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新聞折り込みチラシの画像解像度を350dpiから300dpiに下げたい
印刷業界の者ではありませんが、新聞折り込みチラシB3(4C/4C)を自作してます。 チラシ両面に約200個のEPS画像をIllustrator上に配置(リンク)しており 少しでも動作を軽くする目的で・・・ 配置画像(Photoshopでスキャナ読み取り)の解像度を現在の350dpiから300dpiに下げたいのですが、 一般的に新聞折り込みチラシの解像度はどの程度なのでしょうか? 今まで「175lpi(175線)×2=350dpiが適切」という情報にこだわってきたのですが 300dpiにしたいと思います。350dpiは印刷所の指示ではなく私が決めたものです。 350dpiから300dpiに解像度を落とすとファイルサイズが約25%小さくなり オンライン入稿の時間が短縮されるのも魅力です。 なお、配置画像のサイズは大きくても8cm×8cm程度で、 カタログやパンフレットクラスの品質は必要としません。 印刷所に相談する前に一般的な情報を教えて下さい。
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解像度が異なる画像の混在で大した問題は起きません。 よほど気を付けて見ないと分からない程度の差です。 そしてその差は一般の方には分かりませんよ。 実際、私は200dpiから400dpiを混在させたデータを作っておりますし。 大量の画像の一括解像度変換には、Photoshopのアクション機能を使います。 1つのフォルダに元画像を入れておいて、もう1つ新しいフォルダを作ります。 用意ができたら、アクション記録スタート! 開く→解像度変換→フォルダを指定して保存→ウィンドゥを閉じる→アクション終了・保存 これで準備完了です。 後はこのアクションをフォルダ単位にかけます。 これでPhotoshopが自動的に次々と解像度変換・別フォルダに保存をくり返します。 退社する時にスタートさせておけば、翌朝までには終了しているでしょう。 (細かい手順はマニュアルを参照してください。) スキャニングを家庭用スキャナで行われているのですね。 チラシなら色調はさほど精密でなくても十分役に立つのでしょう。 これも理想的には製版スキャナを使う事ですが、コストがかかりますしね…。 私は入稿時にICCカラープロファイル埋め込みはやりません。 それを推奨する印刷所も多かったです。 異なる環境下でも同じ色調を再現するための仕組みですが、 これによって画像の各阪の%が変わるものではないからです。 レタッチは%を確認しながらやっています。 この方法で仕上がりに問題が起きた事はありません。 W52CAさんのやり方を色々お聞きできて感謝しています。 今のお考えで概ね問題はないだろうと思います。 よく勉強され、それを実際に試されている事がよく分かりました。 DTPデータの作り方は人により様々です。 これといった決定版がないのが実情ですので、こういう機会はありがたいです。
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- papuatama
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> 当方の画像解像度は300dpiに下げて、印刷所への出力指示は350dpiでOKという意味でしょうか? > それとも従来通り、画像解像度は350dpiの方が適切という意味でしょうか? 印刷所に出力指定紙があれば線数指定欄があるはずです。 ここに製版仕上り線数を記入します。 (私が入稿先する際は350dpiで指定しています。) 同一紙面に異なる解像度の画像が含まれている場合は、指定解像度に統一されます。 仕上がり精度の高さはさほど要求しない。 少しでも入稿データを軽くしたいという事でしたので、 入稿データは300dpiで十分とお答えしました。 製版データ製作の理想はあくまでも350dpiです。 > 350dpiですと「カラーマネジメント上でトラブルが少ない」との事ですが > 300dpiにした場合、350dpiの時よりカラーマネジメント上でトラブルが発生しやすいのでしょうか? どこまで精密なカラーで仕上げるかによりますが、 デジタルデータで撮影してくれるカメラマンに依頼すると、 必ず原寸350dpiのレタッチ済みデータで納品してくれます。 製版段階で線数を増やすという行程中にデータを補完しています。 この過程で一度データ変換が行われます。 カラーマネジメント上は問題が残りますよね。 これをどこまで許容するかは仕上がり精度の要求によります。 経験上は、よほど予算を割いて制作環境を整えない限り、 製版所のようなカラーマネジメントは困難であると思います。 むしろカラーピッカーで色調を%で確認する方が容易な方法です。 例えば肌色や青空などは画面の色調を頼りにするよりよほど精度を出せます。 どこまで仕上がりをシミュレートするか悩ましいところではあります。。
