ、という場合は、外国語学部にメリットがあると思います。
また、留学したい、英語圏で働きたい、という場合、外国語学部でも他の学部でも、本人しだいなので、なんともいえません。