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度々回答ありがとうございます。 製版データ製作の理想は350dpiとの事で了解しました。 >印刷所に出力指定紙があれば線数指定欄があるはずです。 >ここに製版仕上り線数を記入します。 今まで3つの印刷所に依頼してきましたが、そういった要求は一度もなく 最初から私が解像度350dpiで入稿しますと断言したので、何も言われなかったのかもしれません。 300dpiで問題ないか休み明けに印刷所に確認してみます。 ここで不安点がでてきました。 それは300dpiと350dpiの画像を混在して配置して問題ないかという点です。 次回チラシは既存の350dpi画像の多く(約80%)を使用する予定で、混在に問題があるとすれば 350dpiから300dpiへの解像度変換が必要となります。 解像度一括変換ソフトでもあれば話は別ですが、大量の画像をPotoshop で行おうとすると大変な作業になります。 カラーマネジメントに関しては、チラシ作成当時から意識してたのですが Adobe Gammaだけでは厳密なモニタのキャリブレーションができない事を実感して 最近安くなったモニタキャリブレーションツールを導入する予定です。 しかし、スキャナ自体が定価4万円位の家庭用なので、厳密なキャリブレーションを行う事が困難な事がわかりました。 でも運良く?一番最初に使用したスキャナはAdobe RGB設定環境で読み込めば、 原画に近い色合いがでる事をつい最近検証したばかりです。 新機種だからといってカラーマネジメントに関しては問題有りの機種がある事がわかりました。 予算の関係で製版所で使用してる高額なスキャナの導入は無理ですし 折り込みチラシですから、カラーマネジメントはこのレベルでいいかと思ってます。 最後に、参考までに前回のチラシデータの総容量は150MBでした。 しかし、EPS画像にはICCカラープロファイルが埋め込まれており、 次回からは埋め込みなしにする予定です。埋め込みなしにすると総容量は約半分近くまで軽減されます。 これだけでも入稿データは軽くなると思うので、今回の解像度変更が問題なければ大満足という事になるのですが... 最後に思いつきましたが、このカラープロファイルを外す時に300dpiへの解像度変換を行えばよいのかもしれません。
- papuatama
- ベストアンサー率52% (47/89)
結論からいうと300dpiも350dpiも仕上がりはそう変わりません。 解像度と線数はW52CAさんの理解で、おおよそ間違っていないと思います。 通常、オフセット印刷の線数は175線。 これで、1インチあたり175個の網点を構成します。 DTPデータでは、その網点があるかないか(0か1か)の情報が必要で、 2倍の350dpiとなります。 注意したいのは、この解像度が適用されるのは画像だけで、 文字やトレース原稿などの線画は別の解像度=1200dpiになります。 これは初期の電算写植の解像度が今に生きている数値です。 話しを戻しまして…。 最終処理はすべて300ないし350dpiで統一されるものの、 データ制作時にすべての画像がこの解像度を必要とするわけではありません。 私の経験では300dpiもあれば、まず350dpiとの差は分かりません。 では、それ以下の解像度の場合はというと。 仕事で、背景イメージ写真の解像度で実験した事があります。 100dpi 背景画像としてもギザつきが出て使用に耐えません。 150dpi アウトフォーカス気味のイメージ写真なら何とか…。 200dpi ページ全面に敷くような背景写真なら、さほど問題は生じず。 250dpi 商品写真で使用するには無理が出てくる。パッケージの商品名がボケる。 300dpi まずほとんどの画像で問題なく印刷される。 350dpi カラーマネジメント上でトラブルが少ない。 400dpi 私はこの解像度に統一しています。理由は修正時の多少の拡大に耐えらるから。 以上をおおよその目安にしていただけば間違いないかと思います。 印刷所への出力指事は従来通り350dpi出力で大丈夫です。 後は現場の方で処理してくれますから。 Illustratorで大量の画像を配置すると重たくなりますよね。 QXやInDesignなどのページレイアウトソフトを使えば楽になりますよ。 同じEPSでデータを作ってもフォルダ全体では驚くほど軽量になります。 以前、Illustratorで作ってたページものが1GBを越えていましたが、 InDesignに切り替えたとたんCDR1枚に入るほど小さくなりました。
お礼
詳しい回答ありがとうござす。 大旨理解できましたが、念の為2点確認させて下さい。 >印刷所への出力指事は従来通り350dpi出力で大丈夫です。 >後は現場の方で処理してくれますから。 この意味ですが、当方の画像解像度は300dpiに下げて、印刷所への出力指示は350dpiでOKという意味でしょうか? それとも従来通り、画像解像度は350dpiの方が適切という意味でしょうか? >350dpi カラーマネジメント上でトラブルが少ない。 当方、カラーマネジメントは当初から意識しておりますが、未だに試行錯誤の状況です。 その詳細状況を書くと長くなるので省略しますが、 350dpiですと「カラーマネジメント上でトラブルが少ない」との事ですが 300dpiにした場合、350dpiの時よりカラーマネジメント上でトラブルが発生しやすいのでしょうか? 以上、確認の為にお聞かせ願いますm(_ _)m
考えておられる程度の品質であればまったく問題ありません。 そもそも175線(350)の印刷物と150線(300)の印刷物を見比べても違いがわかる人はあまりいないでしょう。さすがに100線(200)となればよーく見ると粗いなあと気が付きますが。その程度です。 線数よりむしろピンボケの程度やシャープさの程度の方が差が出るように思います。 「今度のチラシは質が落ちたなあ」と言う人はおそらく皆無です。
お礼
回答ありがとうございます。 全く問題ないとのアドバイスで安心しました。 話はそれますが、同じスキャン条件でも原画の品質が悪いと モアレ除去の為に、Photoshopでぼかし(ガウス)やアンシャープマスクをかけます。 モアレ除去はできても、そもそも元の画質が悪いのですから 生写真のように光沢のあるシャープな画質にはどうあがいてもできません。 解像度が350dpiでも300dpiでも、約200個の配置画像の中で 画像品質にバラツキがでてしまう方が気になります。 これはどうにもなりませんね。
- gungnir7
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350DPIというのは印刷所の通達なのでしょうか? (今までそれでやって来られたのだからそうだと思いますが) 線数についてはよくご存じでしょうから省略しますが、 網点の関係で結局解像度はどこかで調節してやらなければならないと思います。 それをあなたの方でやるのか、印刷所の方でやってくれるのかですね。 印刷所には600DPIとか高解像度の画像を持ち込む方もいるので 印刷所対応もしてくれるはずですけどね。
お礼
回答ありがとうございます。 >350DPIというのは印刷所の通達なのでしょうか? 申し訳ございません。質問内容に記載の通り、私の判断です。 今まで3つの印刷所に依頼しましたが、どうしても350dpiでなければ いけないという話は聞いた事がありませんでした。 >線数についてはよくご存じでしょうから省略しますが、 実は勉強不足で線数の事は知らずに350dpiにしておりました。 ネット検索すると、多くの印刷所が要求する解像度が300~350dpiでしたが カタログやパンフレットでもなく折り込みチラシ、しかも画像サイズ は大きくても8cm×8cm程度なので、300dpiでも問題ないかと思った次第です。 350dpiから300dpiに下げる事により、網点の関係で解像度を調節する必要が どこかででるのかどうかは私にはわかりません。 休み明けに印刷所に相談してみます。
- p-p
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350dpiというのは4色合計なので 各ドットがフルカラーならもうすこし解像度が低くてもかまいません カタログほどの解像度が必要ないなら画像解像度は200dpiもあれば十分です ためしに画像解像度200dpiで8x8cmパソコンプリンタで印刷してみてください そんなに悪くないことが実感できるはずです
お礼
回答ありがとうございます。 アドバイス通り、画像解像度200dpiで8x8cmパソコンプリンタで印刷してみました。 結果は普通紙印刷では違いがほとんどわからず、高品位専用紙で網点の違いがわかる程度です。 網点に関しては高品位専用紙以上の用紙でプリントアウトすれば パソコン画面(Photoshop)で見た時と近い感じになります。 解像度200dpiでこのレベルですから、300dpiなら文句ないと私は判断します。
お礼
こちらこそ貴重なアドバイスをいただき大変感謝しております。 解像度が異なる画像の混在で大した問題はないとの事で、今後は300dpi画像に統一する意向を 印刷所に伝える予定です。 >大量の画像の一括解像度変換には、Photoshopのアクション機能を使います。 Photoshopのアクションは初めてでしたのでバッチ処理で難航しましたが ダミーデータを作成し、名前をつけずに保存する事により300dpiの解像度変更に成功しました。 約200個の画像データのバッチ処理に要した時間は約3分であっと言う間でした。 さらに、埋め込まれていたカラープロファイルも一気に破棄できたので一挙両得でした。 ファイル容量は予想通りとまではいきませんでしたが、ちょうど50%まで低減されました。 Illustratorの読み込み時間(オーバープリントプレビュー)が約15%短縮されました。 ICCカラープロファイルの埋め込みを推奨しない印刷所が多い事を最近知り、 今までカラープロファイルを埋め込んでいた意味が自分でもわかりませんでした。 これで作業性がよくなると思いますので、今後のチラシ作成が楽しみです。 書き忘れましたが当方の環境はWinXPで、入稿先はMac OSXです。 本当にどうもありがとうございました。